給食まるごと検査は現実主義的で科学的に適切なのか
- kitamurakenji
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給食まるごと検査の数値はどれだけ正確なのか、理研分析センター(以下、理研)に問い合わせた方がいらっしゃいました。
理研より)物質そのものの影響に自己吸収係数がある。牛乳そのもの含まれるFeが検体のγ線を吸収し、実際の値よりも低い値に検出されること。牛乳を混ぜると、下限値を下げることができる。水よりも遮蔽率が下がる。 だから補正する。 固体と水分は分けたほうが正確に測定可能
2012-10-29 01:51:17昨年の秋、まるごと検査に影響することについて日本冷凍食品検査協会(当時の横須賀委託先)に確認(11/17)していたこと。検出下限値に影響するのは? ①給食検体の比重②機械が反応する感度,油しお葉緑素の存在は感度を低下させる、食前で調味料なしのほうが感度はいい
2012-10-29 01:52:04昨年12月理研さんより。「正確さを求めるのであれば、水分を減らし固形物の乾燥灰化でより正確になる」 100%固形で1㏃/kgが検出限界になる。 50%水分 50%固形なら この1㏃/kgが0.2~0.3㏃/kgに下がる。 0.7㏃/kgなら、実際は1.4㏃/kgとなる。
2012-10-29 01:52:27②理研より)測定時間2000秒までという方法は下限値は設定していない。時間にあわせている=効率のため。もし、0.1㏃/kgという下限値に設定し、必要な秒数の測定にすれば実際の検出値に近くなっていく。 測定時間を長くとれば、ベースピークの揺れが統計的に幅がおさまりピークもみやすい
2012-10-29 01:52:58③理研より)物質そのものの影響に「自己吸収係数」がある。牛乳そのもの含まれる鉄分Feが検体のγ線を吸収し、実際の値よりも低い値に検出されること。牛乳を混ぜると、下限値を下げることができる。水よりも遮蔽率が下がる。 だから補正する。 固体と水分は分けたほうが正確に測定可能。
2012-10-29 01:54:02昨年まるごと検査が始まり、検査結果影響を与えることについて教えていただいた「理研」は、株式会社 理研分析センター TEL 0235-24-4427 / FAX 0235-24-4429 、とても丁寧に検査について教えてくれました http://t.co/SFJaoW3u
2012-10-29 16:07:43まるごと検査は疑問に思う
【まるごと検査】ゲルマの感度を、油・しお・葉緑素の存在は低下。食前で調味料なしの素材のままのほうが感度はいい。牛乳そのものに含まれるFeが検体のγ線を吸収し、実際の値よりも低い値に検出される。水よりも遮蔽率が下がるため補正、固体と水分は分けたほうが正確に測定可能。(理研に問合せ)
2012-10-29 19:45:28【まるごと検査】続き)僕には、検出感度を低下させる調味料や、低い値にする牛乳などを一緒くたにして測定する[まるごと検査]は、正確さに著しく欠けるので、「科学的に適切な」測定方法であるとは到底思えない。
2012-10-29 19:46:31@119moeumi @neko3no3te この計算はガス状ヨウ素分が抜けてますので、ご注意。10月24日の https://t.co/RywdGUgm 以下の僕の7つのTWをご覧ください。その2つ目のツィートで、ヨウ素132を134と書き間違えていました。すみません。
2012-10-29 20:28:12@119moeumi 牛乳は給食での量の割合が大きいですからね。それが、測定阻害要因になったり、比重の問題があったりするなら、別に測った方が合理的ですね。
2012-10-29 20:52:06ん?
ん?ラクトフェリンか。まあ、肉にもヘモグロビン由来の鉄はありそうだし、葉緑素ならマグネシウムか?とすれば、食品中の金属イオンなんて、どうやっても影響は排除出来なくない?明日にでもどう言う説明したのか、確認してみるか。「理研分析センター」に。
2012-10-29 21:37:53ましてや、食肉中のアクチンにはマグネシウムが含まれるし、味覚にもあんまり影響しなさそうだから、提供の際には除くべきだな!
2012-10-29 21:43:49まあ、結局いまのレベルの検出下限なら、いずれにしても、まず不検出だと思うけど。もう一桁下限値を下げて、「数値を出す」前提なら、正確性を期す必要も、場合によっては出てくるかも知れんが。まあ、それを言い出したらきりないと思われ。
2012-10-29 21:48:14まあ、鉄が影響すると言うならカルシウムも影響しそう(電子荷的に)だけど、普通に考えたら牛乳に含まれるのは後者の方が多い様に思うのは誤りか?
2012-10-29 22:04:07鉄がγ線を吸収するのは、そうだろうし、調味料でゲルマの感度が下がるってんだったら、それもそうなのだろう。で、そんなに変わるものなのかな?
2012-10-29 22:04:42まとめ主補足
この時、最初の方の水分と固形が50%ずつだったら0.7Bq/kgが1.4Bq/kgになるという旨のツイートを読んでいませんでした。
そもそも牛乳に含まれてる鉄分でγ線の遮蔽効果があるってんだったら、牛乳自体を測定して出た数値に疑問を持たないと変ではないか?
2012-10-29 22:37:04まるごと検査は「現実主義的」で「科学的に適切」なのか?
はじめまして。牛乳に含まれる鉄とはラクトフェリン結合のものでしょうか?だとすると、1Lあたり何モル程度で、それによるγ線の減弱はどの程度か、ご存知でしたらご教示願います。RT @tkskoda 「科学的に適切な」測定方法であるとは到底思えない。
2012-10-29 21:56:30@Slight_Bright まるごと検査推進の方ですか?一般的に水分を飛ばし正確な測定を目指すのに、調理で水を増やして牛乳を200ccも混ぜた後の測定が「科学的に適切」だと思いますか?詳細は、理研分析センターお呼び小豆川先生に確認ください。彼らに圧力をかけないようお願いします。
2012-10-29 22:22:42単純に「推進」か「否か」と言うレッテルで評価するのではなく、「現実主義的」に「科学的に適切な」根拠をお伺いしたまでです。ちなみにウィキペディアによれば、牛乳中の鉄は0.3mg/L程度の様なので、遮蔽のレヴェルと比較して果たしてどの程度の影響でしょうね。 @tkskoda
2012-10-29 22:28:53