【対話と音楽の集い「東日本大震災とこころの平和」】

島薗進 @Shimazono

１【対話と音楽の集い「東日本大震災とこころの平和」】11/25＠東大弥生講堂。 http://t.co/OV6Z1cUG　宗教界による支援活動を「人間の安全保障」という観点から見直す集い。およそ300人が参加。宗教界と東大「人間の安全保障」、NPO「人間の安全保障」のコラポ。

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２【対話と音楽の集い「東日本大震災とこころの平和」】11/25@東大。ノーベル賞を受賞したアマルティア・センらが重視する「人間の安全保障」は国連の強い関心事でもある。戦争と密接に関わる貧困・難民・日常的な危険等の問題に取り組む。「いのちの尊さ」を重視する宗教の関心とも不可分。

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３【対話と音楽の集い「東日本大震災とこころの平和」】11/25@東大弥生講堂。東日本大震災と原発災害はこれまでどちらかというと発展途上国の問題と考えられていた「人間の安全保障」が日本社会の切実な課題であることを露わにした。宗教者災害支援連絡会が取り組んで来た課題とも重なり合う

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４【対話と音楽の集い「東日本大震災とこころの平和」】11/25@東大弥生講堂。前のめりに富と力の拡充を目指す現代科学技術文明のあり方を問い直すとともに、その現代文明の中で生きている私たち自身の生き方を見直す。「こころの平和」という言葉にそのような意味が込められた。

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５【対話と音楽の集い「東日本大震災とこころの平和」】11/25。講演とシンポジウム、そしてコンサートを通して、３．１１後の「人間の安全保障」と「こころの平和」を考える集い。基調講演で河野太通氏（臨済宗妙心寺派）は「よいことをする」よりもまず「よい人であること」について語った。

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６【対話と音楽の集い「東日本大震災とこころの平和」】11/25@東大弥生講堂。河野氏は震災、とりわけ原発災害を通して、「より早く」「より多く」ことで事故を失っている現代人の生き方に対して、今こそ自己自身を知り、少欲知足に生きることが求められているのではないかと説いた。

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７【対話と音楽の集い「東日本大震災とこころの平和」】11/25@東大。杉谷義純氏は他者とともにあることを重んじ、「共にすべてのいのちを守るための祈りと行動」を行ってきた世界宗教者平和会議（WCRO）の支援活動について、また高木慶子氏（上智大学・カトリック）は各自が死生観をもつ

島薗進 @Shimazono

８【対話と音楽の集い「東日本大震災とこころの平和」】11/25@東大弥生講堂。ことの重要性について語った。続いて、宗援連の代表として、島薗は宮沢賢治の「雨ニモマケズ」が新たに人々のこころを打ったのはなぜかを問い、傲りを省みる、また宗派を越えた支援活動の意義について語った。

島薗進 @Shimazono

９【対話と音楽の集い「東日本大震災とこころの平和」】11/25@東大弥生講堂。さらに、大塚モスクのアリフィン・ナガイ（永井彰）さんからイスラーム教徒の支援活動の紹介があった。司会の蓑輪顕量氏からこれから何か求められているかとの問いかけがあり、島薗は「復興」が取り残していく者への

島薗進 @Shimazono

１０【対話と音楽の集い「東日本大震災とこころの平和」】11/25。長く持続する眼差しが求められていると述べた。コメントの山脇直司氏（東大、公共哲学）はドイツと比べながら、人間の安全保障にとって脱原発は根源的な意義をもっており日本の宗教界にもその思想資源があるはずだと述べた。

島薗進 @Shimazono

１１【対話と音楽の集い「東日本大震災とこころの平和」】11/25。原爆に被したピアノについての矢川光則氏（広島の調律師）のお話、鈴木健史氏（ヴァイオリン）と鈴木弘子氏（ピアノ）のドヴォルザーク「ロマンス」、「浜辺の歌」等の演奏、吉水知草氏（ソプラノ）と森田真帆氏（ピアノ）の

島薗進 @Shimazono

１２【対話と音楽の集い「東日本大震災とこころの平和」】11/25。「ふるさと」等の演奏。吉水さんは仏教の活動にも取り組んできた方。その後、復興支援ソング「花は咲く」を皆で歌ってコネサートは幕を閉じた。最後に山下晋治氏（ＮＰＯ「人間の安全保障」理事長、東大教授・文化人類学）が

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１３【対話と音楽の集い「東日本大震災とこころの平和」】11/25@閉会挨拶。学問も緩やかに歩むべきだし、支援活動や「人間の安全保障」もそうだと。埼玉県と文京区から被災者約25人が参加。多くのボランティアの方々と宗教者の支援があってこその集い。皆さまに深謝申し上げたい。