牛久の東洋医先生がトラコパシーに接触

「ホメオパシーは西洋医学などより優れているのは疑いようはない」 「ホメオパシーがプラセボと同等というのは本当は嘘である」 「ホメオパシーがまずいのは、効果ではなく宣伝方法である」 今後、トラコパシーと共同して事業展開を図るのだろうか・・・?
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内海 聡 @touyoui

ホメオパシーについて批判を加えているのは効果についてではない。効果が西洋医学と比して高いことは疑いようがない事実。しかし一般の人はこのホメオパシーが根本的治療の一種であり、西洋医学はアロパシーの一種であるため、ホメオパシーのほうが上だと思っている。しかしそれはすでに錯覚である。

2012-10-25 21:43:16
内海 聡 @touyoui

ホメオパシーと似た考えを持つ治療法にナチュロパシーがある。私はこちらの方が好きだが、どちらが絶対などと論じれるものではない。ただこれらの治療の問題は、その効果ではなく、まず所属する推奨者の啓蒙がダメであること、そしてデータがないことのニ点でこそダメだしされる。

2012-10-25 21:43:48
内海 聡 @touyoui

一昔前にホメオパシーがプラセボと変わらないとダメだしされ(正確に言うとウソだが)、テレビで記者会見した時も、ろくなコメントできなかったことを覚えている。つまりホメオパスであってもナチュロパシストであっても、西洋医学に対して本質的な「用意」ができていない。これは致命的である。

2012-10-25 21:47:09
内海 聡 @touyoui

ホメオパスはいい人の集まりかもしれないが、徹底的なまでに潰されやすい。実はこれはアメリカの歴史をみると一目瞭然であり、個人活動が多く、日本でも同様の歴史を歩んできた。これはホメオパスでなくてもセラピストに共通する傾向。

2012-10-25 21:47:53
内海 聡 @touyoui

西洋医学という存在はもともと人を治そうという気などほとんどない。しかしあくどさと詐欺加減だけは天下一品である。善や偽善で勝てるほどこの世は甘くないだろう、データだけでなくそれらすべてを含めてホメオパスは検討し直さなければならないのだ。

2012-10-25 21:48:16
内海 聡 @touyoui

由井寅子氏率いるホメオパシーの方々と会って感じたことは、彼らは長年にわたり虐げられてきただけあって、なぜそうなるのかという社会情勢や背景や歴史を、よく勉強しているということだ。私はその意味では感心した。それは資格は違っても同じような立場を経験しているからであろう。

2012-10-27 12:08:55
内海 聡 @touyoui

ようするにこれはいいことだ、これはまっとうな根拠だ、これは歴史や統計からも明らかだと唱えれば、この世の中にとっては徹底的な邪魔者であり、利権侵害者でありカルトであり狂信者であるということにされてしまう。この世はそういう世界だ。

2012-10-27 12:09:30

このウォールではホメオパシーについても批判を加えてきた。しかしこの意味をわかっていない人は多い。とうのホメオパスでさえわかっていない人が多いのだから、一般人に理解が難しいのは当然だが。

まずホメオパシーとは何かを皆さんは知っているだろうか?日本語で簡単に言うと同種療法(同毒療法)という。疾患を起こす物質を可能な限り希釈して投与することで、毒は出ないようにしながら免疫や代謝を活性させようという手法だ。これは見方によってはワクチンに近いと言える。

ワクチンを推奨する人の多くはこの考えに基づいているので、信じてしまうのも仕方ない。というよりワクチンが本当にその思想に基づいて行われているなら、それは意味があるかもしれないのだが、現代のワクチンはその思想はもはや存在せず、ワクチンと名がつくだけの混合毒になっているというのが、正確な表現ではなかろうか?

私がホメオパシーについて批判を加えているのはその効果についてではない。効果が西洋医学と比して高いことは疑いようがない事実である。しかし一般の人はこのホメオパシーが根本的治療の一種であり、西洋医学はアロパシー(対症療法)の一種であるため、ホメオパシーのほうが上だと思っている。しかしそれはすでに錯覚である。もちろん西洋医学を信じている人間はここでは論外である。

ホメオパシーと似た考えを持つ治療法にナチュロパシーがある。私はこちらの方が好きだが、どちらが絶対などと論じれるものではない。ただこれらの治療の問題は、その効果ではなく、まず所属する推奨者の啓蒙がダメであること、そしてデータがないこと(私はこちらばかり言っているが)のニ点でこそダメだしされる。これははっきりいえば正当なる医学にどちらが近いかという真面目な議論であったはずにもかかわらず、明らかに情報戦で負けているということだ。これは精神医学と反精神医学の関係にも同じことが言える。

