第4回相模原臨床アレルギーセミナー2010

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竹村 豊 @ytktkmr

相模原臨床アレルギーセミナーにて LTRA投与でBA発作回数、入院回数に有効性。今後プラセボ群との比較試験結果が出る。

2010-08-08 12:53:05
竹村 豊 @ytktkmr

相模原臨床アレルギーセミナーにて アナフィラキシー対策。Grade4以上、明らかな呼吸器症状では即アドレナリン注。 免疫療法。状況に合わせた適応決定。少量アナフィラキシー症例に入院による急速法の適応可能性あり。マスト細胞の反応性低下、IgE低下。アナフィラキシー管理に有効か。

2010-08-08 11:53:38
竹村 豊 @ytktkmr

相模原臨床アレルギーセミナーにて FA負荷試験。ナッツは1粒0.7〜0.8g。総負荷は5粒程度。 負荷試験陰性イコール全解除ではない。自宅で初めは最終負荷量の1/2。様子みながら総負荷量。その後徐々に増量。

2010-08-08 11:15:10
竹村 豊 @ytktkmr

相模原臨床アレルギーセミナーにて 食物負荷試験。特異的IgE 陽性だが未摂取乳児1才半頃目安。ナッツでは一般的には耐性獲得困難。明らかな既往あれば2度目は不要。目的を家族と共有する。パスタはうどんの2倍の蛋白量。呼吸器症状にボスミン吸入も。有症状時はアドレナリンはほぼ有効。

2010-08-08 11:07:38
竹村 豊 @ytktkmr

相模原臨床アレルギーセミナーにて 食物アレルギー。油脂、豆類は基本的に原因にならない(ゴマ油やピーナッツ油は時折)、添加物アレルギーはあっても稀、牛乳加熱はFAとして無意味。必要最小限除去+免疫療法!学校生活指導管理表でもIgEの価値は低い。

2010-08-08 10:02:45
竹村 豊 @ytktkmr

相模原臨床アレルギーセミナーにて アトピー性皮膚炎。コクランライブラリーより、妊娠中、授乳中の食物制限は発症に関係なし。離乳食の開始を遅らせることも関与なし。皮膚の炎症部位からのアレルゲン侵入は感作に。プロテアーゼ活性と角質接着斑の関係。皮膚もステロイドも弱酸性。

2010-08-08 08:47:50
竹村 豊 @ytktkmr

相模原臨床アレルギーセミナーにて アレルギー性結膜炎。眼に関してはなるべく抗アレルギー薬。4回/日。ステロイドは最後の手。眼圧上昇の副作用が問題!人工涙液での頻回洗浄は有用。

2010-08-07 17:11:58
竹村 豊 @ytktkmr

相模原臨床アレルギーセミナーにて 重症型アレルギー性結膜疾患としての春季カタル、学童男児、リモデリング様変化、角膜病変も。これにはステロイド点眼、最近では副作用の観点から免疫抑制点眼薬が注目されていて有用。 AD性眼瞼炎に対してプレドニン眼軟膏有効で安全。 以上、本日終了。

2010-08-07 17:29:48
竹村 豊 @ytktkmr

相模原臨床アレルギーセミナーにて 甲殻類アレルギー、トロポミオシン。十脚目にかなり関連性あり。軟体類イカ等も大体同様。シャコ、エビ等十脚目以外は症状異なる。伊勢エビ、ロブスターも異なる。臨床的には75%交叉反応。 豆乳によるOAS、Gli m4、スゴイダイズ注意。

2010-08-07 16:30:33
竹村 豊 @ytktkmr

相模原臨床アレルギーセミナーにて クラス1,2食物アレルギー。2としての口腔アレルギー。シラカバBet v1とリンゴMal d1、日本人では16%。熱や消化酵素に不安定。SPT有用。花粉症有無でOAS分類、有りがクラス2FA。PR-Pについて。

2010-08-07 16:19:51
竹村 豊 @ytktkmr

相模原臨床アレルギーセミナーにて スギ花粉症は植樹等による増加、30年以上の樹の増加による。雄花のつき方で花粉飛散予測。花粉観測システム(はなこさん)。一年の前半は木、後半は草の花粉。スギは現在ハウスダストよりも多い吸入性抗原陽性率。カバノキ科花粉と果物での交叉OASあり。

2010-08-07 14:13:38
竹村 豊 @ytktkmr

相模原臨床アレルギーセミナーにて FEIAn。小麦/甲殻類×球技/ランニングで発症。小中学生に多く小児科でも重要。その他アレルギーとの合併約65%。但し誘発試験は難しい。NSAIDsによる増強効果はあるがこれに限ったものではない。DSCGは予防になりうる。

2010-08-07 10:51:47
竹村 豊 @ytktkmr

相模原臨床アレルギーセミナーにて 室内塵1g当たり主要アレルゲン量の測定。ペットアレルゲン⇒リポカリン重要。属が違うと交叉なし(ハムスター等で)マイナーアレルゲンは交叉多い。 日本の環境ではダニ(Der1)量が圧倒的に多い世界的にみても。ネコイヌ飼育率により周辺環境をも変化。

2010-08-07 13:46:06
竹村 豊 @ytktkmr

相模原臨床アレルギーセミナーにて 保湿剤、弱酸性のヒルドイドソフト有用。ステロイド外用と保湿剤混合でステロイド経皮吸収率上昇。寛解維持にはプロアクティブトリートメント。プロアクティブ治療で食物IgEも低下。タクロリムス発癌性はなさそう、重症度低下で合併症(発癌も)も低下。

2010-08-08 09:07:52
竹村 豊 @ytktkmr

相模原臨床アレルギーセミナーにて アレルゲン免疫療法。海外ではかなり一般的。軽〜中等症持続型、鼻炎喘息合併例が適応。花粉症患児に喘息発症予防効果。Th2賦活を抑えTh1優位への移行が可能で根治に繋がりうる。3年以上の維持療法が必要。導入に急速飽和も行われている。

2010-08-07 11:22:34