イアン・ハッキングについて:科学史家たちのプチコメント集
- contractio
- 4807
- 0
- 4
- 0
狭義の「科学史」な感じがしないハッキングの一連のお仕事(making up people)が、プロパーな科学史の方からはどう見えているのか 気になっております。
2012-11-22 13:02:42【別版】狭義の「哲学」な感じがしないハッキングの一連のお仕事(making up people)が、プロパーな哲学の方からはどう見えているのか 気になっております。
2012-11-22 13:24:37確かに科学史と思ったことはあまりなかったかもしれない>ハッキング いわれてみれば確率論史、心理学史など扱ってるが、基本は一次資料読むことより、歴史系の事例研究をつなげてそれを思想的に解釈しているという理解をしていた。歴史事例を用いた思想や哲学の人という印象。
2012-11-22 13:16:49割と細々した歴史事例と向き合って思想的に議論するのって、フランス的なスタイルといえるのかな?バシュラール、カンギレム、フーコーもそういう議論の仕方をしているといえばしているような…
2012-11-22 13:18:10@okisayaka ソ連のスタイルも同様だと思います。科学史の諸事実に通暁したうえで科学哲学を論じている人が多いような。
2012-11-22 13:24:33@shinjike @okisayaka 念頭に置いているのはゲッセン(ヘッセン)、ケドロフ、コーリマンあたりのマルクス主義者たちですね。フランスの知的影響はなかったかもしれませんが、いずれにせよ、科学史・科学哲学を両方やる人が多いです。
2012-11-22 13:30:41@kanayVc 即返事、ありがとうございます。科学哲学プロパーには、ほとんど知られていないことと思われるので、どのような方法でどのような研究がなされているのか、とても興味深いですね。 @okisayaka
2012-11-22 13:35:56フーコーやハッキングを使った最近の科学史研究を思い出そうとしてみたが、思い浮かばなかったので諦めた。(医学史や金森先生による科学思想史は除く)
2012-11-22 13:28:36@fujimoto_d 「フーコーを使った科学史」とは言ってないことに注意。 (あと、フーコーやハッキンが科学史家「ではない」ことは前提したうえで話しております。)
2012-11-22 13:40:06@contractio あぁ、すみません。contractioさんが思う、今までにフーコーと付き合ってきた「科学史家」って、どういう人が想定されてるのでしょうか?
2012-11-22 13:48:57@kanayVc ちなみにゲッセンとかって、自らの研究のことを何て呼びますかね?科学史、科学哲学、科学論、科学思想史…(´。`)
2012-11-22 13:45:38@shinjike @okisayaka 私の訳したコーリマンの宇宙の熱的死についての論考(1940年)などで雰囲気を感じ取っていただければ・・・(Pdfファイル) http://t.co/0KLXzakB
2012-11-22 13:46:35@contractio ブハーリンの均衡理論に対して科学哲学者として応答した論文もありますし(1929年)、よく知られたニュートン力学に関する報告(1931年)も、よく読むと哲学的議論もなされています。
2012-11-22 13:49:09