モルトケ元帥のお誕生日 2012

我らが大モルトケ元帥のお誕生日を寿ぐツイートを集めました
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第三帝国~今日は何の日~ @3rdReich_bot

【1800年10月26日】ヘルムート・カール・ベルンハルト・フォン・モルトケ誕生。プロイセン陸軍元帥。プロイセン参謀本部総長。伯爵。通称、大モルトケ。近代戦争における傑出した軍事指導者・理論家の一人。

2012-10-26 00:01:34
もちはらみなみ @rokuharaminami

10月26日はモルトケ元帥のお誕生日なので、今日は元帥の逸話をちらほら呟いていきます!!

2012-10-26 07:37:00
もちはらみなみ @rokuharaminami

【ヴィルヘルム2世からの評価】 「参謀総長としての彼の偉業は、此の世に一人なりとも、プロシア軍人の存する限り忘れらるることあらざるべし」

2012-10-26 07:39:27
もちはらみなみ @rokuharaminami

【外套嫌いのモルトケ元帥】 彼は外套を着るのが大嫌いで、九十の高齢に達しても外套を着なかった。寒気烈しい時は、家人に勧められて、已むなく外套を着たこともあったが、それは粗末な短い黒の外套であった。

2012-10-26 08:01:36
もちはらみなみ @rokuharaminami

(ルントシュテット元帥といい、モルトケ元帥といい、プロイセン軍人はなんでそんなに自分に厳しいの…)

2012-10-26 08:03:24
もちはらみなみ @rokuharaminami

【モルトケ元帥の服】 彼は衣服を着換えるのを嫌う妙な癖があった。元来彼は服装に無頓着であったから、こんな癖が付いたのだ。彼は功勲一世に高い元帥でありながら、唯二着の服より外に持たなかった。

2012-10-26 08:23:34
もちはらみなみ @rokuharaminami

【古着屋も買取を拒否】 しかも其二着の服はいづれも二三十年前に調製した古色蒼然たるもので、古着屋ですらも買い入れるのを見合せる位の擦り切れた古物であった。それでもモルトケは一向平気で、それを着て如何なる晴れの場所にも出かけて行った。

2012-10-26 08:57:45
とげいぬ @SMS_Charlotte

ろくはらさんがあらぶるモルトケ元帥聖誕祭が今年もやってきました。礼装の写真なのだけど確かに古びた制服をお召しですね・・・ http://t.co/baG5kvqc

2012-10-26 09:20:52
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もちはらみなみ @rokuharaminami

【英国訪問の際に…】 かつて(フリードリッヒ)皇太子と英国皇室を訪問した時も、モルトケはその古服を着て行った。英国では彼の服装の無頓着なのに驚いたと云う逸話もあった。

2012-10-26 10:01:32
こなたま(CV:渡辺久美子) @MyoyoShinnyo

上向きの国は性格や実績にこだわらず人材をトップに据える(据える、ではなくいろいろスルーされて就いてしまった、という場合も多い)。その典型例が大モルトケ。下向きの国はブランド第一で人材をトップに据える。その典型例が小モルトケ。

2012-10-26 10:57:15
もちはらみなみ @rokuharaminami

【余暇においても本気】モルトケはカルタ好きであった。晩年のクライザウに退隠した時の如き、毎日のように家族を相手に争うた。彼がカルタを弄ぶや、丁度戦争で勝敗を争うように、一心に思を凝らして勝とうと努めた。

2012-10-26 10:59:18
もちはらみなみ @rokuharaminami

(続き)此場合に側で彼の有様を見ると、全然小児のように無邪気で、勝っても負けても、大きな声を立てて笑い崩れるのが常であった。 (*おそらくカルタはトランプの事で、元帥はウィストとよばれるブリッジのもとになったカード遊びを好みました)

2012-10-26 11:00:49
こなたま(CV:渡辺久美子) @MyoyoShinnyo

「いろいろスルーされて就いてしまった」っていうのは大きなポイントで、当時のその国のその組織には、トップを選定するにあたって業務に必要な能力以外の血縁だとか私生活だとか序列だとかブランド主義だとか、そういうものが判断に含まれていなかったってことだからね。

