あずま
@sngazm
昨日のサンマ会で気づいたことは、サンマをきれいに食べる人は、骨を繊細に取り除くことに長けているのではなく、食べても問題ない小骨を大胆に噛み砕いて飲み込むことに長けているのだということ。神は細部に宿るというが、サンマという問題解決においては細部に囚われた結果全体がダメになる事もある
2012-10-27 14:04:16
あずま
@sngazm
ジョブズは自分たちのプロダクトのデザインについて、その細部に至るまで監督し指摘し続けたというが、それは彼の中に完成したプロダクト全体のビジョンが描けていたということだろう。翻ってサンマの場合、
2012-10-27 14:20:13
あずま
@sngazm
箸をつける前に「頭と背骨だけを残したシンプルなサンマ」というプロダクト(骨)の理想的なビジョンが描けないままに、目の前の小骨という問題解決に限られたリソースを割いてしまうことで、全体としてのゴールが見えず、サンマそのものへのソリューションに目を向けられることがなくなる。
2012-10-27 14:20:26
あずま
@sngazm
"Stay hungly, stay foolish" というあまりに有名な彼の言葉は、サンマについても多くのことを我々に教えてくれる。空腹でなければ、サンマに対して真剣に向き合う事はできない。美しいプロダクト(骨)を生み出すためには、自分、そしてサンマへの貪欲さが常に必要となる
2012-10-27 14:33:53
あずま
@sngazm
【まとめ】優れたデザインがそれを使う者に思考を必要としないように、優れたサンマはぽん酢を必要としない。サンマを食べるという行為をただの消費として捉えるか、一つのデザインとして捉えるか。そのスタンスこそが、次世代のリーダーシップを決めるのではないか。昨日は4尾食べた。おいしかった。
2012-10-27 14:51:29