「花の詩女 ゴティックメード」感想

「花の詩女 ゴティックメード」を観てきたので、感想をまとめました。
13
Yuki @Yuki_NK

『花の詩女 ゴティックメード』観てきた。結論から言うと、ファイブスター物語や永野護ファンにはオススメ。その他の人には正直いってあまり勧められない。どなたかが、映画としては今ひとつと言っていたけど、僕もそう思う。ひとつのストーリーを語る映画と考えると、評価は辛い。

2012-11-07 19:41:36
Yuki @Yuki_NK

(続き)ファイブスター物語のファンならかなり楽しめると思う。永野護のキャラクターがそのまま動く。漫画のまんま動く。ロボットはこういう音をたてて起動し、こうやって動くのか、などと感動があると思う。キャラクターの独特な台詞も、表情もそのまんま。それだけでも価値があるんじゃないかな。

2012-11-07 19:47:50
Yuki @Yuki_NK

(続き)ロボットの質感や音、重量感や動きなど、永野護さんはこれをずっと映像にして見せたかったんだろうなあと思った。素晴らしかった。美しい場面も多い。花の種を蒔くシーンは綺麗だなあと思った。この辺りは映画館で観て良かったなーと思う。

2012-11-07 19:52:11
Yuki @Yuki_NK

(続き)ただ、一本の映画として観たらどうなんだろうと。物語がわかりずらいのは作品の性質上仕方がないけど、おかしな演出やカット繋ぎも多かった。キャラの演技が終わってないのにカットを割る。歌を聴かせる場面なのに、戦艦の轟音が入る。ブラックアウトが多いのは癖なのだろうか。

2012-11-07 20:00:34
Yuki @Yuki_NK

(続き)ヒロインが喋るといつも風が吹いていて髪が揺れている。いつも風が吹いている星なのかなと思うと、カットが変わると止まっている。細かい所にこだわるのが魅力な作品でもあるので、そういうところが逆に気になってしまう。

2012-11-07 20:05:55
Yuki @Yuki_NK

(続き)風にこだわるのもアレだけど、天候が演出上で重要な要素になるのはよく言われることです。風が吹くのならそれなりの意味があるはずで、2人の関係性が変わるとか、特別な時に吹かせればいいと思う。とにかく、これはなに?ということが多くて若干物語に集中できなかった。

2012-11-07 20:11:11
Yuki @Yuki_NK

(続き)人物の描写も、型にとらわれない多面的な人間味ある描写にしようという意図が見られて、それは永野護キャラの魅力の源泉だと思う。でも今回は主役2人の背景や辿ってきた人生が見えてこないので、どんな人物なのかわからず、結果として何を考えているのかよくわからない。

2012-11-07 20:16:04
Yuki @Yuki_NK

(続き)そうなると、2人がこの先どうなるかということに興味がいかず、物語に入り込む推進力が働かない。物語に入り込めないので、2人の結末にカタルシスが感じられなかった。ちゃんと描けば2人とも、とても魅力あるキャラになったと思うのだけど。

2012-11-07 20:20:55
Yuki @Yuki_NK

(続き)20年以上前、永野護さんって本当に新しかったわけですよ。ロボットから服飾に至るまでのデザインの凄さ。素晴らしさ。それまでのアニメや漫画のデザインを過去にしてしまったといっても過言ではない。時代を変えた天才だったと思う。それこそ、メディア史に残るような...。

2012-11-07 20:26:47
Yuki @Yuki_NK

(続き)あの富野 由悠季監督が一緒にガンダムを作りたいと言った男ですよ…!世界観含めたトータルデザインからマンガ、果てはベース演奏までしてしまう天才でも、必ずしも映像に才が発揮できるとは限らないということかもしれない。

2012-11-07 20:55:26
Yuki @Yuki_NK

(続く)永野護さんが原作・監督・脚本・絵コンテ・レイアウト・原画まで担当したことが売りなことは間違いなく、ある意味で成功していると思う。それでも裏方に演出家や脚本家がきちんとついて「このカットは変ですよ」「ここの台詞は省略しましょう」と調整すればさらに良い作品になったと思う。

2012-11-07 21:00:45
Yuki @Yuki_NK

(続き)それでも、これは永野護ワールドの一部分であり、マンガをそのまま映像化したものだと考えれば、今までつらつらと書いてきたことは全て覆る。ファンにとって素晴らしい存在なのは間違いない。でもそれは映画なのだろうか、とも思う。

2012-11-07 21:02:45
Yuki @Yuki_NK

(続き)なんでこんなに字数をつくしているのだろうと思うと、多分惜しいのだ。永野護はこんなものじゃないと思いたい。永野ワールドの映像作品はこんなものじゃない。1989年のファイブスター物語の映画はあんなに映画として素晴らしかったじゃないか、と。

2012-11-07 21:07:22
Yuki @Yuki_NK

(続き)今回の映画で、今の技術で永野護のキャラやメカを動かすことができることができるようになった。永野護自身に映画を作る資金が集まり、お客を呼べるということが分かった。ファイブスター物語が映画シリーズになる可能性もあっただろう。しかしながら今の状況ではそれは厳しいかもしれない。

2012-11-07 21:13:32
Yuki @Yuki_NK

(続き)もし次があるのならば(ありそうな気がする)永野護の才能にばかり当てにせず、優れた演出家や脚本家をつけてあげて、映画的にも素晴らしいと賞賛される作品を作って欲しい。ファンは喜んだ。次は永野護を知らない人達の番だ。日本には永野護がいる。それを世界に伝えたい。そう強く願います。

2012-11-07 21:17:50
Yuki @Yuki_NK

あ、そうだ。ゴティックメードは映画館がおすすめですよ。音にはかなりこだわっているみたいで、効果音がけっこう良いです。シーンによってはメカの騒音など音の圧力を感じるような演出があったり。そういうのも映画館ならではですね。

2012-11-07 23:50:04
Yuki @Yuki_NK

昔読んだ永野護さんのインタビューで、モーターヘッドの駆動音とか動きについて熱く語ってたのを思い出したな。映画観て、ああこういう風に表現したかったんだなーって。昔からのファンならさらに楽しめると思う。

2012-11-07 23:52:23

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?