121116 政局台風：衆院解散を受けた動きに関する岩上安身ツイートとIWJ

岩上安身 @iwakamiyasumi

北九州での打ち合わせを終えて、新幹線で福岡市へ。ホテルへ投宿。衆議院解散となった今日（1１／16）の動きを追い、これからまとめる。

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続き。石原氏と橋下氏が都内で会談し、維新の政策を太陽の党が丸呑みする形で、17日にも合流を発表する見通し、と報じられた。維新側は「連携は政策の一致が条件」という姿勢を崩さず、昨日、記者会見までした減税と太陽の合流の約束は「ほご」に。一夜にして梯子を外された減税が政策で譲歩するか。

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続き3。他方、亀井静香氏は、民主党からの離党を表明した山田正彦氏らと、新たに別の政党を結成する見通し。この新党には、消費税政局では残留を決めていた民主党からの離党者が参加する見込みで、みどりの風との合流や連携で調整中。

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続き4。また、民主党の福田衣里子、橋本勉、長尾敬の各氏は、離党届を提出。福田氏はみどりの風に、長尾氏はなんと自民党入りの意向。また緊急で開かれた「生活」会見では、１次公認候補を発表。群馬4区の三宅雪子氏を、なんと千葉4区に国替え。野田総理の地盤である。現役総理の落選を狙う。

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続き5。4，IWJとしては、まず朝から大臣会見を中継。下地幹郎郵政担当大臣は、閣議後懇談会の場で、野田総理に対し「この時期の解散はやるべきではない」と伝えたことを明らかに。

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続き6。田中真紀子文部科学大臣は、野田総理の突然の解散宣言について、「立候補時点と解散時点で政党が変わっている状態では、投票する側は、真意を測りかねるのではないか。これでは政治に信頼を繋ぎとめられず、ますます国民の不信を招く」と批判。

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続き7。中塚一宏金融担当大臣は、（総選挙に向けて）TPPを争点にすべきかという問いに、「交渉の中で、日本の役割を勝ち取ることが政治家の役割」と述べ、交渉への参加については賛成の意向を示した。

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続き8。枝野幸男経済産業大臣は、民主党から離党者続出について、「到底、有権者から理解される行動ではない」と、離党者のほうを批判。TPPについては、「環境が整えば特別国会召集前でも、正式な参加表明をできるだけ早くすべき」と述べ、（続く）

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続き9。「……我々は、守るべきものが守られるなら、TPPに入るべきという立場。安倍さんも、投票日までに立場を明らかにしてほしい」と、自民党を牽制。

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続き10。岡田克也副総理は、14日の党首討論を振り返り、「社会保障と税の一体改革をやり抜こうという野田さんの決意が見れた」と、野田総理の答弁を高く評価した。以上の5閣僚の会見を、IWJは生中継でカバー。

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続き11。また午後は民主党・自民党の定例会見を中継。民主党安住淳幹事長代行の定例会見で同氏は、今回の解散を「日本のリーダーを選ぶ解散とでも名付けたい」などと語った。

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11、自民党の安倍晋三総裁は「交渉で守るべきものが守られた場合、TPPに参加するのか」という質問に対し、「我々は交渉で『聖域なき関税撤廃』をすべて無くすことができる、という見通しが前提で、それがすべて」と、明確な回答を避けた。TPP反対を唱えていたこれまでの姿勢が曖昧に。

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続き13。その後は民主党の両院議員総会を中継。野田総理は挨拶で「とりわけ今回は重たい決断だった」と述べ、理解を求めた。反対派の声はこの日はほとんど見られず。選挙の争点と目されるTPPに関しては、「日中韓FTA、RCEPとともに、国益を守りつつしっかりと推進していく」と述べた。

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続き14。また有楽町イトシア前で行われた民主党の街頭宣伝の模様もＩWJは中継。脱原発を掲げる菅直人前総理ら、大物がマイクを握ったが、市民からは厳しい罵声が浴びせられた。（了）