NHK クローズアップ現代 身近な薬の落とし穴 警告！「市販薬」の意外な副作用

• 一般口演９　Stevens-Johnson症候群におけるFasL型の関与
  http://www.kyoto-iw.com/04kaisaijisseki/11kai/09.html

上田真由美、外園千恵、稲富勉、木下 茂
京都府立医科大学眼科学教室

【目的】:Stevens-Johnson症候群(SJS)は、薬剤が誘因となって発症すると考えられているが、薬剤投与の前にウイルス感染症を思わせる感冒様症状を呈する事が多い。以前、我々は、HLA-A0206、TLR3(rs.3775296)やIL4R(rs.1801275)の遺伝子多型がSJS発症と相関し、本疾患発症に遺伝的素因が大きく関与することを報告してきた。一方、SJSの急性期には、表皮のアポトーシスを認め、その病態にFasLが関与することが報告されている。今回、我々は、眼合併症を伴うSJS患者を対象に、FasLの遺伝子多型解析を行ったので報告する。

【方法】:SJS患者76名と健常人160名の末梢血よりDNAを抽出し、JSNPに報告されているFasLの４つの1塩基多型(SNPs)(rs.929087, rs.3830150, rs.2639614, rs.2859247)をダイレクトシークエンス法にて解析した。 結果：解析した４つのSNPsのうち、rs.3830150 A/G が、SJS発症と有意に負の相関を認めた(A vs G p＜0.005, Corrected p<0.05,OR 0.496, AA vs AG+GG p<0.005, Corrected p<0.01, OR 0.395)。また、rs.3830150 と rs.2639614 (rs.3830150 A/A - rs.2639614 G/G)の遺伝子多型の組み合わせも、有意に負の相関を認めた(χ2 test, p = 0.001, OR = 0.391, 95% CI = 0.2 - 0.7)。

【結論】:SJSの発症にはFasL遺伝子多型が関与する可能性が高い。

• 行政刷新会議ワーキンググループ「規制仕分け」 ＷＧ－Ａ
  http://www.cao.go.jp/sasshin/kisei-shiwake/common/pdf/record/a-3.pdf
  日 時：平成 23 年 3 月 6 日（日）
  項目番号：Ａ－３
  項 目 名：一般用医薬品のインターネット等販売規制
  省 庁 名：厚生労働省
  ○説明者（厚生労働省）
  34 ページ、一般用医薬品によるものと疑われる副作用についてということでございます。医薬品は勿論、効能効果があるわけでございますけれども、一方、様々な副作用が生じることも避けられないものでもございます。この副作用というものは一般用医薬品でも発生し得るということで、大体、毎年 250 例前後でございます。下に平成 17 年度から 21 年度まで付けてございますが、大体 250 例前後、一定程度のものが発生してございます。
  どんな副作用が出ているか、あるいはどんな薬効の物から出てとおるかというのは、２に書いてございますとおりでありますが、風邪薬等が一番多くて、その後、解熱剤とか漢方製剤とか、そんな形でございます。どんな副作用かにつきましては、なかなか重篤なスティーブンス・ジョンソン症候群でありますとか、それからアナフィラキシー反応、腎不全といろんなものが報告されております。

• 行政刷新会議「規制仕分け」 ワーキンググループ A Ａ－3 一般用医薬品のインターネット等販売規制 評価者のコメント
  http://www.cao.go.jp/sasshin/kisei-shiwake/common/pdf/result/A-3.pdf

• 一般用医薬品の対面販売維持を求める意見書
  －生命・健康の安全を脅かす規制緩和に反対する－ ２０ １ １年３月４日 薬害オンブズパースン会議 Medwatcher Japan
  http://www.yakugai.gr.jp/topics/file/20110304nethanbaihantaiikensho.pdf

• ＩＳＳＵＥ ＢＲＩＥＦ 医薬品のインターネット販売をめぐる動向 国立国会図書館 ISSUE BRIEF NUMBER 727(2011.11. 1.)
  http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/pdf/0727.pdf

• スティーブンス・ジョンソン症候群で失明したバイオリニスト