玉井先生の票の格差違憲論と、江川さんの感想

玉井先生の票の格差についての法律論と、 違憲裁判の先達たちの話、 そして、江川さんの感想、を主にまとめました。
国内 法律論 違憲論 選挙区 票の格差
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玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
違憲だが有効、でも次は無効にするかもよ、という手法になるかと。 RT @Hideo_Ogura 前回の選挙ですでに違憲状態だったわけで、今度救済してしまうと議員定数に関しては最高裁の憲法判断なんて聞き流しておけば良いということになりそうです。RT ならないでしょう。
Shoko Egawa @amneris84
解散決断についての各紙社説。▽評価=「首相の重い決断を支持する」(読売)、「首相の決断を評価する」毎日、「首相の決断を率直に評価したい」(産経)▽容認=「首相の決断はやむをえない」(朝日)、「潮時だ」(日経) ▽批判=「違憲状態のままでの選挙強行には違和感を禁じ得ない」(中日)
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
万一選挙無効になるとしても、選挙区ごとなので衆議院がなくなるわけではない。かつ議員の行動の効果は損なわれない。特に問題はありません。 RT @masanork そっか。うーむ QT @LaLaLanLanLan あれ?法案通っても、区割りが間に合わないから、違憲状態で選挙では?
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
今回の解散について、選挙訴訟によって無効となる可能性はないのかというコメントをいただくので、一言。まず大事なことは、定数配分規定の違憲性を理由として選挙を無効とする制度はもともとわが国にはない、ということ。しかし、「ない」というのはおかしいので、最高裁が判例で制度を作ってきた。
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
(承前)ただ、無から有を作るのは難しいし、そもそも訴える人がいなければ、裁判所は判断ができない。越山弁護士という方が公職選挙法に定める選挙無効訴訟という形式を使って繰り返し訴えを提起し、最高裁がそれを認める、という形で制度ができた。それが、1970年代半ば。(まだ続く)
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
(承前)それ以降今日まで何度も訴訟が提起され、最高裁判決がなされてきたが、選挙無効としたことは一度もない。判例として固まっているのは、①定数配分規定が違憲状態になっても、国会が負うのは合理的期間内に是正する義務のみ。②合理的期間内に是正しない場合にはじめて「違憲」となる。(続く)
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
(承前)③違憲になっても、「高次の法的見地」から「法の一般原則」を適用して選挙無効としないことができる。実際に選挙無効としたことは、これまで一度もない。ただ今回の選挙については、史上初の無効判決もありうる。最判平成23年3月23日の宮川反対意見で示唆されてもいる。(続く)
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
選挙人のほか、「候補者」も原告になることができます。 RT @TaroRX: @tamai1961  選挙落選者が「選挙が違法」という理由で提訴できる可能性はありますでしょうか?(´・ω・`)
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
(承前)ただその場合でも、定数是正訴訟というのが選挙無効訴訟の形式をいわば借用していることから、a実際に選挙人から訴えの提起されたb特定の選挙区について、c将来に向かってのみ選挙が無効となる。(おしまい)
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
うろ覚えで書いたら間違いがありました。あせあせ。(;_;
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
具体的な選挙区割りが決まらないと、最大格差も決まりません。都道府県別なら、鳥取県と静岡県の1.5996倍ではないかと。(間違ってたらごめんなさい。) RT @hKodama 0増5減すると,格差は何倍になるの? >>> Reading:「衆院0増5減」案 衆院通過 NHKニュース
Shoko Egawa @amneris84
@tamai1961 いつもお教え下さって、ありがとうございます。もしお時間ありましたら2問だけ質問させて下さい。1)この法案は具体的な区割りまで決めるものではない、ということでよろしいのでしょうか。2)区割りを変える時に、急いだとしてどれくらいの期間が必要だと思われますか。
Shoko Egawa @amneris84
@tamai1961 長い時間をかけて、地道に訴えてきた人がいるから、今の「違憲状態」の判決があるわけですね。先人の努力に敬意を払うと同時に、社会の仕組みを変えるには、すぐに結果を求めるのではなく、それだけの覚悟をもって粘り強く取組んだ方の努力の上にあるのだな、と感じました。
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
法案を見ていないので確実ではないですが、 衆議院小選挙区選出議員の選挙区の改定に関しては「衆議院議員選挙区画定審議会が勧告するはずなので、お見込み通りだと思います。 RT @amneris84 1)この法案は具体的な区割りまで決めるものではない、ということでよろしいのでしょうか。
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
本来なら全選挙区について見直すべきなのですが、「5減」の5県だけでいいと割り切れば、一か月もかからないでしょう。(ここは腰だめの議論で、専門家としての意見ではないです。) RT @amneris84 2)区割りを変える時に、急いだとしてどれくらいの期間が必要だと思われますか。
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
ですか。簡単な手計算なので、自信はありません。 RT @dosanko179: @tamai1961 1.75倍ではないですか?
