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間違った情報というのは、たとえばこうやって広がる

批判する際は、原典を確認する。これ大事。
人文 学力 教育 国語 朝日
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福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
今朝の朝日新聞「声」欄に興味深い投稿が載っていた。タイトルは「出題側の文章力こそが問題」。10月24日付紙面で紹介されていた全国学力テスト小学国語A(2009)の設問文の粗悪さに苦言を呈する声。すばらしい観点だと思った。しかし、だ。 @asahi_school @ujioka
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
承前)10月24日付紙面で紹介された設問文と、実際の設問文 http://t.co/1saV7gds とを比べると、新聞紙面に間違いがあることが分かった。一部を抜粋し、あたかもそれが全体であるかのような紹介の仕方だったのだ。 @asahi_school @ujioka
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
承前)10月24日付紙面で紹介されていたのはこれ:【次の文について、「だから」を使って二つの文に分けたときの前の文の終わりの七文字を書きましょう】。この設問文は情報が多すぎる、これが正解率15%の原因じゃないか、という「声」だった。 @asahi_school @ujioka
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
承前)ところが、実際の問題はこうだった。【③の文について、「だから」を使って二つの文に分けて書き直すことにしました。「だから」を使って二つの文に分けたときの前の文の終わりの七文字と後の文の始めの七文字を書きましょう】 @asahi_school @ujioka
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
承前)要するに、紙面が紹介していたのは、省略されたがために実際より分かりづらくなった設問文(しかも、省略されていることを明示せずに省略されていた)。それを見た「声」の主(大学非常勤講師)は、その紙面を事実と思い込んで批判したわけだ。 @asahi_school @ujioka
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
実際の問題を歪めておきながら事実かのように見せて掲載した記者。一方で、テストの原典を確認せず批判した大学非常勤講師。その批判者の声について正否を確認もせず「声」欄に掲載した「声」欄の記者。3者ともに、それぞれ、批判されてしかるべきだ。 @asahi_school @ujioka
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
承前)なるほど情報というのはこうやって歪められていくんだな、と勉強になった。 @asahi_school @ujioka
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
承前)実際の問題も、高島さん云々といった脚色や、不要な文①②の併記という点で見ると、決して優れた問題とは言えない。しかし、10月24日付の紙面で歪められた設問文ほどには、分かりづらくなかった。これで15%とすれば確かに学力に疑念は残る。 @asahi_school @ujioka
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
ちなみにこのツイート http://t.co/ntAKeqFV の中の「情報が多すぎる」というのは、「一文にもかかわらずあれこれ詰め込みすぎ。(この設問文こそ)文を分けるべき」という趣旨(カッコ内は私の解釈)。以上念のため。 @asahi_school @ujioka
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
いや、大げさでもないな。だって、朝日新聞だもんな。責任大きいよ。もし私があのテストの作成者だったら、10月24日の時点で苦情を言うところだ。
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
声欄投稿者(71歳の大学非常勤講師)の文章は、とかく予定調和的にまとめてしまう記事への苦言だったわけであり、子どもが悪いというより出題者が悪いんじゃないのという発想は私と全く重なる考え方でもあるから、その着眼点自体は本当に共感できる。それが、ニセ記事によって空虚になってしまった。
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
昨夜の連投の補足。全国学力テスト2009小学国語A( http://t.co/WDzPbg7P PDF)の大問8の正解率が15%だったという情報が正しいとして、その原因は、「ので」を「だから」に変換できなかったことではなく、後半に読点を入れなかったことだったのかもしれない。
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
承前)解答( http://t.co/Lw1dE5n1 PDF)を見ると、大問8の後半は「ぼくは、これま」。しかし、「七文字」という指示を受けて「ぼくはこれまで」と書いた子も、きっと多かったのだろう。これがバツになったのかどうか、そこが問題だ。
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
承前)「AなのでB。」を、「A。だから、B。」に変換できない子が6年生の85%にものぼるとは思えない(この手の問題は、小学低学年の問題集などにもよく出てくるし)。するとやはり、読点がない解答はバツになったのか。
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
承前)しかし、そうだとすると、「ので」「だから」といった因果関係をとらえる能力と同時に、「読点は文字数に入れるのが普通だ」といった知識までも試されていることになる。その意味で、やはりこの問題は不適切。そもそも、読点が含まれる解答を用意した時点で不適切。
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
承前)しかも、大問8の設問にも、問題用紙冒頭にも、読点を字数にカウントするかどうかについての指示が書かれていない。こういうことを明示するのは作問の常識。さらに、A問題では「文字数」、B問題では「字数」と表記されている。いい加減すぎるだろ、これ。
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
承前)おまけに、解答( http://t.co/fO8RpuM5 PDF)には、解答「例」なんて書いてある。こういう問題に例も何もないだろ。解答はたった1つのはずだ。読点を入れない例もありますとでも言うのだろうか。
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
承前)2009年はベネッセが受託 http://t.co/7tE97FID しているようだが。ベネッセって、この程度なのかね。この程度なんだろうね。泣けるね。
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
承前)399,000,000円ももらってるんだから、しっかりしてほしいもんだよな。ベネッセ。
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
あ、でもこの場合、解答用紙が(  )。だから、(  )。になってるんですよ。カッコは実際には7マスのマス目。 RT @nagoyoko: @ 自分が小学生なら、前の分の最後の七文字を「していたので、」にしてしまいそうな気がします。… …目の前の文を分けてしまって。
福嶋隆史/著書60万部超/ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo
こちらもよろしく。【全国学力テスト2012(小学校・国語)――こんな問題では国語力を計測できない http://t.co/ZtSbJ2U9

コメント

なが @k_watarase 2012-11-15 12:51:57
援護射撃ではなく背後から射殺という事案は多い 特に「善意」「正義」からくるものは厄介
♪てぃ・りり@矢沢美琳™ @joulli 2013-04-22 01:04:35
ふと思いましたが、「だから、ぼくは」は間違いになったのでしょうか
u1ρ @u1p 2013-04-22 13:24:00
これは見事だなぁw そして、「またアサヒか」。
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