2012年11月3日

O野K太郎氏による『【視線誘導とか難しくてよくわからないよ!】というひとのためのおはなし』

とりあえずまとめてみました。
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荻野謙太郎(フリーランス編集者) @gouranga_

【視線誘導とか難しくてよくわからないよ!】というひとのためのおはなし。1

2012-11-03 09:10:51
荻野謙太郎(フリーランス編集者) @gouranga_

どんなに面白い物語があったとしても、語り手が話下手だったら面白さを損なってしまったり、聞き手にストレスになったりします。せっかく面白い話があるというのに、それではもったいないです。2

2012-11-03 09:18:14
荻野謙太郎(フリーランス編集者) @gouranga_

「読者に余計なストレスを与えず、マンガを読むことに集中してもらうこと」「あわよくばお話の面白さをより引き出すこと」この2つが視線誘導の基本的な役目だと考えます。今回は前者について話します。3

2012-11-03 09:24:43
荻野謙太郎(フリーランス編集者) @gouranga_

視線誘導は文字通り「視線を誘導する技術」です。「次にどこを読めばいいのか一目見てわかる」ことが大事です。4

2012-11-03 09:33:24
荻野謙太郎(フリーランス編集者) @gouranga_

マンガは普通"絵→フキダシ→絵→フキダシ…"という順番に読んでいきます。目線が自然に流れていけるように絵とフキダシを配置する必要があります。5

2012-11-03 09:37:42
荻野謙太郎(フリーランス編集者) @gouranga_

ネームを切る時に絵をまず先に置いて、余った空きスペースにフキダシを置く人がいますが、これはダメです。視線誘導的には絵とフキダシの重要度は同じです。6

2012-11-03 09:42:12
荻野謙太郎(フリーランス編集者) @gouranga_

マンガを読む時に目線は「右から左」「上から下」に流れていきます。見落としやすい点として「左の行き止まりまできたら右下に移動」「右ページの最後まできたら左上(左ページの1コマ目)に移動」などの"斜めの動き"もあります。7

2012-11-03 09:48:41
荻野謙太郎(フリーランス編集者) @gouranga_

「左」「下」「斜め」3種類の目線の流れを意識し、その流れに沿って絵とフキダシ(以外にも描き文字とか効果線とかコマ)を配置していくと、読者はスムーズに読み進めることができます。8

2012-11-03 10:04:29
荻野謙太郎(フリーランス編集者) @gouranga_

余談。斜めの流れに沿ってアクションシーンの動きやHなマンガの女の子の肢体を配置するとぐっと効果的な絵になるよ!

2012-11-03 10:11:18
荻野謙太郎(フリーランス編集者) @gouranga_

まとめます。「次にどこを読めばいいのかわかるように描く」「そのためにはフキダシを適当な場所に置いちゃダメ」「読者の目の動きをイメージしてその流れの上に配置していく」以上が視線誘導の基本です。9

2012-11-03 10:19:01
荻野謙太郎(フリーランス編集者) @gouranga_

書籍なら菅野博之さんの漫画のスキマ(http://t.co/6rx2XJE3)あたりに目を通してみるといいかもしれません。11

2012-11-03 10:26:07

以下おまけ

荻野謙太郎(フリーランス編集者) @gouranga_

ナンバリング付きの本論の前に愚痴を言うので、ここは読まなくていいです。

2012-11-03 08:31:31
荻野謙太郎(フリーランス編集者) @gouranga_

「視線誘導」で私が真っ先に思い出すのは、佐藤秀峰と一色登希彦の合作によるボクマン制作ノートです。無料で読めるのでよかったらご一読を。 http://t.co/mMy9jMfi

2012-11-03 08:33:00
荻野謙太郎(フリーランス編集者) @gouranga_

後ろの方にある「一色登希彦によるネームの解説」が超スゴイ。超スゴイのですが、こんなこと考えながらマンガ読んでます? 私は読んでません。

2012-11-03 08:37:18
荻野謙太郎(フリーランス編集者) @gouranga_

私は編集者なので読もうと思えばそれなりには読み解けますけど、そんなことしたらマンガを楽しむ前に疲れてしまいます。うるさくて重いです。 http://t.co/1LNeZG5E

2012-11-03 08:44:54
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荻野謙太郎(フリーランス編集者) @gouranga_

視線誘導の基本は「読者がストレスを感じることなくスムーズに読めること」だと思ってます。読み手に鑑賞眼やら読み解きやらを求める作り込みは、ある意味この基本に反するのではないかと感じます。「型を貫くは己も他者をも苦しめるに似たり」です。

2012-11-03 08:59:55
荻野謙太郎(フリーランス編集者) @gouranga_

そんなとこに工夫をこらすより、絵やお話に力を入れたほうが読者は楽しいと思うんですよ。

2012-11-03 09:07:56

コメント

mllnkanjinno @mllnkanjinno1 2012年11月3日
いや、作り込みよりも読みやすくすることのほうがずっと難しいから。
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