2012-10-26 11:01:50
こなたま(CV:渡辺久美子) @MyoyoShinnyo

大モルトケも、当時のプロイセン王国に「あいつはトルコに住んでてイスラムのにおいが染み付いてる」とか「まだ少将だし、まだ少将ということは、任に足る能力を有していないということだ」っていう妙な判断基準が一つでも存在していたら、参謀本部総長にはなれなかったと思うのよ。

2012-10-26 11:05:30
こなたま(CV:渡辺久美子) @MyoyoShinnyo

一方、小モルトケは「やっぱモルトケだよな」「モルトケ欲しいわ」「一家に一台、モルトケ」「モルトケェー!」ということで参謀本部総長になった(ブランド信仰)

2012-10-26 11:08:50
もちはらみなみ @rokuharaminami

【タバコ好き その1】 独逸の名将モルトケには強い喫煙癖があった。ビスマルクにも喫煙癖があったが、モルトケはそれ以上の喫煙家であった。そして彼は巻煙草を吸うよりも寧ろ嗅煙草が好きであった。

2012-10-26 12:11:41
もちはらみなみ @rokuharaminami

【タバコ好き その2】 初めは吸っていたが、後衛生に害があることを知って、断然禁じようとしたが出来ないで、嗅ぐことにした。吸うよりも嗅いだ方が害にならぬであろうと思ったからだ。それで彼は如何なる場合にも嗅煙草を座右から離さなかった。

2012-10-26 12:16:52
もちはらみなみ @rokuharaminami

【煙草好き その3】 彼の読んだ書籍や、原稿や書類は、強い煙草の臭気がした。彼は煙草が好きだと云うよりは、寧ろ貪っていたと云うのが適当かも知れない。

2012-10-26 12:41:46
もちはらみなみ @rokuharaminami

(モルトケ元帥があの時代の男性に珍しくヒゲを生やしていなかったのは嗅煙草を愛用していたからなのかもしれませんね! →参考「髭に垣間見たタバコの歴史」 http://t.co/Qd1im25g

2012-10-26 12:44:42
もちはらみなみ @rokuharaminami

【父親想いの元帥】 父は固より無気力な凡骨漢で、軍職に在るを厭うて居ったが、モルトケは、己の薄給を割いて奉養怠りなく励まして依然デンマークの軍職に勤務せしめた。

2012-10-26 13:59:02
もちはらみなみ @rokuharaminami

【母親想いの元帥】 モルトケは、母に仕えてすこぶる孝心深く、平生我が将来の希望を告げて其の心を慰めた。母に与えた手紙はことごとく至情の防露したもので功名心に富んだ堅忍不抜な男らしくて情ある性格があきらかに立証される。母が其の立身栄達を悦ぶのを見て彼は無上の楽とした。

2012-10-26 15:02:18
もちはらみなみ @rokuharaminami

【弟想いの元帥】 モルトケにはアドルフ、ルートヴィッヒという幸運の星の下に生まれた二人の兄弟がある。モルトケは平生2人に手紙を寄せて、本分の道を一心に辿れよと激励して、「我等は自分自己の天地を開拓するこそ肝要至極である」など諭していた。

2012-10-26 16:01:32
もちはらみなみ @rokuharaminami

【元帥は社交上手】 モルトケは二人の妹を愛すること甚しく、詩人気取りで時折歌などを口吟んだ折りもあった。軍事研究に多忙なる日に於ても、彼は仙人流の態度を学ばず、如才なく交際をしたから、同僚の気受けも好く、ベルリン上流社会の事情にも迂遠でなかった。

2012-10-26 17:28:11
もちはらみなみ @rokuharaminami

【元帥と妻マリー】モルトケは妻マリーと彼が少佐時代、すなわち齢43の時に結婚した。彼は妻と共にベルリンに在りて、楽しき数年を過ごし、1845年秋にローマに赴任した。異郷の空も快活なる妻と家庭に団欒するは楽園の趣があった。

2012-10-26 18:13:24
もちはらみなみ @rokuharaminami

【マリー夫人の涙】 1846年、モルトケがハインリッヒ王子の遺骸をローマからベルリンへ護送するにあたって妻マリーはネーブルス付近の親戚の家に寄遇した。夫との暫しの別れを惜しんで、雨のあした、風のゆうべ、夫の航海の無事のみを祈っていた。

2012-10-26 19:00:13