米ツイッター創業者で会長のジャック・ドーシーの失望と再起

2008年にドーシー氏はツイッターの最高経営責任者(CEO)の座を追われ、会長職にはとどまったが日々の経営を離れることに。しかし、ドーシー氏は即座にまた動きだす。ジム・マッケルビー氏とともに、サンフランシスコの旧造幣局を見下ろす自宅アパート(寝室は1つしかなかった)でスクエアを起業したのだ…
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takahito_iguchi @iguchiJP

ジャックドーシーの失意失望と、そこからの再起。シンプルな美しさを探求し、好奇心の赴く所を遮らない。 ツイッターを追い出され排除されても、そこから「お金のユーザーを支援する」スクエアを根本からイメージし実現する精神の柔軟性。 http://t.co/uIPmEQoe

2012-11-13 10:21:56
takahito_iguchi @iguchiJP

同じアプローチはスクエアを起業する際にも使っている。「すばらしいコンセプトだということも、事業として成り立つこともわかっていた。コンセプトや技術の本質は、緊急車両の派遣という別の形態で既に自分が使っていたものと同じだったからだ。それを中心に会社ができあがったようなものだ」

2012-11-13 10:18:26
takahito_iguchi @iguchiJP

それはありきたりの会社ではなかった。ドーシー氏はツイッターを通じて、企業組織ではなくアイデアをなによりも重視する、きわめて革新的な企業を創りだそうとした。

2012-11-13 10:17:54
takahito_iguchi @iguchiJP

「僕はフロリアン・ウェバーというプログラマーとビズを動員して、2週間でコードを書き上げた。その後も徐々にオデオから従業員を引き抜き、最終的に別会社として分離した」。

2012-11-13 10:17:39
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ドーシー氏によると、SMS(ショートメッセージサービス)より優れ、ウェブにアーカイブされるメッセージ送信ツールのコードを書くのに与えられた期間は2週間だったという。

2012-11-13 10:17:20
takahito_iguchi @iguchiJP

だがこの失敗から成功、それも大成功の種が生まれた。「ツイッターがあそこで生まれたのは、僕が持っていたアイデアを、共同創業者とビズと(オデオのもう1人の共同創業者である)ノア・グラスに話したことがきっかけだった」。

2012-11-13 10:17:07
takahito_iguchi @iguchiJP

「僕らは開発していたツールを好きでもなかったし、使いもしなかったし、自分たちのために改良しているのでもなかった」。

2012-11-13 10:16:50
takahito_iguchi @iguchiJP

オデオは大きな注目を集めたが、結局成功しなかった。「ポッドキャストにはまったく興味はなかったが、あのメンバーと一緒に働きたかった」とドーシー氏は語る。“メンバー”とは、ビズ・ストーン氏とウィリアムズ氏だ。

2012-11-13 10:16:36
takahito_iguchi @iguchiJP

ドーシー氏も彼なりの手法で“厳しさと緩やかさの両面を同時に持つ”ことを実践している。すなわち現場の自律性を大切にしつつ、価値観を統一しようとしている。本当に重要なことを意識しつつ、非常に小さなことにも注意を払おう、とよく口にする。

2012-11-13 10:15:29
takahito_iguchi @iguchiJP

「歩きまわる経営」は30年前、ビル・ヒューレット、デビッド・パッカードといった経営者のリーダーシップやイノベーションを取り上げた『エクセレント・カンパニー』で有名になった。

2012-11-13 10:15:19
takahito_iguchi @iguchiJP

毎朝仕事前には5~8kmほど走る。新入社員にサンフランシスコの町を案内するのも好きだ。

2012-11-13 10:15:04
takahito_iguchi @iguchiJP

精神的・肉体的な放浪癖があるのは、集中するのに役立つからだ。「思考に最適なのは、ただ歩いているときだ」。スクエアとすぐそばの自宅アパートと数ブロック先のツイッターのオフィスの間は数えきれないほど歩いた。

2012-11-13 10:14:48
takahito_iguchi @iguchiJP

だがドーシー氏には自分がよくわかっていたようだ。脇道にそれるのも、筋書きの一部だったのだ。散漫さは、軸がぶれないことの裏返しである。

2012-11-13 10:14:30
takahito_iguchi @iguchiJP

最近はニューヨーク市長に出馬するという噂もあった。ドーシー氏の母親は、いつになったら本当の自分を見つけるのか、と嘆いたこともある。

2012-11-13 10:14:12
takahito_iguchi @iguchiJP

未上場ハイテク企業で最も注目される5社のうち2社の共同創業者となるまでのドーシーは優れた集中力があるようには見えなかった。救急車やパトカーを緊急派遣するためのソフトウエアを書き、大学を2度中退し、植物画を描きマッサージ師の資格を取り、ファッションデザインをかじる、といった具合だ。

2012-11-13 10:13:56
takahito_iguchi @iguchiJP

ドーシー氏は1日に30~40件の会議メモを受け取ることもめずらしくないという。それはメールの受信箱に入れ、夜帰宅してからiPhone(アイフォーン)で読む。

2012-11-13 10:12:30
takahito_iguchi @iguchiJP

システムのバグ(欠陥)の手当て、新しいパートナーとの提携、交渉中の契約、新製品、重要な経営数値など、会議の内容は問わない。全員に伝えられる。

2012-11-13 10:12:24
takahito_iguchi @iguchiJP

そこでスクエアでは驚くようなルールを作った。2人以上の出席者がいる会議では、必ずだれかがメモを取り、それを全社員に送る、というのだ。

2012-11-13 10:12:13
takahito_iguchi @iguchiJP

こうした組織で成功のカギを握るのは透明性と信頼だ。ドーシー氏は自分の下で働く人々は、会社が何をしようとしているのか、またなぜそうするのかを知るべきだとかたくなに信じている。

2012-11-13 10:11:59
takahito_iguchi @iguchiJP

ドーシー氏はまた「従業員は優れたアイデアを提案することで、会社の進路を劇的に変えることができる」とも語る。

2012-11-13 10:11:42
takahito_iguchi @iguchiJP

またこのモデルによって、会社のリーダーはトレンドや複数の事柄の共通点に気づき、そこに人員を配置することができる」。

2012-11-13 10:11:29
takahito_iguchi @iguchiJP

「ツイッターとスクエアのこうしたモデルがとても気に入っている。社内で最も情報を持っている人間が、新しいアイデアを提供できるからだ。

2012-11-13 10:11:11
takahito_iguchi @iguchiJP

ドーシー氏の考える良い職場のイメージは、新聞社の編集部門だ。高校時代には新聞づくりに携わったこともある。スクエアでの自分の役割は、部下が持ち込んだアイデアを企画に仕立てたり、彼らにアイデアを提供したりする“編集長”だと考えている。

2012-11-13 10:10:50
takahito_iguchi @iguchiJP

また小売業者はスクエア・ウォレットに顧客向けのポイント制度を組み込むことができる。

2012-11-13 10:09:58