為末大さん@daijapanの「【なぜ人の成功が許せないのか】について 自分の人生がつまらないと思っている人ほど、他人を裁く。批判は娯楽 」

爲末大 Dai Tamesue　熟達論発売中 @daijapan

娯楽と言えば昔はテレビや新聞や映画を見るだけだったのに、今は自分で何かを書いたり撮ったりしてそれを発信しているわけで、娯楽が受動的なものから能動的なものになっているのはとても面白いのではないかと思う。

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おはようございます。今日は【なぜ人の成功が許せないのか】について

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はるかぜちゃんという女の子に殺害予告が届いたというニュースを見た。露出が多くなり活躍しているように見えると、一定数それを羨む、ないしは恨む人が出てきて攻撃を受ける。多くの場合それは嫉妬心なのだけれど、もっと深い所に自分自身への執着が見える。

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理屈の上では他人の人生と自分の人生は関係がない。はるかぜちゃんがどう成功しようと、自分の人生が悪くなるわけではないし、仮に失敗しても、自分の人生がよくなるわけでもない。でも嫉妬心を抱く人は、理屈ではわかっていても押さえられない感情を抱いている。

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嫉妬するものは比較の人生を生きている。自分に価値があるかどうかを他者との比較で計っている。若い間はまだ希望が持てる。でもある程度年齢がいくと、人生の着地点が見えてきて、願望は叶わない事を知る。そして、ああそういうものかと思う人と、受け入れられない人が出てくる。

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他人を許せない人は、実は自分を許せていない。こうなるはずだった自分、こんなものでしかない自分。嫉妬する人はこんなものでしかない自分を肯定できない。肯定する為に条件を求めるから、人との比較で生きている。人の成功が妬ましい。自分の惨めさが浮き出るから

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どうして成功しているのがあいつで自分ではないんだ。あんなの運がいいだけじゃないか。そう思いながら他人の人生を見ながら生きる。でもいくら現実逃避しても、自分は自分の人生を生きるしかない。現実の自分を受け入れる事から逃げたとき、人は嫉妬に染まる。

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【終わり】自分以外の人生は選べず、そして他人は自分ではない。皮肉な事に他人から眼を話せない人は他人に時間と労力を費やしていて、いずれ自分と向き合い自分を磨いている人に抜かれていく。人生は有限で、他人の動向に一喜一憂できるほど長くない。

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たかがツイッターと思えてないと、なかなか苦しい場所ではないかと僕も思います RT @ytakasuka: @daijapan ツイッターって、見なくていいものが見える、見せつけられる場所ですよね。自分の他者を比較しがちになる気がします。

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勝ちたいのか、好きな事をやりたいのか、自分で選ぶ事ですね RT @kazunarisk:　為末さんは「夢中」と「勝てる場所を選ぶ」ことが大切だと仰いますが、自分が夢中になれることがあって、でもその領域では恐らく勝てないと分かってしまった時、どういうふうに生きればいいのでしょうか。

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自分の人生がつまらないと思っている人ほど、他人を裁く。批判は娯楽