セバスちゃん(@sebastian_satu)氏による加藤嘉一の著書『北朝鮮スーパーエリート達から日本人への伝言』の書評

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

加藤嘉一大先生の「北朝鮮スーパーエリート達からの伝言」を読み終わりました。素晴らしきかな大先生、ブラボー大先生、凄いぜ視力2.0！！

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

一応自分のスタンスを示しておきますが、初めて大先生を知ったのは猫ひろしの件のコラムで、「どーも、加藤です」「ああ、あの加藤さんか」「（・・・誰？）」から。色々観ているとアンチな意見が多くどうしてこうも否定的な意見ばかりでるのかなと・・・思ったのは一瞬、まぁそうだなって感じ

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

あらゆる物事には意味があって毒にも薬にもなるって思っているので、名コラム「だったらお前がやってみろ」は欠かさず読んでいます。

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

スタンスはアンチ寄りだと自己判断します。少なくとも崇め奉らない。批判するからにはまず出版物を読まないと始まらないと思い、いろいろと読むことにしました。前回は「中国人は本当にそんなに日本人が嫌いなのか」で今回は件のスーパーエリート達からの伝言です。

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

最初っからクライマックスで飛ばすと、「タイトル詐欺」伝言ってちょっとだけ、ルージュの方がまだ伝言してる。

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

生ぬるい日本を離れ、激動の北京大学で進行のない北朝鮮出身の学生とコンタクトを図ろうとする加藤大先生。北朝鮮から留学するのはお国柄もあるのでエリート中のエリート、そんな彼らから大先生はどんな伝言を受けたのか・・・

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

伝言内容は39頁／254頁、肝心の内容は要約すると「お前ら裕福なのに怠けすぎ」。本誌の内容を三行で言うと「スーパーエリートに馬鹿にされたので、中国サイドから、北朝鮮を観察した」。　主に中朝watchがメイン。さて思い出して欲しい、この本のタイトルはなんだったのか。

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

確かに、自分たちは物に満たされ、仕事も娯楽もあり（某国と比較すると）満たされた環境にいる。本文中にもあったが「ニューヨークタイムズ」に不自由なくアクセス出来るけども英語力も不足している日本人は何なのよ、エリート達は小ばかにする。

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

国を代表し留学をして勉学に励む彼らは自己鍛錬を欠かさず文武両道を果たし、まさに学生の鑑。少しは日本の学生も見習ったらどうだろうか。こういっている自分は不真面目な学生だったのでそうそう偉そうなことは言えないが、知る自由・学ぶ自由が私たち日本人にはある。裕福である事を自覚すべきだ。

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

ごく一部のエリートしか学びの機会はない、それと比べたらどんなに幸せか。その幸せを享受するには十分に学び鍛え自己を向上すべきではないか、ごく一部のエリートではない私達にも出来るのだから。

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

と、ここまで伝言内容を読んで感じ取った内容。頑張って拡大解釈した。

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

残りの内容は中国国境から北朝鮮を観察して知った、北朝鮮の現状・・・あれ、エリート達はどこに行ったの？

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

北朝鮮事情には疎いので勉強になった。なんとなくではあるが、酷い状況であること、密輸入の現状、意外に北朝鮮の人々も情報を知っているが口には出さないこと。具体的な例と数字でとても分かりやすい。

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

とはいえ、本文は「相変わらずどこかの新聞記載の数字をまとめた」「極秘にコンタクトを取ったぜ～、ワイルドだろ～」だったのはもう変えられないスタイルなんだろうなぁ

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

前作では一人称が私だったのに、今回は「筆者」だったのは何故だろう。

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

というかエリート達はどこ行ったのよ。これじゃ「中朝国境添い350kmを歩き、加藤嘉一は見た！」じゃないか、どこの藤岡ヒロシさんだよ。

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

タイトルだけから見たらね、エリート達の暴露話が聞けると思うじゃないか。とんだタイトル詐欺だよ。

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

（まぁ、コラム書いてる上に「敵性国家」の日本人にぺらぺらとエリート達が暴露する訳ないよね、指摘のあった通りです）

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

コラムを読み続け、前作を読んで確証した。「もうこの人の文章読むの無理」

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

書評一時中断

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

書評再開

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

何が駄目か、分析してみた結果、加藤大先生の文章は「ケータイ小説」なのだと。逐一状況説明。「まさか！」筆者の心拍数は一気に上がってきた。全身が震えてきた。・・・こんなんばっか。（ボカボカッ、私は死んだ・・・ほぼ同じくらい）

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

大先生の文章を見てて引っかかっていた物がようやく分かってすっきりした。なんで気に食わないのかなぁとずっと思っていたんですよ。良かった～。

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

タイトル詐欺の方についての推測はとりあえず出版社の事情があるのかなぁっと。以下邪推です、実在に登場する団体以下略は存在しません

セバ次郎（セバスチャン） @sebastian_satu

１．加藤大先生のごり押し。「俺はエリート達に触発されたんで、是非これにしたいっす」→「俺歩くっす。国境沿いを歩いてwatchします」