序章
2次元キャラ婚と#いい百合夫婦の日に関連して、@ItoBekが樹璃と枝織の破滅的な婚姻生活に関する妄想をpost。
樹璃さんが仕事に疲れて帰ってくると枝織がくすんだ色のユニクロのババシャツとジャージの下という姿でチューハイを飲みながら泣いているので必死でなだめる所から家庭生活がスタート
2012-11-22 13:35:36ひと通り騒いだ後にごめんなさい、こんな事するつもりじゃなかったの……と嗚咽する枝織の背中を疲れきった顔で擦る樹璃。これで一体何度目だろう。 #いい百合夫婦の日
2012-11-22 13:45:03「枝織、どうして私に何も相談してくれなかった……」「だって!!樹璃さんに私の苦しさなんか解るわけないじゃない!!!!(手近にあった物を投げる)」 #いい百合夫婦の日
2012-11-22 14:00:42方向転換
日付変更によりいい夫婦の日は終了。@Cure_Trinity氏の参戦と共に例の話題が再び持ち上がる。
なんで松本を名指ししたかっていうとちょいとある人と心中しようかという話になった際に松本の旅館を調べたことがあるんです。そうしたら旅館は多いし、だいたいどこも山奥でダムまである。死ぬならちょうどいいな、って。
2012-11-23 01:59:15本文
彼女達は死に向かう
仕事のストレスから、つまり上司からの抑圧、周囲の偏見に嫌気がさしていた樹璃は、ふと目にしたスパムメールに「温泉旅行」の文字を見つける。いつか行ってみたいと思っていた旅館もあったが、もうそれ以上のことは望んでいなかった。枝織との生活にも先が見えず、ただ慰めるだけの毎日だ。
2012-11-23 01:26:13「二人で楽になろう。美味しい料理といい温泉に漬かって、気晴らしをして…区切りをつけた後、二人で…死のう」「…」「私だって辛いんだ。もう会社になんて行きたくない。枝織が苦しんでるのも辛い」「…」「…」「ごめんなさい」「もう終わりにしよう」
2012-11-23 01:53:47「死にたくない…」「私だって死にたくは」「でも、もうダメだよね」「…」「私なんてもうやること見つからないし、働けないし」「いいんだよ、もう。遊ぼう。それでいいんだ」「うん」
2012-11-23 01:57:03「どんな旅館にしようか」「人が少なくて、料理が美味しくて、いい景色の露天風呂があるといいな」「ああ、それはいい。高い旅館ならそういうところもあるだろうね」「たくさんいいことありそうだね」「ああ、そうだね」「せっかくだからたくさん楽しんでおかなきゃ」「うん、そうだね」
2012-11-23 02:04:59