間違ってほめた子供は、けっこう大変なことになる

「これはいいものだ。こうすればもっと良くなる」というコーチングのあれは、叩き要素をゼロに出来る状況を講師がつくりだした時にのみ通用する。お手本の模写で序列の下位に甘んじた子供をつかまえて、「これはいいものだ」とほめたところで、その空疎さを見抜かれる
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medtoolz @medtoolz

@kumabcdefg 自分は怒られてばっかりだったので、そのへんがよくわからなかったり。

2012-11-09 17:23:25
medtoolz @medtoolz

「ほめて伸ばす」ってすごくいい言葉なんだけれど、ニコ生でときどき性犯罪まがいの振る舞いをする子供が出るのもまた、「ほめて伸ばされた」結果でもある。「ほめるのはものすごく効く。いい方向にも悪い方向にも」が正しいんだと思う

2012-11-09 17:12:16
medtoolz @medtoolz

ほめる形式のセミナーをやっていてとにかく面倒くさいのが「見る」ことで、参加者とトレーナーとが1対1ぐらいの人数になっても、まだ「目が足りない」と思う。学校の先生なんて、一人で何十人なんだから、そもそもほめて何かするのなんて絶対無理だと思う

2012-11-09 17:14:40
Kentaro Fukuchi @kentarofukuchi

@medtoolz 研究室で大学生・院生相手にそれを痛感しました。

2012-11-09 17:21:47
medtoolz @medtoolz

@kentarofukuchi 研修医の頃、毎日のように行われる講義を「面倒クセェ」と思っていて、自分がその立場になって、「俺のほうがもっとずっと面倒クセェ」というのがよくわかったのです。。

2012-11-09 17:23:05
medtoolz @medtoolz

そのあたりニコ生って、一人に対して目は無数で、通信はほとんどリアルタイムで、見る側の「空気」みたいなのはコメント欄で共有できて、「ほめる」道具としてものすごく良く出来てる。よく出来すぎているから、恐ろしいことになるんだと思う

2012-11-09 17:15:39
Kentaro Fukuchi @kentarofukuchi

@medtoolz ちょうど今読んでいる福田恆存の本に「個性などというものを信じてはいけない。もしそんなものがあるとすれば、それは自分が演じたい役割ということにすぎぬ」という一文があり、これは子供(学生)の場合「大人が演じさせたい役割」と読みかえることができるのではと思いました。

2012-11-09 17:42:35
medtoolz @medtoolz

@kentarofukuchi たしかに個性って、勝手に生えてくるんじゃなくて、誰かが投影するものですよね。。親御さんの目にかなわない個性が生えてきたら、「馬鹿やめろ」と枯らされることがほとんどなわけで

2012-11-09 17:47:20
ネコロ @nekoronekoro

@medtoolz 人間が見られる数は精々5人、修行しても十数人ではないかと短い社会人生活から感じます。

2012-11-09 17:46:03
medtoolz @medtoolz

@graynora 心肺蘇生の講習会が、参加者とトレーナーがだいたい同数で、個人的にはそれでも「足りない」よなと。。

2012-11-09 17:47:57
金平 恵介 @KKanehira

@medtoolz やっぱり軍隊なんかの教育って正しいところあるような気がするな・・

2012-11-09 17:22:44
medtoolz @medtoolz

@KKanehira 安全な落とし所として「しかる」というのは、そんなにずれてないような気もするのです。

2012-11-09 17:23:54
medtoolz @medtoolz

SEALs の、あの人件費の塊みたいなエリート集団を育てるときに行使される教育手法が「叱る」であって、なおかつBUDs のトレーナーは受講生とほぼ同人数、3交代で受講生を見張ってるんだから、「見て」「ほめる」ことはそれだけ難しく、お金がかかる。米軍でも支払えないぐらい

2012-11-09 17:50:56
金平 恵介 @KKanehira

@medtoolz それを引き換えにしても求める「成果」があるから・・・ですね。

2012-11-09 17:54:49
medtoolz @medtoolz

@KKanehira オリンピック級のアスリートの親御さんは、全人生を子供にぶち込んでいる人が結構いて、でもそれをやってあの舞台に立てなかった子供もまた、たぶん裏側には無数にいるのでしょうし

2012-11-09 17:55:50
medtoolz @medtoolz

「ほめる」ってこう、焚き火の燃料にガソリンを使うようなところがあって、ちゃんと制御しきれるのならばものすごく効果的だけれどたいてい失敗して、有効利用するのに必要な道具や設備が莫大にすぎるんだろう

2012-11-09 17:54:17

派生エントリ

しんざき @shinzaki

褒める際、「本来成功体験でないものを成功体験だと思い込ませてしまう」のが害悪になり得る、というのは賛成。けれど、成功体験をきちんと成功体験として褒めてあげられるとしたら、それは多分害悪にはならない。だから真剣に「それが褒めるべきことなのかどうか」ということを考えなくてはいけない

2012-11-09 18:12:06
しんざき @shinzaki

ブログ書いたー 不倒城:子育てにおいて、「真剣に考えて、真剣に褒めること」が大事なんじゃないか、と思った。 http://t.co/GbTFwSH0

2012-11-09 21:50:19

まとめ 独創性について。横尾忠則が子供に絵の授業をしたときには、子供に自分が好きな絵を持ってきてもらって、それを模写させたのだと 何か生データを見せて、「それを好きなように表現してごらんなさい」とやったところで、生データの情報量は莫大に過ぎて、お手本無しの「表現」は、結局のところ隣の子供と同じ、その場の空気が生み出す陳腐な何かに収斂してしまう 9674 pv 28 4 users 11
まとめ そうして作られた細かいマニュアルを、「誰かをほめるための道具」として駆使できることが、講師になるための条件 心肺蘇生の講習会に出席するなど。何事においてもそうなのだけれど、見るのはたやすい。学ぶのはちょっと難しい。教えるのはさらに難しく、そのまた奥にようやく、到達点としての「ほめること」がくる。誰かを肯定するのってほんとうに難しい 2960 pv 6 1 user
まとめ 教室という異常な場所に統率を持ち込むためにはエネルギーが必要 教室という異常な場所に統率を持ち込むためにはエネルギーが必要で、それを「上」たる学校の先生たちが負担するのか、誰か弱そうな生徒に「下」を名指しして、その子供一人に海兵隊の鬼教官と同じだけの負担をお願いするのか。 4098 pv 8 3 users
まとめ 2つやるとまわりからは秀才扱いされて、ほめられるとたまに本物になる 東大の大秀才の逸話、もちろん中身が全然違う部分も少なからずあるにせよ、「先の学年で学ぶことを予習していること」と「再計算でなく暗記でカバーしている割合が多い」ことは、共通項としてあるんじゃないかと思える。2つやるとまわりからは秀才扱いされて、ほめられるとたまに本物になる 5176 pv 9 4 users 5