相次ぐ冤罪、警察不信 高知白バイ隊員死亡事故 最高裁判決確定

遠隔操作事件冤罪事件に続いて、愛知県の瀬戸市では警察のひどい証拠隠滅が疑われる事故が起き、今度は高知白バイ隊員死亡事故で数多くの人の支援にもかかわらず運転手さんの有罪が確定してしまいました。 司法と法曹に対する不信が蔓延しかねない昨今の状況ですが、現行の訴訟制度で大切なのは証拠保全だということをまざまざと見せつけられる事件ばかりです。
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高知白バイ隊員死亡事故、ついに冤罪が最高裁で確定しました。訴訟と当事者のあり方について色々思うことがあったりするので、ちょっと呟きたいと思います。

2012-11-18 16:01:07
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2012-11-18 15:44:17
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訴訟の時になんで正義が達されないのかっていうのは割りとみんな思うことだと思うのですが、神ならぬ人間だと(当然、実際に圧力めいたものの影響がある場合もあるでしょう)、真実を裁くことはできないので、「どちらの言ってることが本当に聞こえるか」がテーマになります。

2012-11-18 16:02:44
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そこで、問題になってくるのが、加害者と被害者のどちらが先にやばいことになったと見切るのかということだったりします。大抵の人は、「私は間違った事はやってない」で完結しがちですが、それはひとつの意見でしかないということを忘れてはいけません。

2012-11-18 16:04:44
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たとえば、いくら当事者が否定して、その事実がなかったにせよ、噂に上ってしまったカップルの場合、その関係は世間的には事実の一つなのであって、本人達の意見とは別な問題が独り歩きしてるということになってしまいます。

2012-11-18 16:05:38
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例えば、このカップルの関係をテーマに解説すると、このカップルの関係が存在しないことを証明する気なら、アリバイが必要になります。「○○に手をつないであいつらが歩いていた」という事実に対してカウンターですね。仮にこのカップルが双方、噂の日に東京都大阪に居たとしましょう。

2012-11-18 16:07:19
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このカップルが、例えば大阪・東京までの移動に使った交通機関の切符や、ETCカードの記録などがあれば、嫌疑はどう考えても一発で晴れてしまうわけです。ところが、ここでそういった物証を提出せずに(あるいは出来ずに)、友人の証言に頼ってしまった途端に酷く弱いものになってしまうわけです。

2012-11-18 16:09:02
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実際の訴訟でよく耳にするのが、目撃者がいた、○○は真相を知っている 的な話で、それぞれ自分の立場を声高に叫んでいるものですが、結局のところ裁判で人的証言とかはあまり意味を成さないんです。

2012-11-18 16:10:28
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ここで、先ほど言っていた交通機関のレシートと、宿泊先ホテルの伝票などが出てくればその友達の証言が行動の信憑性を補強していくことで、13時から19時までの間だけ東京に舞い戻って密会しただろうなどという疑いを排除していくものになりうるわけです。

2012-11-18 16:11:35
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ここでこのカップルの話から離れて訴訟の話に戻りますと、実際的には証拠の保全をやるべき時期に、「自分は間違ってないから右往左往する必要はない」とか、「まさかそこまで強行手段を取るはずない」とか、「○○はそんなヤツじゃない」と構えがちですが、この期間に勝敗がほぼ決してると思います。

2012-11-18 16:12:49
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そういうわけで、1に証拠2に証拠にも関わらず、大抵の人は構え方を間違っているわけですが、たちの悪い事に証拠というものはたいてい加害者の手に握りこまれてるということです。

2012-11-18 16:15:25
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例えば、加害者が人を殺して、その遺留品である被害者のロレックスを持っている、といった場合に、そのロレックスの所有権を証明する伝票や保証書、シリアルNOを保全して、加害者が都合よくバレるように所持していれば別なのですが、現実は大体そうじゃないということです。

2012-11-18 16:16:30
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保証書や箱なども奪ってついでに捨てていたり、建物ごと燃やしてしまったりすることはザラで、ことに相手が警察や国なら証拠の扱いなどは本職そのものなわけです。そこで、素人にはなかなか難しい証拠をどうやって保全するかが大問題なのですが、これも簡単ではない問題です。

2012-11-18 16:18:23
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田舎ならではの厳しいテーマなのですが、実務経験豊富な弁護士というのは割と少ないものです。これが東京など、都会だったらそうでもないのでしょうが、田舎の弁護士さんは多くが厄介な話を忌避する傾向にあって、離婚、自己破産といった簡単に売り上げになるものに特化しがちです。

2012-11-18 16:19:33
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また、社会的にもハイクラスな階層に所属するのが田舎の常であって、企業顧問などを選別して受理している関係上、「妙な話」を触りたくない(酷い話ですが事実そう思ってると思います)と本気で思っているわけですね。

2012-11-18 16:20:33
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これも狭い社会では至って当たり前の話で、大なり小なり面識のある人から働きかけがあるわけで、知りもしない普通の人の話を持って行って、どこかで面識がある人に戦いを挑むというのは嫌なわけです。

2012-11-18 16:21:17
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ここで、大問題になるのが、 信頼できて 受任してくれる 弁護士さんに依頼するのに極度に時間がかかってしまい、その間に証拠がどんどんなくなっていく(もしくは隠滅される)事です。現実に、スタートの時間ロスを避けようと思えば、自分が腰を上げて動かざるをえない状況が現実にあります。

2012-11-18 16:22:57
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そういった場合に、証人・証言を受けおってくれる人というのは以外に出てくるもので、その人たちの連絡先を確認したら、ヨーイドンで、現場の写真や証拠品になりそうな物の収集と保管に注力して、一回銀行の貸し金庫にでも預けてしまうことです。

2012-11-18 16:24:29
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弁護士さんについては、刑事事件で証拠に関してかなり難題がある場合は、個人的には医療過誤訴訟で実績のあるような方、国賠訴訟で実績のあるような方に依頼するのが一番確実だと思います。どちらも加害者(の立場の人)が一方的に証拠を握っている中で不利を打破したことは間違いないわけですから。

2012-11-18 16:26:20
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こういうことを書くと地方の弁護士の方はきっと不快な思いで見られていることでしょうが、私個人としては自業自得だと思っています。まず、弁護士という独占的な職権を認可されて生計を立てておきながら、困った人を法の力で守る職業的使命を忘れてる事自体罪と言っても過言ではないと思います。

2012-11-18 16:29:12
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また、万事さばきは法が下すものであって、正誤を裁くのは自分ではないという法の基本の基本を無視して、自分の好き嫌いや先入観で、依頼に訪れた人に不愉快な思いをさせ続けてきたその結果が帰ってきているわけで、昨今の士業不況も当然の話だと思います。

2012-11-18 16:30:43
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2012-11-18 16:52:54
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少し蛇足にブレてしまいましたが、訴訟や裁判で分けのわからないことに巻き込まれてしまわないように大事なことは、何かの争いが発生した時に人より早く身構えること、そして誰よりも早く証拠を収集して保全することです。冤罪事件が増えつつある昨今ですが、できるだけ当事者にはなりたくないですね。

2012-11-18 16:32:27