Shoko Egawa @amneris84
今の新党乱立を、小選挙区制の導入を主導することで、日本に二大政党制を根付かせたい、とした小沢氏は、どう考えているのだろう…。現在の状況を「第三極潰し」と批判したそうだけど…。それでも小選挙区制を支持する?それとも失敗だった?政治とカネとかより、わらしはそっちの方が聞きたいにゃん
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
はい。越山康弁護士は、司法修習生であった20代に訴えを始め、10年をかけて違憲判決を勝ち取り、亡くなるまで半世紀近く、生涯をかけてこの問題を追求されました。 RT @amneris84 長い時間をかけて、地道に訴えてきた人がいるから、今の「違憲状態」の判決があるわけですね…
Shoko Egawa @amneris84
@tamai1961 1)選挙制度は分かりやすいものでなければならない。連用制などの分かりにくいものは不可 2)小選挙区はいろんな意味で失敗だった。→中選挙区の復活 3)それでも過去の問題が起きないための対策 4)比例区は存続。ただし、比例区で当選した議員が離党したら辞職…
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
民主主義国家において最も重要な人権の一つである国政への参政権が他の国民の5分の1しか認められていない、との被害を受けています。 RT @manjusan123 5倍程度の差で、具体的に、誰が、どのような損害を被っているのでしょうか?
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
「連用制」というのはわかりにくいだけでなく、一票の格差を露骨に内在させるものなので、憲法違反ではないかと思います。 RT @amneris84 1)選挙制度は分かりやすいものでなければならない。連用制などの分かりにくいものは不可
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
どうなんでしょう。小選挙区制そのものが失敗したのか、比例区があるために失敗したのかは、考えどころです。 RT @amneris84 2)小選挙区はいろんな意味で失敗だった。→中選挙区の復活
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
もし中選挙区にするなら、これは是非とも必要です。たとえば1選挙区から必ず3名と決めて、恣意的操作の余地を少なくせねばなりません。1人区、2人区はもちろん、4人区、5人区も不可。 RT @amneris84 中選挙区の復活 3)それでも過去の問題が起きないための対策
玉井克哉(Katsuya TAMAI) @tamai1961
比例区は政党に投票するものなので、離党しても議席が維持されるというのは、奇妙ですよね。 RT @amneris84 4)比例区は存続。ただし、比例区で当選した議員が離党したら辞職…
Shoko Egawa @amneris84
@tamai1961 ありがとうございます。どういう選挙制度にしたいのかがを決めないといけませんね。
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コメント

小倉無線2282 @kokuramusen2282 2012年11月16日
@tamai1961 戦前の翼賛選挙では鹿児島2区(だっけ?)で選挙無効になった例がありますよね? もっとも選挙区割りを変えずに一票の格差を是正するのであれば、選挙無効によるやり直し選挙を1回限りという限定つきにした上で都会の選挙区を2人区にすれば解決する。
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