東京新聞記者さんの共産党の話 ちょいまとめ

東京新聞(中日新聞東京本社)特別報道部記者さんから見た共産党
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佐藤 圭 @tokyo_satokei

【共産党の話①】地方を取材した経験のある記者は全員、共産党にお世話になっている(と思う)。地方議会のほとんどは「オール首長与党・非共産」。(都市部ならともかく、特に過疎地では)共産以外の議員の大半はヨイショ質問しかしない。共産不在の議会は死んでいる。

2012-11-27 21:16:10
佐藤 圭 @tokyo_satokei

【共産党の話②】全国紙とNHKの記者は地方で名を上げて、東京の「本社」に出世したい。地方で目立ちたい時、行政取材では「唯一の野党」共産党にいろいろお世話になる。共産党は鋭い質問をしますからね。でも、国政では、与党と野党第1党に取材が集中する。共産党は二の次三の次。

2012-11-27 21:22:28
佐藤 圭 @tokyo_satokei

【共産党の話③】全国紙・NHKの記者は、よく私に言ったものだ。「地方にいた時は共産党の先生にさんざんお世話になったのに、永田町に来ると、共産党を無視しちゃってねえ。申し訳ないというか、ちゃっかりしているよねえ」と。

2012-11-27 21:25:29
佐藤 圭 @tokyo_satokei

【共産党の話④】滋賀県知事が脱原発新党を立ち上げる。これに小沢氏らが合流し、社民党は連携を模索しているという。脱原発勢力の結集は大変結構だ。で、共産党。ほとんどの小選挙区に候補者を立てる。共産党は脱原発を邪魔するのか、共倒れになるぞ、連携しろとの声が聞こえる。

2012-11-27 21:34:00
佐藤 圭 @tokyo_satokei

【共産党の話⑤】一昔前は、ある政党が共産党と選挙協力をしようとすれば、自民党などから「アカ」の罵声を浴びた。だから誰も共産党と手を結ぼうとはしなかった。それが今回は共産党に「協力を」との声が上がる。脱原発で実績をあげた共産党が「穏健リベラル」的な評価を受けているのだ。

2012-11-27 21:40:25
佐藤 圭 @tokyo_satokei

【共産党の話⑥】共産党に「他の党と選挙協力せよ」との声が飛ぶ。繰り返すが、私は311以降の「時代の変化」を感じた。へえーと思った。共産党が「普通の政党」に見られているのか、と。共産党の皆さんは喜ぶべきだ。

2012-11-27 21:45:42
佐藤 圭 @tokyo_satokei

【共産党の話⑦】今回の衆院選で、共産党が、「日本未来の党」などとできる限り選挙協力をしてほしい、とは思う。でも、それは「できる限り」でいい。やはり共産党がなくなっては困る。もっと言えば、地方において共産党がなくなっては困る。これは地方で取材した実感だ。

2012-11-27 21:51:41
佐藤 圭 @tokyo_satokei

【共産党の話⑧】昨日今日できた政党がこの先、地方議会で地方の問題をしっかり取り上げてくれるのか。そんな保証は何もない。やはり共産党が地方で頑張ってきた。共産党が外野の声に惑わされることはないと思うが、地方議会の実態を知らない輩の妄言に惑わされないでほしいものだ。

2012-11-27 22:06:19
佐藤 圭 @tokyo_satokei

【共産党の話⑨】地方紙の東京・中日新聞の記者である私には、地方で一旗的な気持ちはなかったですが、共産党の先生にはお世話になった。三重県勤務時代は、萩原量吉先生にいろいろ教えていただいたなあ。お元気でしょうか。=この項おわり

2012-11-27 22:16:53
佐藤 圭 @tokyo_satokei

ありがとうございます。 RT @18iha: @tokyo_satokei 私もここの所「共産党は選挙協力を!」と批判的でしたが、佐藤さんの【共産党の話】を読んで全てが腑に落ちました。とても素晴らしいツイート勉強になりました、感謝いたします。

2012-11-28 01:00:54
佐藤 圭 @tokyo_satokei

よく分かります。 RT @goto_nasu: @tokyo_satokei 共産党は本当にいま期待されている。惜しむらくは、共産党はその受け止め方を知らないし(自分たちが一番正しいと考えてしまう)、期待するほうも共産党の生かし方がわからない(共産党が譲歩せよと考えてしまう)。

2012-11-28 01:06:39