@s_tropical (トロピカル)様による松本伊代2012年11月4日品川ステラ公演の感想まとめ

トロピカル @s_tropical

松本伊代＠品川ステラ。バンドは４リズムシンセ＆弦×４・管×５（Flu含）コーラス２＋ダンサー４＋キャプテン。キャパ１０００弱でこの編成じゃ、ヒロミも言ってたけど、どーやっても赤字だろー。スタッフの英断をリスペクト。

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伊代＠品川・名場面その１。オープニング「ネバーランド発7:00PM」を歌う松本伊代の前に降ろされた紗幕に、野音の時のオープニング映像が投射。あの、まるで地面から5cmだけ浮き上がってるよーに踊る人に、僕はその後まだ出会っていない。

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伊代＠品川・名場面その２。第２コーナーで「Last Kissは頬にして」「あなたに帰りたい」の後に続けて「素敵なジェラシー」のハイトーン・トランペットのイントロが鳴ったときは、鳥肌が立ちました。

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伊代＠品川・名場面その３。ジャケ写振り返りのコーナー。デビューの頃の自分に「カワイイ！」と自画自賛するいっぽう、「流れ星が好き」あたりの自分を「なんでこんな髪型にしたんだろー」と全否定。

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伊代＠品川・名場面その４。ジャケ写振り返りコーナーで「信じ方を教えて」以降の恋愛三部作について、「この頃は竹内まりやさんになりたかったんですよね」と一言でバッサリ。

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伊代＠品川・名場面その５。「不思議なのはサヨならの方法」〜「If You Are By My Side」の、アルバム曲２連続の流れ。「天使のバカ」(1986)から「Endless Summer」(1983）へ、時間の魔法にかかったよーな感動。

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伊代＠品川・名場面その６。「Sonatine」。弦カル＆ピアノのアコースティック編成から、リズムも加わってのフルへ、素晴らしいアレンジ。個人的には、「Private File」以降のアルバムから、もう２曲くらいやって欲しかった。その頃はアルバム後にLIVEが無かったからね。

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伊代＠品川・名場面その７。山本恵子さん(キャプテン)、変わってなさ過ぎ。

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伊代＠品川・名場面その８。「月下美人」。歌詞があやふやで、ほとんど後ろに映ってる映像の歌詞テロップを見ながら歌う。LIVEにおける歌詞のテキトーさは相変わらずで、その辺や、性格の天然さ、まわりを明るくする才能なんかを含め、松本伊代はもしかして矢沢永吉に似てるのではないかと思った。

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伊代＠品川・結論。松本伊代は、昔も今も、まわりから本当に愛されてる人なんだと思いました。僕が今のアイドルにいまいちノレないのは、まわりが彼女たちをちゃんと愛してないからなんだよ。

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@Colo_1002 てゆか、、昔より歌はうまくなってたよーな気が。。。

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伊代@品川、続き・その9。武道館の時のフライングＶ・ＩＹＯモデルについて「全然弾いてなかった」と衝撃の告白

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伊代@品川その10。そのフライングＶ・ＩＹＯモデルは現在ゆくえ知れず

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伊代@品川その11。メガロポリス音楽祭、「ゆれて湘南」の人が受賞して伊代ちゃんが逃したことに腹をたてたスタッフ（高杉さん？）が「伊代、帰るぞ」と言って、生放送が終わる前にみんなで引き上げていたことを、清子さん（キャプテン）が暴露

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伊代@品川その１２。歌謡大賞の「やっと頂けました」発言について、「あの頃は本当に、誰がとるか全く知らせれてなかったんですよ。今はどうか知らないですけど」と発言

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しかし、伊代ちゃん本人は当時のことを完全に忘れているので、松本伊代のストーリーはキャプテン目線じゃないと語られないのであった。 RT @teruyasuNo4: @s_tropical すごい！！ その1日にかぎった，複数主観の小説を，だれか書きそう。

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キャプテン曰く「最初にシブがき隊が選ばれ、『次は私たちの出番だ』とステージの袖でスタンバイをしてたら、『ゆれて湘南』が流れてきて『アレ？』と。楽屋に戻ったら、２番（優秀賞）のトロフィーを持った伊代ちゃんがいて、それを見た高杉さんが『そんなもの置いて帰るぞ』と終焉前に帰った」

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キャプテン「歌謡大賞のときは、客席の一番後ろで、高杉社長と飯田久彦さんと見てた。『今回もダメなのかなぁ』と思ってたら、伊代ちゃんが選ばれて、あの『やっと頂けました』の名言が。」　松本伊代「わたし、そんな生意気なこと言ったんですか。覚えてない」

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武道館ライヴでオープニングから泣いてたことについて。伊代「あれは、ステージに出る直前に飯田久彦さんが声をかけて下さって、それでブワーっときた」　キャプテン「そうだったんだ。お客さんがたくさんいて・・・とかじゃなかったんだ」

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伊代＠品川その１３。客席をバックにヒロミと記念撮影をしようとするも、お客さんが２階席にいた堀ちえみに気をとられているのをみて、「だから、ちえみは紹介したくなかったのよ！」とマジギレ

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「伊代は今日だけ１６だから」中日スポーツ　http://t.co/RYpjgvvY　＜これは誤報。２曲目で「センチメンタル・ジャーニー」を通常の歌詞で歌い、後のMCで「あれ？　私さっき“伊代は今日16だから”って歌ったっけ？」と、予定を忘れてたことが判明（続く）

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（続き）MCではさらに「後で歌うときに、それで歌えばいいか」と、暗にもう一度「センチメンタル〜」を歌うことのネタバラシをするも、アンコールではすっかり忘れてやっぱり「伊代はまだ〜」と歌ったのであった。

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今回のコンサートでつくづく思ったのは「松本伊代って、本当に楽曲に恵まれた人だったんだなぁ」とゆーことだったが、思うにその理由の一つに、「歌に出てくる主人公が、実在の松本伊代とともに成長している」とゆーのがあるのではないか。（続く）

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松本伊代の音楽の歴史を大まかに、「センチメンタル・ジャーニー」から始まる前期、「時に愛は」からの中期、「信じかたを教えて」からの後期、の３つに分けるとしたら、その歌の世界はすなわち「妹」「女子大生」「社会に出ての自分探し」…と、一人の女の子の歩みのよーに時代と呼応してるわけで。

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それは例えば、今どきのメンバー入れ替えによる新陳代謝を前提とした多人数アイドル・グループだと、「一人の女の子の成長とともに、音楽も成長させる」とゆーのは無理なわけで。その辺が、８０年代のアイドル・ポップスと今の音楽との大きな違いの原因の一つなのではないか。