中学生からの評価経済社会(#中評)10/29-11/2のまとめ

中学生からの評価経済社会(略して中評)10/29-11/2をまとめました。 現在、起こっている貨幣経済社会から評価経済社会への変化をFREEex所属教え人のシゲルさんが教えてくれます。 面白くって、ためになる。評価経済社会に興味がある方にオススメです。 前回のまとめは以下になります。 続きを読む
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久留 茂 @coolseagel_ex

子供がいる場合の離婚問題である。この場合は、子どもの年齢も関わってくると思われる。思春期前の子どもがいる場合の離婚は、養育問題がある。乳児期から小学校に入るまでの育児は過酷な耐久戦だ。この時期にはどうしても援軍が欠かせない。たいていの夫は経済的に援護してきた。 #中評

2012-10-29 09:18:09
久留 茂 @coolseagel_ex

しかし、仕事が少なくなって行く今後、夫側の経済的な援護は以前ほど期待できない。よって、夫側の他の援護が必要になるが、その際妻側の要求にすべて応えられるケースも少ないであろう。育児と言う一大プロジェクトへの適正に欠けるものが多い。乳は出ない、コミュ力は低い、身体は固い。 #中評

2012-10-29 09:24:02
久留 茂 @coolseagel_ex

思春期前の子どもを育てるのに協力体制が取れない夫は不良債権である。リストラの対象だ。 評価経済社会の人々は、自分の気持ちを大事にする。それはハイパー情報化により自分を相対化した結果だ。 世界の中にいるたった一人の大したことのない自分は自分自身で大事にしないと存在できない。 #中評

2012-10-29 09:29:40
久留 茂 @coolseagel_ex

何れにせよ、思春期前の子どもを持つ夫婦で子育てプロジェクトに協力体制が取れない場合の離婚は今後も増えるであろう。しかし、いくら協力体制が取れないと言ってもゼロではない。それを振り捨てられる環境を整えることが重要である。 まず、経済的な環境を作ることが大事だ。 #中評

2012-10-29 09:33:04
久留 茂 @coolseagel_ex

母親が働きながらの子育ては、母親の収入だけでは難しい。母子家庭の平均年収が212万円であることからも想像がつく。この数字には公的扶助も含まれている。 そこで、子どもの父親から経済的な援助を確保することが大事だ。 それだけでは足りない。 複数の援助を確保しよう。 #中評

2012-10-29 09:38:00
久留 茂 @coolseagel_ex

まずは、自分の実家からの援助だ。別に経済的な援助に限らない。辛い時に子どもを預かってくれるだけでもいい。ただし、この援助に対して感謝と報酬を忘れないこと。報酬は孫の画像をメールし、孫からお礼を言わせるだけでもいい。さらに、援助者を作ろう。同じ立場のサークルに参加しよう。 #中評

2012-10-29 09:42:05
久留 茂 @coolseagel_ex

ハイパー情報社会であるから、シングルマザーのサークルはネットであっという間に見つけられる。住居問題が発生したらシェアハウスで暮らしても良い。川崎にはシングルマザーシェアハウスがあるし、もし、一軒家や広めのマンションを確保できているならシェアハウスオーナーでも良い。 #中評

2012-10-29 09:44:17
久留 茂 @coolseagel_ex

気をつけるのは、サークルは複数に所属することだ。単一のサークルにドップリ漬かるリスクは避けよう。 この準備は離婚を考えていない人にもお勧めする。これだけの準備ができれば、リストラ対象の夫に協力要請しやすいからだ。評価経済社会に住んでいることを理解させよう。 #中評

2012-10-29 09:48:53
久留 茂 @coolseagel_ex

子育てで乳幼児期に次いで辛い時期は思春期である。 第二次性徴は女子で10歳、男子で12歳ごろから現れる。 およそ2年ほど続き親離れしていく。 産業革命以前は、生物的成長と社会的成長がシンクロしていたが、産業革命によって子どもの期間が大幅に伸びてしまった。 #中評

2012-10-29 09:54:05
久留 茂 @coolseagel_ex

その結果、反抗期で親離れするはずなのにそのあとも親から独立できない矛盾が発生している。だが、何とかソフトランディングさせるのが子育てプロジェクトの仕上げである。 ここを乗り切ると子育ては終了だ。 この段階が開始した時に離婚をするのは非常にタイミングが悪い。 #中評

2012-10-29 09:57:45
久留 茂 @coolseagel_ex

親は子育てプロジェクトから逃避したトラウマを抱え、子どもは自立と放棄の区別が曖昧になりアイデンティティの確立に苦労することになる。この時期は避けよう。どうしてもの場合はわ前述の準備を徹底すること。 以上、思春期前の子供がいる場合の離婚に関して考えてみた。 #中評

2012-10-29 10:02:23
久留 茂 @coolseagel_ex

思春期後の子どもがいる離婚に関しては、どうぞご自由にとしか言えない。 評価経済社会で、愛情は多角化する。一緒に暮らす人と、想いを寄せる人、生活を援助してくれる人が別々でも不思議はない。 そもそも、平均寿命50歳のシステムをそのまま平均寿命80歳に迫る時代に運用してるのだ。 #中評

