さまざまな年代と学校【先生視点編】

多くの学生が18~20代前半の大学等に、もっと大人の学生が入った際の感想や効果などです。
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フラスコ @yahata127

ラジオの録音をきいてた.大学に3度入れるように,というアイデアはいいよなぁ,と思う.高校卒業の18歳,仕事の全体が見える30代半ば,仕事が終わりに近づく50代後半という人生の転機に必要な勉強ができるように,ということらしい.でも,発言している人に気づいてない利点がある.

2012-11-18 01:37:44
フラスコ @yahata127

続)その利点は,大学教員の背筋がのびること.何年も何年も18~22歳の若い人しか相手にしてなかったら,完全に自分より格下という意識になってしまう.学生を下に見る.どうしても偉そうになる.天狗になる.でも,30歳や50歳の学生を相手にすることになればそうはいかない.

2012-11-18 01:41:34
フラスコ @yahata127

続)相手はそれなりに人生経験を積んでいるわけだから,自分の専門以外のところでは尊敬すべき存在だったりする.自分の教える領分以外には謙虚になれる.教える相手を格下と思わないで済む環境というのは,大学教員にとってもプラスになる,はず.一部の偉そうにしたい人以外にはね.

2012-11-18 01:45:43
フラスコ @yahata127

続)大学の多様性って,そういう風に確保していけたらいいんじゃないかなと思う.学生同士でも18歳,35歳,58歳が机を並べてたら,いろんな相乗効果が起きそう.妄想かしらね?

2012-11-18 01:47:51

以上のツイートを受けて皆様のツイート

赤い豚@トロスキスト @1eco1chon1rouge

@yahata127 実感レベルですが、35歳とか58歳が入ると、教育効果上がります。教職課程だと、キャリア変更とか、最近は専門教科閉鎖(工業高校とか)に伴う免許種目追加のための科目等履修生がきたりするんですが、学生が締まりますね。

2012-11-18 01:51:26
光学活性 @opticalactivity

うちの大学のうちの学科は、他大学卒業者や様々な職種の社会人経験者が結構入学してくるので、アラサー以上の新入生が意外といる。教員と年が近かったりむしろ学生の方が年上だったりが混じってる。うちの教授の高校の先輩が入学してきたのが今のところ最高齢、この記録は当分更新されそうにない。

2012-11-18 02:00:02
アマサイ(amateur_scientist) @ama_sci

@yahata127 放送大学って正しくそうなんですが。面接授業と呼ばれるスクーリングでの場面です。40歳ぐらいの先生の授業に60代、70代が前の方の席を陣取るとかよく見る光景です。

2012-11-18 01:55:15
アマサイ(amateur_scientist) @ama_sci

専門大学院なんかも年令が多様です。こちらは働き盛りの30代、40代が目立ちます。 @cochonrouge @yahata127

2012-11-18 02:04:07
アマサイ(amateur_scientist) @ama_sci

教授も年輩の学生さんがいると緊張するらしい。授業後の質問で、ペコペコしながら、それはですねえ、…ではないかと思います、と恐縮してるのは大体先生の方だ。

2012-11-18 02:10:44
フラスコ @yahata127

わかるw @ama_sci 教授も年輩の学生さんがいると緊張するらしい。授業後の質問で、ペコペコしながら、それはですねえ、…ではないかと思います、と恐縮してるのは大体先生の方だ。

2012-11-18 02:12:56
Scholarly Vicke @Vicke_2011

@yahata127 そういえば、勤め先に2部があった時は年上の学生さんいましたね。例えば、子育てが一段落したお母さん。中卒だったので定時制高校に通っていたらもっと勉強したくなって高校の薦めで進学を決意したとか。他にも、美容師さん。単位取得したのにその後も私の講義に来ていました。

2012-11-18 02:22:48
まんじゅ @manju1635

@yahata127 通信教育部で教えています。スクーリングとよばれ対面授業では18歳から自分の親以上の方まで様々です。自分の担当は歴史学ですから、学生の年代・経験値がバラバラだったため、今はないですが最初はどの視座で話してよいか悩みました。

2012-11-18 03:05:59
フラスコ @yahata127

年上の人を教えるのは,毎年何回かの集中講義だけなんだよなぁ.働きながらの編入生(だいたい保健師狙い)に,コンピューターや自然科学系や統計なんか,つまりは1年次にあり,普通は認定で済ますところを諸般の事情で認定できなかった単位を補充するお仕事.

2012-11-18 02:23:52
フラスコ @yahata127

たまに教え子の職場の先輩みたいな人も入ってきたり,父母稼業では大先輩な人もきたりして,なかなかに面白い.10人程度で顔が見える範囲で教えられることも影響するんだろうけれど,看専卒業すぐの学生と,人生の大先輩が混じる環境はいいもんです.

2012-11-18 02:28:34
フラスコ @yahata127

そういや,非常勤に行ってたリハ系の専門学校も,年齢が多種多様だったし,人生の経路も多種多様だったなぁ.18歳の人たちに混じって,転職組がいて,さらにおじいさまたちもいたりして.自分のリハビリするのかな,と思ったり.

2012-11-18 02:34:35
フラスコ @yahata127

そのおじいさまにもPC講習をしないといけないんだけれど「自分のマシンの方が入力しやすいので,持参していいですか?」と言われたので許可したら,ガチなワープロを持ってこられたのはいい思い出w 親指シフトでないとダメなんだそうですw

2012-11-18 02:36:34
フラスコ @yahata127

そういやあのころは,MS-DOSのフロッピーで受け取っても成立していたんだなぁ.今だったら,どうしようもないよなぁw

2012-11-18 02:40:26

参照

リンク MSN産経west 99歳大学生、通学に2時間かけ国際政治史の勉強に励む「世の中にはいろんな知らないことがあるもんな」 大阪府和泉市にある桃山学院大。その教室で、10代、20代の若い学生たちに交じり、深い年輪のしわが刻まれた顔で、まっすぐ前を見つめる老人がいる。ピンと背筋を伸ばし、講義に集中する姿は、かえって若々しくも感じられる。この人は、大阪市東成区の自宅から同大学に通う村川信勝さん。なんと現在、99歳の聴講生だ。
リンク MSN産経west あくなき向学心「学問の模範」 99歳の桃山学院大聴講生、100歳誕生日の6日前に逝く 「名誉学友」称号授与 戦前の貧困で断念した勉強に励むため、90歳を超えてから桃山学院大(大阪府和泉市)に聴講生として通っていた男性が、100歳の誕生日の6日前に亡くなった。生前はつえをついて通い、教室の最前列で受講。病に倒れたときはリハビリで復学を果たし、勉学への執念をみせた。大学は男性に「名誉学友」の称号を作り、22日に授与式典を開催。「学問に携わる人間にとって模範だ」とたたえ、男性の次男は「おやじの集大成だ」と喜んだ。