121107 大飯発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合 第2回評価会合(報告ツイート)

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原佑介 @MrSARU

①本日、原子力規制庁で、大飯原発敷地内、破砕帯の評価を行う有識者会合が開かれた。関西電力は、問題となっている「F-6破砕帯」について、以下の通りの見解述べた。「F-6破砕帯の構造は、一般的な活断層にみられる特徴を有していない。(続く@iwakamiyasumi

2012-11-07 19:57:16
原佑介 @MrSARU

②続き)地下深部の高温下で形成される緑泥石脈が、最も新しい時期に変異したと考えられる断層面を横切って分布し、緑泥石の結晶が破砕されていないことから、最近の時代において当断層は変位していないと考えられる」と、活断層の可能性を否定した。@iwakamiyasumi

2012-11-07 19:57:42
原佑介 @MrSARU

③識者らは、「F-6と併走する破砕帯を含めて一つのF-6と見る調査を行なっているのか」、「ボーリング調査の深さが足りないのでは」と指摘。これらに対し、関電は「電気探査、ボーリングなどによって、必要な範囲は十分カバーしている」との認識を示した。@iwakamiyasumi

2012-11-07 19:58:08
原佑介 @MrSARU

④「地滑り」or「活断層」の議論は今回も交わされたが、立体的なデータが不足しているため、決定的な評価には至らず。島崎氏は、関電への追加調査、有識者有志による再調査の必要性に言及したが、この島崎委員の考えに、渡辺教授が異を唱えた。@iwakamiyasumi

2012-11-07 19:58:21
原佑介 @MrSARU

⑤「今日、関電を呼んだのは、追加調査を依頼するためか。いつの間にか延々と希望を述べ、調査指示をしているが、これをいつまでやるのか。いつ決着をみるのか。大飯は現実に稼働している。活断層の面から危険か否か、スピーディに答えを出すのがこの会合ではないのか」。@iwakamiyasumi

2012-11-07 19:58:29
原佑介 @MrSARU

⑥「このままズルズル行く事を懸念している。活断層でないと言った委員は識者は一人もいない。地滑りか活断層かわからないものが、(Sクラス施設である)緊急取水路下を通っているのは事実であり、この点を詰めればいいだけではないか」。@iwakamiyasumi

2012-11-07 19:58:40
原佑介 @MrSARU

⑦この指摘に、「大飯が稼働していることは、規制委員会で議論すべき事項。ここは科学的に、地滑りか活断層か、破砕帯がどこを通過しているのかを評価する場。それがまだ決着していない。再調査で、誰がみても『そうである』という形で決着がつくと考える」と島崎委員。@iwakamiyasumi

2012-11-07 19:58:49
原佑介 @MrSARU

⑧「グレー」は認めず、白黒つける構えを見せる委員。渡辺教授は、「活断層ではないと言い切った人は一人もいない。その時点で本格的な再調査に臨むなどと悠長なことを言っている場合ではないのでは」と追加質問をしたが、島崎委員は「ハッキリするまでやりたい。(続く@iwakamiyasumi

2012-11-07 19:58:56
原佑介 @MrSARU

⑨続き)学術的に難しい問題ではない。データさえあれば、みんなが『そうだ』という結論が出るはず」とした。島崎規制委員の納得の行く結論は出ず、現状、議論は行き詰まり、次回会議は再調査後の予定。大飯原発敷地内破砕帯をめぐる有識者会合は長期化する恐れがある。@iwakamiyasumi

2012-11-07 19:59:23
原佑介 @MrSARU

⑩「発電用原子炉施設の耐震安全性に関する安全審査の手引き、1-3.耐震設計上考慮する活断層の認定」によると、「断層運動が原因であることが否定できない場合には、続く)@iwakamiyasumi

2012-11-07 20:27:10
原佑介 @MrSARU

⑪続き)これらの原因となる耐震設計上考慮する活断層を適切に想定すること」とある。渡辺教授が繰り返し述べたように、調査の結果、活断層の可能性を誰一人否定していない。国の「耐震設計上考慮する活断層の認定」は、「活断層か否か」だけでない。@iwakamiyasumi

2012-11-07 20:27:20
原佑介 @MrSARU

⑫「活断層の可能性が否定出来ない」場合においても、「耐震設計上考慮する活断層の認定」とし、つまり、グレーの場合、黒に立つよう定めている。こうした背景を踏まえ、傍聴席からは、延々と行われた活断層か地滑りかといった議論に、多くの反発の声が上がった。@iwakamiyasumi

2012-11-07 20:27:29

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