破邪巨星Gダンガイオー感想

発電!名無し・A・一郎(ロボアニメ探求バカ一代) @nanashiborger

初代はスーパーロボットアニメにおける大胆さを盛り込んだならば、Gはスーパーロボットアニメにおける段取りを踏襲したのかなと。初代は映像面、Gは展開に力を注いだかのような。

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第1話の頃は「おい、ちょっと待て!」な面が強かったが、戦闘シーンの見せ方において徐々に惹かれていったのである。

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Gダンガイオーと言えばバーニングブローとダンガイブレード。バーニングブローの単に飛ばして相手を叩くだけではなく、両腕と本体がそれぞれ独立したかのような動きと戦いを見せてくれていたのが心地よい。

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そしてダンガイブレード。射出後の腕から刃が展開される姿がカッコ良かった。まるで百鬼丸みたい。クロストルネードは超電磁スピンよろしくだが、スーパーロボットアニメらしい気合の入った必殺技ではなかったかなと。

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ただ、個人的には分離前の3機での戦いもちょっと見たかったかも。第4、10話などでなかなか頑張っていた回もあったのだが。

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ただ、キャラクターにも触れるが、後半のハーレム・ラブコメを意識した展開に対しては、女性キャラクター陣が1クールでは多すぎた点もありさばき切れなかった点が惜しまれる。

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ダンガイオーの頃にも感じた頃であったが、尺の割にはキャラクターが多いのである。敵サイドが毎回ゲストキャラになったら、今度は主人公サイドのレギュラーキャラが多かったかと……。

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EDを歌われていた水野愛日さんが演じるカスミちゃんについてだが、空也に恋する内気なパイロット候補生の設定があまり活かしきれていないのはちょっともったいなかった。妹属性のカオリちゃんとかも。

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あと他にも3人ほど女性メンバーがいたのだが……誰が誰かまだ分からない所もあるかも(汗)

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また、これは2クール以降で描かれる予定だったと思うが、ミア・アリスが登場した以外に何らかの前作を想起させる描写がなかったのは惜しい。

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それとは関係ないが、Gダンガイオーにおいては敵メカが妙に往年の作品を想起させるデザインも多かった。その点がどう見られるかもちょっと気になる。

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個人的にはOP・EDが初代の初代OP・EDとともに中々の名曲だった。個人的にはOPアニメは是非とも完成させて欲しかった。

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また劇伴を手掛けられたのが渡辺俊幸さんだったことは偶然なのか、あるいは続編として意識した人選だろうか(笑)

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まぁ、そんな訳でGダンガイオー。決してそこまで悪い作品ではなく意外と丁寧な面も見られ初代とは違う魅力を放っていた作品だと思う。惜しまれることはやはり完結していない事なのである。

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多分見られないと思うが、破邪巨星の続編があるとならばやはり楽しみにしておきたい。

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以上、破邪巨星Gダンガイオーの感想は終わり。102番目に視聴完了した作品として心に刻む。