続きあり。


皆さんはホメオパシーやナチュロパシーについて、啓蒙と呼べる情報を見たことがあるか?おそらくほとんどの人が見たこともあるまい。何とかたどり着いたら光り輝いて見えたというところが本音ではないか?一昔前にホメオパシーがプラセボと変わらないとダメだしされ(正確に言うとウソだが)、テレビで記者会見した時も、ろくなコメントできなかったことを私はよく覚えている。つまりホメオパスであってもナチュロパシストであっても、西洋医学に対して本質的な「用意」ができていない。これは致命的である。

最近の精神医学はどうだろうか?まだまだ事実を知る人は昔が0.01なら最近は1か2になってきたというレベルだろう。しかし急速に広がりつつあり、テレビやメディアにも取り上げられ本は売れているし、いろんな学者が気付き始めている。私が今日紹介した免疫学者の藤田氏も、「精神科は今日も、やりたい放題」について強く賛同いただいていると聞いている。この流れはもう止まるまい。

例えばホメオパシーの効果を示すマスデータの一例がある。これは150年前のデータだが、コレラが大流行した時ホメオパシーの病院では死亡率が全体の16.4%だった。しかし西洋医学の病院では50%であった。この記録はロンドンの衛生局によって隠蔽されたが、このようなデータは探せばきちんと出てくる。しかし当のホメオパスの人間たちに、相手を説得する材料が乏しい。個人症例では医学の効果は示しにくいところがあるのだ。

そして最もいけないところは組織力のなさというところだろうか?つまりホメオパスはいい人の集まりかもしれないが、徹底的なまでに潰されやすい。実はこれはアメリカの歴史をみると一目瞭然であり、個人活動が多く、日本でも同様の歴史を歩んできた。これはホメオパスでなくてもセラピストに共通する傾向で、人を診たい治したいという願望は結構なことだが、それには政治力や発信力やあくどさが裏になければ、対抗しようもないという前提がない。これでは人の健康に寄与する目的は達成できまい。

西洋医学という存在はもともと人を治そうという気などほとんどない。しかしあくどさと詐欺加減だけは天下一品である。善や偽善で勝てるほどこの世は甘くないだろう、データだけでなくそれらすべてを含めてホメオパスは検討し直さなければならないのだ。


由井寅子氏率いるホメオパシーの方々と会って感じたことは、彼らは長年にわたり虐げられてきただけあって、なぜそうなるのかという社会情勢や背景や歴史を、よく勉強しているということだ。私はその意味では感心した。そしてそういう人たちは私の本などを評価してくれる。それは資格は違っても同じような立場を経験しているからであろう。ようするにこれはいいことだ、これはまっとうな根拠だ、これは歴史や統計からも明らかだと唱えれば、この世の中にとっては徹底的な邪魔者であり、利権侵害者でありカルトであり狂信者であるということにされてしまう、そういう立場だ。

彼らは自分の弱点が情報戦やデータであることもよくわかっている。ホメオパシーの場合カウンセリング的要素も多く、また社会環境の持ち込みや社会毒を扱うことになるので、全員が回復することはまずあり得ない。これは私がヤク抜きしているのと似ている。どんなにゆっくりとヤク抜きしても悪くなる人は悪くなる。以前出したデータでは約2/3は薬物からの離脱を達成できるが、逆にいうと1/3は達成できないか悪化するか、悪化と周りにいわれて入院するかなどの道をたどる。

私にははっきりいって毒を薄めて投与するというハーネマンの思想、ワクチン的思想が本当に正しいのかどうかは分からない。これは真の意味でもっと検討されねばならない問題である。しかし少なくともその結果率、その成功率、その治癒率は西洋医学などとは比べ物にならないくらい高そうだという点で、異論はない。西洋医学でよくなったといわれている人の大半は、すでに騙されているだけである。西洋医学が普及すればするほど、健診が普及すればするほど、日本人の健康はむしろ悪い方向に向かっていることは、捏造医学ではなく社会学的にとらえれば明らかでしかない。

日本のホメオパシーはナチュロパシーの要素を取り入れようとしていると伺っている。これはよい傾向だと思う。これはいよいよ本格的な戦争が始まりそうな予感がしてきた・・・・・