2012-10-29 10:06:07
久留 茂 @coolseagel_ex

婚姻システムが、経済的な保証や社会的な保証をしていた時代は終わってしまった。 よって、今後も離婚は増えるだろう。 また、離婚が容易になれば再婚も増えるだろう。 伴侶は一人と言う聖パウロの言い出したシステムは たまたま経済社会に合致していたから続いていたと言う説もある。 #中評

2012-10-29 10:11:43
久留 茂 @coolseagel_ex

さて、次は未婚と非婚問題だ。 #中評

2012-10-29 10:12:11
久留 茂 @coolseagel_ex

近年、未婚と非婚も増えている。1950年生まれの生涯非婚率は8%だが、1980年生まれだと23%になると予想されている。実に約4人に1人は一度も結婚しないうちに50歳を迎えるらしい。 これらの現象には様々な要因が挙げられるが、評価経済社会との関係からみていこう。 #中評

2012-10-30 08:35:44
久留 茂 @coolseagel_ex

まず、経済的な側面はどうか。評価経済社会が進むことで収入の右肩上がりは望めなくなったことは以前述べた。 かつて、20代年収200万と30代300万はステータスが同じだった。いや、むしろ前者の方が若い分だけ評価が高かった。20代年収200万は30代で300万を越えたのだ。 #中評

2012-10-30 08:40:33
久留 茂 @coolseagel_ex

それどころか、若い方が生涯収入が多くなると予想されていたのだ。初任給が毎年上がったのだから、そう考えるのが普通だ。だから、女性も若いうちに結婚することが大切であった。女はクリスマスケーキ、24までは売れるが25には売れ残りと、さえ言われていたのである。 #中評

2012-10-30 08:45:20
久留 茂 @coolseagel_ex

だから、女性は高卒で花嫁修行、せいぜい短大卒で腰掛け就職が多かった。それが崩れ始めたのは男女雇用機会均等法だ。女性の社会進出は、女性は経済的自立が可能に。焦って結婚しなくても生活はできる。多くの価値観を並立できる会社生活を捨てて、一つの価値観に支配されたくはないと考えた。 #中評

2012-10-30 08:50:36
久留 茂 @coolseagel_ex

収入が右肩上がりでなくなると若い男性は頼りない。ましてや、生まれてからずっと男女共学だ。生物学的にも心理学的にも女子は男子よりも発達が早い。だから、同学年と言うくくりでは男子は女子に圧倒される。そのカタパルトから発射された女子は社会に出ても同年代の男子など幼く感じる。 #中評

2012-10-30 08:55:35
久留 茂 @coolseagel_ex

人類は直立二足歩行で多くのものを得た。その引き換えに産道が短くなり、子どもを未熟児で産み落とすようになる。その分教育期間が長くなりそれが知識の伝達を深めた。だが、高度に文明が発達した結果、教育期間は生物的な繁殖期を超えてしまった。 医療の発達は、男女の構成比も変えた。 #中評

2012-10-30 09:00:14
久留 茂 @coolseagel_ex

本来、生物学的に男女の生まれる比は男子が多い。乳児期の死亡率が高いことも関係するらしい。だが、医療の発達で結婚適齢期には男子が女子よりもかなり多くなってしまった。つまり、男子にとって配偶者を探す競争はハードなのだ。そして、ハイパー情報化が男子市場を可視化してしまった。 #中評

2012-10-30 09:03:35
久留 茂 @coolseagel_ex

あふれる情報は世界規模の比較を容易にしている。一般男子がキムタクと比べられてしまうのだ。やめてよ。また、もともと女性はコミュニケーション能力が高い。学校の父母会に行けば一目瞭然だ。楽しそうに飛び回るお母さんがたの脇でオドオドしているお父さん。評価経済社会は女性に有利だ。 #中評

2012-10-30 09:08:05
久留 茂 @coolseagel_ex

先ほどから女性優位で男性が弱いと繰り返しているが、これは未婚の原因の一つだと思うからだ。社会システムや慣習や経済的差別で救わなければ男は女に負ける。ましてや情報社会では。 狩猟や採集生活では瞬発力のある男子に女子はかなわない。農業でも力仕事と農地を守る戦争に男子は必要だ。 #中評

2012-10-30 09:12:00
久留 茂 @coolseagel_ex

さて、こうなると結婚市場で女性は買い手有利である。すると、優位な男性からどんどん相手が決まるようにも思えるがそうではない。 ハイパー情報化の結果、男性ランキングが女性からの選択基準にのしかかってきたのだ。 例えば今までの狭い付き合いならばそこそこの男性で我慢できた。 #中評

2012-10-30 09:19:56
久留 茂 @coolseagel_ex

三高が結婚相手の条件と言われていた時がある。三高とは、高身長、高収入、高学歴だ。当時の女性は比較が容易な条件で相手を選別した。だか、最近は三低という条件がある。三低が低身長、低収入、低学歴ではないところがポイントだ。 低姿勢、低依存、低リスクが三低である。 #中評

2012-10-30 09:25:23