渡邊芳之先生ynabe39の「そもそも「自分がやりたい仕事」がほんとにわかるのは働くようになってからなんじゃないか。 」
高校生が見つける「自分のやりたいこと」などせいぜいそれから数年間くらいの自分を動機づけるための仮の目標に過ぎない。by 渡邊芳之
渡邊芳之
@ynabe39
発達心理学的には現代の先進国における18歳は「モラトリアム時代の始まり」なんだからその時点で「自分が将来どんな仕事をしてどう生きていくか」は決められない。「したいこと」など見つかっていないのが正常だし見つかったように思っていても実際の将来とは多くの場合ズレている。
2012-11-08 23:22:59
渡邊芳之
@ynabe39
いつから人は「自分がやりたいこと」を仕事にするようになったのか。じっさい「自分がやりたいこと」を仕事にしている大人がどれだけいるのか。あなた自分のやりたいことを仕事にしてますか?
2012-11-08 23:27:32
渡邊芳之
@ynabe39
「高校からの数年間をどう生きるか」が「人生を決める上で重要」だというのはそうだろうと思いますが,それと「高校生が人生を決めることが重要」とはまるで別のことです。 RT @ikasanma: とても仰る通りと思うけれども、高校生からの数年間は人生を決めるうえで重要なように思える。
2012-11-08 23:29:18
渡邊芳之
@ynabe39
われわれは仕事しながら「大学に入ってきたときに決めていた道とはまるで違う道に進んで立派に生きる学生」をこれでもかというほど見てきているわけです。
2012-11-08 23:30:46
渡邊芳之
@ynabe39
「小中高の先生が生徒に言うことを聞かせるために使っているレトリック」を大人になっても本気で信じている人が多いのが「学校社会」なんだよね。
2012-11-08 23:36:03
渡邊芳之
@ynabe39
@_kurotan まあ「そういう大学に行きたい人」「そういう大学に行かせたい親」がいるのであれば需要に応えようと誰かが思うのは無理がないですよ。
2012-11-08 23:39:26