くびき野メディフェス 2012分科会「3.11後の市民メディア最前線 ~パブリックアクセスの制度化に向けて~」
西村「鳩山時代、やはり移転できないと来た集会。会場フェンスの外から住民が抗議。そこに、警察と、市民を映すマスメディア。私の立ち位置は住民側から警察権力を撮影している。住民が「あなたたちが押しつけているんです」中にいる鳩山に向けてというより、目の前の警察や本土メディアに対してか。」
2012-10-28 12:09:52「町長に対して疑惑の記事。本人に反論の機会が与えられず。そこで町長にインタビューを試みる。一般市民でもインタビューができてしまう。私たちのキャッチフレーズ、おらもジャーナリスト。」「検証してみると、疑惑に根拠がないことがわかった。」
2012-10-28 12:26:18白石「2001年に始めて11年。活動に限界を感じることがある。横への広がり。昨年は朝日ニュースターで放送してシニア層に広がった。ネットだけだと限界がある。」
2012-10-28 12:50:19西脇「これまでの沖縄の反基地運動。従来の運動のスタイル。シュプレヒコールがあった。そういう運動もありながら強行配備。異様な状況。その状況で、これまでのいろいろな抵抗の言葉があったが、すべて有効に機能していない。抜本的に新しい言葉がこの状況を変える新しい言葉が必要なのではないか。」
2012-10-28 12:58:42「市民運動をしている人たちから出るのではなく、直接運動に参加しなかった人たちの中から議論・シェアする中で生まれるのではないか。小さな言葉が無数にある。それがつながっているのが有効なのではないかと思っている。その場所をどんどん作っていこう。ソーシャルメディアを使ってつなげる。」
2012-10-28 12:59:54小山内「市民ジャーナリストチーム青森、何も考えないで決めた。後から感じるのが、ジャーナリズムを神聖視している。構成で客観的でなければいけないというのは受け手にも。市民ジャーナリストを名乗ることに抵抗のある人もいる。しかし小学生でも新聞を書く。どこから自分に足枷をはめてしまうのか」
2012-10-28 13:01:54「情報性善説。実際は流れている情報はカオス。偏りまくっているのもある。正しい情報があるとする認識こそが問題。発信することにためらう状況がなくなってほしい。実際どういう対策があるかなかなか出てこない。ジャーナリズムの神聖視は問題。」
2012-10-28 13:03:28小山内「「私は自覚しているのは、マスメディアと違う角度から発信している自覚がある。記者が質問してメモする、面白くて仕方がない。記者クラブで取材させてほしいと言ったら、そんなこというのは初めてといわれた。自分が一番先頭を歩いている感覚。」
2012-10-28 13:05:41白石「私たちパブリックアクセスの担い手。正しい意見を言わなくてはいけない、正しい情報を出さなくてはいけない、というのが阻害要因になっているのではという話で、アプローチを全く変えなきゃいけないのではと感じた。」
2012-10-28 13:08:33井口「アクセスする市民、求めている人にしか届かない。一般市民にはマスメディアの情報しか選択肢にならない。システムの話で言えば、公論の場が増える中で、自分の主張が発信できる場が必要か。」
2012-10-28 13:09:45白石「アメリカ、市民向けの映像センター。ネット時代で廃れると思ったが、インターネットの時代になってメディアを身近に感じる人が増えた。もう一つメディアセンターを作る。日本にもあったらいいと思うが、それ以前のことも考えないといけないか。小さな議論の場が必要かも。」
2012-10-28 13:11:42西脇「自分の立ち位置をメディアとして明示し、その上で基地を容認する人と議論を成り立たせることは可能。明確に反対としたら、基地賛成がそっぽを向く、議論に参加しないということではない。いかに働きかけるか。言葉、テクニックとして。議論として成立する。」
2012-10-28 13:21:45小山内「あさこハウスのあつこさんは原発を無くしたいんじゃなく、人間らしい生き方を無くしたくないだけ。反原発派は英雄視。彼女の望んでいる社会は原発がなくなるとよくなるではない。人間の弱さ、人間らしくいきることを忘れてほしくない。私はそこに着眼して取材。あまり伝わってないと思う。」
2012-10-28 13:23:03西脇「小池百合子、基地問題硬直化のいらいらを「沖縄のメディアがあんなことを言ってるから」と沖縄メディア批判。明確なスタンスをとっている。時の権力者にとってはとても脅威。逆に言うと、時の権力者に言わせない大手メディアの問題が露わになる。」
2012-10-28 13:24:45小山内「私の提案は制度的な問題ではない。ケーブルテレビ、組織が大きくなるとNGワードが出る。それが積み重なると、既存のメディアに近くなってしまう。危機感。新しく市民メディアに挑戦していく人たちはタブーを犯していくべき。失敗のない番組を作るより、一度流してしまう。」
2012-10-28 13:29:27