やられメカ好き
機械獣を始祖とする週一で消える所謂「やられメカ」が凄く好きなんですよ。ガンダム以降「量産型」と言う言葉によってどんどん出番が無くなって行った概念です。ガオガイガーを最後にほぼ絶滅してしまいました。(続く
2012-11-09 18:48:42(続き ガンプラの成功によって敵側のメカキャラも商売になると発見されました。それまでの使い捨てみたいな適当なデザイン・設定ではなくキチンと「キャラ立ち」するレギュラーキャラ扱いに「昇格した」と言うのが一般認識です。しかし本当にそうなのでしょうか。(続く
2012-11-09 18:53:16(続き 週一使い捨ての「やられメカ」はスーパーロボットアニメ最盛期末期の状態であり、マジンガーZにおいてその週登場する機械獣は実は堂々たる「メインゲスト」であった事実は結構忘れられています。一芸においてマジンガーZをも凌駕する機械獣をどの様に攻略するかが主題でした。(続く
2012-11-09 19:20:02(続き 「あれ?その構成ってエヴァじゃね?」と気付いた貴方は正しい。ウルトラマンのオマージュとして有名なエヴァはまた、マジンガーZのオマージュでもあります。エヴァの使徒があんなにも印象深いのは、彼らが「メインゲスト」として扱われているからなのです。(続く
2012-11-09 19:23:32(続き [量産型]の名称と共に[レギュラーキャラ]に昇格した筈の敵メカは、作画バンクの為の素材に「格下げ」されていたのが実態です。だからガンダムのMS以外はスターキャラにはなれなかった。そのガンダムシリーズのMSも時代が新しくなるにつれ単なる「モブ」に格下げされます。(続く
2012-11-09 19:29:22(続き 週一で消えるとは言え本来「メインゲスト」扱いだった「やられメカ」がいつの間にやらモブにまで零落していると言うこの悲劇。21世紀に入りスーパーロボットアニメ復権を謳った作品は幾つもありましたが、「メインゲスト扱い」のやられメカ攻略を中心にしたエピソードは(続く
2012-11-09 19:39:39(続き 数える程しかありません。ワンパターンだのマンネリだの言われますが、一芸名人の敵メカを苦難の末打ち破る話と言うのは実は非常に王道なのです。オッサンオタクが「昔の様なロボットアニメが見たい」と言ってる場合は「熱血っぽい展開」ではなくて「強い敵メカを如何に倒すか」(続く
2012-11-09 19:44:34補足。 強い「やられメカ」と言うのはその強さに説得力のある能力(特徴・一芸)を存分に見せてくれないと、単に薄っぺらいだけの存在に堕します。エヴァの使徒が如何に練りこまれた一芸名人達だったか、今晩の放送の進撃版【序】で再確認してみるのも一興です。
2012-11-09 19:50:36