【46回衆院総選挙】 今度の総選挙と次の参院選を経て起こる政界再編について 【23回参院選挙】

加藤AZUKI @azukiglg

それ以上に問題大きいのは、現野党が政権再交替して与党に復帰できたとしても、仕事ができるのは2013年の夏までってこと。2013年夏の参院選で次の与党（恐らく自民）は負けるので、政権与党は再びフリーハンドを失う。被害を最小化するためには「成果が分かりやすい政策」をするしかない。

加藤AZUKI @azukiglg

選挙制度改革は予想される成果についての理解を事前に浸透させにくく、またその重要性についても共有されにくい。故に、不具合があっても、すぐには手が付けられない。だからこそ、年内解散は早すぎた。

加藤AZUKI @azukiglg

選挙制度改革までやるなら、2013年参院選と同時選にして、少なくとも政権与党のフリーハンドを３年間取れるようにしないと無理だろな。

加藤AZUKI @azukiglg

ただまあ、現実はそうならずに（輿石東がもっと頑張ればよかったのに(´Д`)ﾉ）年内解散になってしまったので、次の与党（自民）の持ち時間は実質半年しかなく、その後は再び空転状態、政治の脳死状態に突入する、と見ています RT @zionsion: 同意ですRT @azukiglg:

加藤AZUKI @azukiglg

予想１。総選挙は自民が恐らく勝つ。民主は退潮するが解党はしない。第三極の「一部」はそこそこ「次回のための足場作り」に成功する。泡沫政党は消えるか、干渉しない程度の規模になるのでカウントしない。

加藤AZUKI @azukiglg

予想２。自民は仮に単独過半数を獲ったとしても単独政権にはならない。最小でも自公連立。最大では自公維み連立。ただ、自公以外の第三極を連立与党に引き入れた場合、第三極は途中で「与党内野党」として自民を批判する立場に転じ、2013参院選前に連立解消する。

加藤AZUKI @azukiglg

予想３。2013参院選では自民はさほど勝てない。良くて現状勢力の維持。悪いと参院支配を喪失し、衆参ねじれ国会が始まる。この状態は最短で2016年以前の衆院解散か、2016年参院選での同時選か、衆院任期満了まで続く。

加藤AZUKI @azukiglg

予想４。この先、同時選によって衆参同時に多数派形成して議員掌握でき、最短でも３年間のフリーハンドを手に入れられなければ、そして衆院解散は常に参院選と同時選でなければ、政権はどこが就いてもまともに政権運営できない。しかし、空転脳死国会が常態化する可能性は高い。

加藤AZUKI @azukiglg

予想５。小選挙区・比例代表並立性は多大な欠陥があると思う（政権与党の実務可能期間が極めて短くなる）けど、「下野した野党が与党に復帰しやすい」ので、与野党どちらにとっても魅力がある。このため、安易に制度改革には向かわない。

加藤AZUKI @azukiglg

恐らく有権者は「民主が解党して、その構成員が（当初は）みんなの党に鞍替え」すると思ってたんじゃないかと。そこへ維新が出てきたので、やっぱり「民主が解党して、構成員が維新の会に鞍替え」を望んでるのでわ RT @Schwarzer_Pfeff: @azukiglg NNNの世論調査で

加藤AZUKI @azukiglg

結局「政党の構成員はどうだっていい」という感じ RT @Schwarzer_Pfeff: @azukiglg NNNの世論調査では、自民→民主→維新の順番で支持されてましたね。解散した途端に野田の支持率が3ポイント回復したのは笑いましたが。チョロいな民衆。

加藤AZUKI @azukiglg

予想６。維新の会はまず、予想２にあるように「自公と連立」すると思うけど、このタイミングは実は幾つかある。ひとつは、2013夏の参院選までの間に自公と連立し、参院選直前に連立から離脱して自公を批判し、参院選で勝って参院での影響力をさらに強め、自公に解散を迫るシナリオ。

