『GUNSLINGER GIRL』視聴四回目のつぶやき

アニメ例会課題『GUNSLINGER GIRL』の視聴4回目(かつてVHS、DVD、U-NEXTで視聴済み)での感想、原作漫画との演出対比をしながらつぶやいてみました。
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じねん @jinensai

さて、週末のアニメ例会『GUNSLINGER GIRL』の復習とりかかり。まず1話から。

2012-10-23 22:04:09
じねん @jinensai

『GUNSLINGER GIRL』第1話「兄妹」。場面と時間の前後が分かりづらいが、これは「設定」を説明抜きで場面のコラージュで見せようという趣向だろう。「兄」側、運用側、「妹」側・仲間たち、一通り見せて「設定」を視聴者側に推測させるわけだ。

2012-10-23 22:49:07
じねん @jinensai

『GUNSLINGER GIRL』第2話「天体観測」。原作漫画ではこれが1話。内容が前回と大幅にかぶる。正直これが1話でも良かったんじゃ…(前話は過剰サービスかも)。ヘンリエッタはやっぱり南里侑香さんに限るな、うん。そしてジョゼさんは何でも知ってます。

2012-10-23 23:31:56
じねん @jinensai

『GUNSLINGER GIRL』第3話「少年」。エミリオォオオオーーー! 今回はリコのお話。良い娘なんだよなあ、リコも。それだけにこの不条理が切ないのよ(主に視聴者側だけだが)。そしてそれを日常にしてしまう大人社会との対比が「少年」のタイトルにも掛かるわけなのだ。

2012-10-23 23:59:05
じねん @jinensai

さて『GUNSLINGER GIRL』復習。今宵は第4話「人形」から。

2012-10-25 01:06:09
じねん @jinensai

3話はトリエラ回。生真面目なドイツ人ヒルシャーと生意気ツインテール・トリエラはコンビネーション一番上手くいってる感じがする。原作は「SNOW WHITE」なんだけど、サブタイのセンスはアニメ版の浅香さんに軍配だろう。

2012-10-25 01:33:30
じねん @jinensai

「人形」に色々な意味合いを持たせていて、義体であるトリエラ自身も掛かっている。サブキャラの中でも好きなマリオさん登場回な点もあって、私の中ではかなり上位に食い込むep。最初と最後にヘンリエッタの登場シーンを増やした他はほぼ原作忠実回。

2012-10-25 01:37:59
じねん @jinensai

『GUNSLINGER GIRL』第5話「約束」。私のいち押しクラエス登場回。相方のラバロさんがこれまた善い人(ゆえに“公社”の連中とは、もにょもにょ…)。

2012-10-25 02:08:22
じねん @jinensai

今回は名言のオンパレードだが、わけても「その眼鏡をかけている間はおとなしいクラエスでいてほしい。書き換え可能な命令じゃない。血の通った約束だ。」は心に沁みる。構成上この回が先になったが、原作はエルザ回の直後に当たるわけで、浅香監督の仕掛けが始まっているのだ。

2012-10-25 02:11:55
じねん @jinensai

『GUNSLINGER GIRL』第6話「報酬」。重要サブキャラ、フランカ&フランコ登場回。原作準拠だが、テロリストと追跡側の動きを細かく追加して厚みを持たせている。スペイン広場でジェラートが今回のヘンリエッタのご所望でした。

2012-10-25 02:42:42
じねん @jinensai

今宵はここまでにいたしとうございます。

2012-10-25 02:43:13
じねん @jinensai

(ああ、やっぱりナンリエッタの方が良いな…。)

2012-10-25 02:50:05
じねん @jinensai

さて『GUNSLINGER GIRL』第7話「守護」から。

2012-10-25 22:30:21
じねん @jinensai

原作と対応させながら見てるけど、ヘンリエッタ原作では出てないんだな。今回はリコ回というより「ヨハネ(フィレンツェの守護聖人)=ジャン」と「フィレンツェ=フロレンス(今回のリコの偽名)」でジャン&リコ組と重ね合わせている。

2012-10-25 22:54:37
じねん @jinensai

そして前回のフランカ&フランコ回の直後が原作ではアンジェリカの流星雨回だが、浅香監督は構成をいじって流星雨回をラストに回すことになるのだった。(これは13話で収めるための苦心・工夫なのだが。)

2012-10-25 23:00:21
じねん @jinensai

そして『GUNSLINGER GIRL』第8話「御伽噺」へ。

2012-10-25 23:02:00
じねん @jinensai

第8話「御伽噺」。これは原作の「パスタの国の王子様(前後編)」の方が題名として良い感じ。なぜか前後編を1話にまとめているが、キチンとまとまっていて良い密度に仕上がっている。

2012-10-25 23:25:09
じねん @jinensai

何気にパトリツィア(良い眼鏡さんだ!)とプリシッラちゃんが良い味出してる。(野郎どもは、どうにもがさつだ。)

2012-10-25 23:26:39
じねん @jinensai

さらに『GUNSLINGER GIRL』第9話「彼岸花」見るよ。

2012-10-25 23:27:37
じねん @jinensai

『GUNSLINGER GIRL』第9話「彼岸花」。これはアニメオリジナル回。原作だとトリエラ&ヒルシャー回(マリオさん逃走回)直後の「エルザ・デ・シーカの死(前後編)」の前日譚にあたる。

2012-10-25 23:45:46
じねん @jinensai

これはアニメ化最大のヒットだろうと思う。原作はこの前日譚を敢えて省くという手法で、ヘンリエッタによる「謎解き」を最大限効果的に見せているわけで、それもアリなのだが、この前日譚でエルザと担当官ラウーロの機微を見せておくことが実は効果的なのだ。

2012-10-25 23:49:55
じねん @jinensai

エルザ&ラウーロとヘンリエッタ&ジョゼを対比されることで『GUNSLINGER GIRL』という、この物語の根幹を一度視聴者にじっくり考えて貰うことが出来ている。義体は道具なのか人なのか、ラウーロにもジョゼにも一理ある。

2012-10-25 23:52:57
じねん @jinensai

そうした関わり方について煩悶の過程を、エルザ視点で見せることにより、この一連のエルザ絡みのepの収まり具合に深い納得と共感が与えられる。「驚き」に深みや陰影を与えることに成功している。この演出の違いは読み返しが効く本と順に流れるアニメの媒体の違いによるだろう。

2012-10-25 23:57:51