青少年健全育成基本法案についての雑感(2012年11月28日)
子どもの健全育成とは何か。身体的に健康に育つことは当然だろう。その上で、自分の知識をもって自分で考え判断し正しい行動ができるよう、個人が主体として自立できる大人に育てることだ。何でもかんでも(国も含め)大人が決めて、子どもが精神的に大人になれないのは不健全ではないか。
2012-11-27 23:05:12自民党の青少年健全育成法案を読み直したけど、この法律の主体は、子どもではなく国・政府である。子どもの個性を尊重するのではなく、同じような人間を大量生産しようとするような法律に見える。これでは、保護者も子どもも窮屈な思いをする。
2012-11-27 23:05:32この法律ができたら、不健全な子ども扱いされる子どもがたくさん出ると思う。不健全のレッテルを貼られた子どもは、犯罪に手を染めていくのではないかが心配だ。それこそ、発展途上国などにいるチャイルドマフィアみたいなのが生まれてしまうのではないか。
2012-11-27 23:06:02子どもを育てる(育成する)のに必要なのは、子どもを信用し、育つのを待つ忍耐を持つことだ。青少年健全育成法案は、子どもを信用しない法律ではないか。国・政府が物事を押しつける法案ではないか。子どもを信用しなければ、子どもから信用されない。国を信用しない子どもを育てたいのか。
2012-11-27 23:07:25国のために働いてくれる人材を育成したいだろうが、自民党の青少年健全育成法案は国に反発する人を増やしかねないものだと言わざるを得ない。それとも、治安維持法に相当する物も加えて、抑え込んででも強引に国に従わせたいのだろうか。
2012-11-27 23:08:23国に資する子ども達を育成したいのなら、自分達が誇れる国家像を子どもたちに示して欲しい。世界にアピールできるものを子どもたちに示して欲しい。高度経済成長期なら、それは経済だっただろう。今は何が子どもに夢を与えるものなのか?その夢を示すことが健全な子どもを生む事につながるはずだ。
2012-11-27 23:12:51@kanpeli 青少年健全育成法案は、いろんな意味で「地獄への道は善意で舗装されている」を感じる法案です。特定の人の正義を押しつけて、対象となる子どもに地獄への道を歩ませるようなものです。世間知らずの純粋培養で大人になった時、社会性を持てないで苦しむのではないかと思っています。
2012-11-28 13:40:46