加藤AZUKI @azukiglg

予想７。もうひとつは、今次の衆院選の直後は自公連立には参加しない。しかし、半年間掛けて「自公でも民主と変わらない」キャンペーンを張って徹底的に与党批判。その後、2013参院選で勝って参院支配率を上げ（自民の参院支配率を下げ）たところで、自公連立に参加。

加藤AZUKI @azukiglg

予想８。自公政権は参院支配率の低下が深刻なレベルであれば、「維新の会との連立」を選ぶか、「民主との連立」を選ぶか、「それ以外の第三極」との連立を選ぶかを強いられる。それ以外の第三極は「影響力を残すほど議席を確保できない」と思うので、ここでは除外する。

加藤AZUKI @azukiglg

予想９。維新の会と自公政権が2013参院選以降連立する場合、安倍総裁がよほど気前のいい譲歩をしない限りは、連立与党になった維新は「閣内で飼い殺し」になると思う。よほど気前のいい譲歩をした場合は、「連立少数与党からの首相排出」で、その時点で存命なら石原首相。

加藤AZUKI @azukiglg

予想10。橋下代表代行は今回は総選挙に出馬しないので、連立政権に参加する場合は補欠選にでも出ない限り、首班指名を受ける資格がなく、今次の衆院選の結果橋本代表代行が総理になる可能性は低い。（或いは2013参院選に出馬して憲政史上初の参院議員総理トカってウルトラＣも不可能ではない）

加藤AZUKI @azukiglg

総理大臣は「国会の議決」で選出されることが決まってて、通常は衆院議員から選ばれるけど、憲法の規定を考えれば制度上は参院議員の総理大臣も違憲ではない。（衆院側議員の首班指名選挙でも合意が得られればよく、得票した例もある）

加藤AZUKI @azukiglg

国会の慣例は、自民や55年体制下までの各政党によっては守られてきたが、民主政権によって破られた慣例は夥しく、維新の会がこれらの「民主の前例」に倣って、慣例を破ることをしたとしても、僕は何等驚かない。

加藤AZUKI @azukiglg

ちなみに、参院議員が衆参同時選の後に総理大臣に指名された場合、原理的には最長で６年の任期を得ることができる。これはこれで、現状の「強すぎる参院」「長すぎる参院任期」「安定した身分」を考えれば、参院総理がより適している、という考えもなくはない。

加藤AZUKI @azukiglg

まあ、「直近の民意に基づく総理大臣のリコール」はしにくくなるけどねー。

加藤AZUKI @azukiglg

予想11。自民がもうひとつの選択肢として、民主と連立を組む可能性は、現状では低い。ただ、維新の会がそれ単独で第一党としての自民を脅かす規模に肉薄した場合は、自公＋維新の大連立の他に、自公＋民主で維新の会に対抗する連立を組む可能性はゼロではないと思う。

加藤AZUKI @azukiglg

ここでも、「国民の生活が第一」や「みんなの党」は、なくなりはしないだろうけど現状ほどの影響力は喪失している、という前提で、その影響力は「看過していいレベル」として無視している。みんなの党は維新の会が伸張したことでその存在意義を失いつつあり、いずれなくなると思う。

加藤AZUKI @azukiglg

民主がどこまで小さくなり、また「誰が（どのグループが）」民主党という名前を継承するか、その民主党は従来の民主党なのか、（生粋民主、旧社会党系、旧自民党系のいずれか）で、どれと組むという話は一概には言えないけど、「野田、岡田、前原」などと自民が組む可能性はゼロとは言えない。

加藤AZUKI @azukiglg

同じ民主系列でも、「鳩山、菅、横路、輿石」と自民が組む可能性は、政策の方向性から言っても無理だと思う。ただ、仮に自民が「旧民主/民主残党」と連立を組んだら、その時点で有権者は自公政権に絶望してしまうので、次（今次の総選挙直後）にすぐ自公民が連立したら参院選敗北は確定路線。