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2012年11月29日

悪魔の橋とローマの話

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さいおん @Xiwong_Noel

以前から薄っすらと気になっているテーマのいくつかに「古代ローマというわかりやすいラベル」が関わっていて、最近も資料を探しているのですが、なかなか見つかりません。日本語ではそもそも見つからないのかもしれない……。しかしここでちょっと話してみたら、糸口が見つかったり……しないかな。

2012-11-28 21:09:56
さいおん @Xiwong_Noel

ひとつは、ヨーロッパのあちこちに存在する「悪魔の橋」に関わる話です。これらはたいていアーチ橋で、南の地域のものにはローマ時代のものもいくらかありますが、かなりは中世に作られています。「悪魔が作った」という伝承があることが特徴。(参照 http://t.co/zfboXZHn

2012-11-28 21:13:00
rawinzonde_bot @rawinzonde_bot

さいおんさんの図書館ロールで見つからない書物は見つけるの大変そうだなー

2012-11-28 21:21:12
さいおん @Xiwong_Noel

この「悪魔の橋」にはもう一種類、「古代ローマ帝国が橋を作ったが、その後地元住人にはその技術が理解できなくなり、悪魔が作ったという伝説が生まれた」という伝承、あるいは俗説がまつわることが特徴的です。私が気になるのは、こちらのほうの話が発生、伝播した経緯。

2012-11-28 21:21:49
さいおん @Xiwong_Noel

実際には、野蛮で蒙昧なはずの中世ヨーロッパ人がこれらの橋を作っているわけですし、「悪魔が作成に関わった」という伝承も、その建造が大変だった、橋の効果が大きかった、つまり当時の地元の人たちに大きなインパクトを与えたことに関係すると想像できるため、複雑に間違った誤解なのですが……。

2012-11-28 21:25:59
さいおん @Xiwong_Noel

この後者の「俗説」というものは、ほんとうにその橋がある各地に存在するのか、どんな時代に、どの程度流行したのか、それが伝承化していたのだとして、それに情報流通はどの程度関係しているのか、というあたりに興味があるのです。

2012-11-28 21:30:18
rawinzonde_bot @rawinzonde_bot

@Xiwong_Noel さいおん先生、質問です。ローマ水道橋のように実際ローマが作ったのち技術が失われたものはそう呼ばれてるようですが(そしてそれは理解しやすいのですが)、ヨーロッパの悪魔の橋伝承でも同様にローマの名が出てくるんでしょうか

2012-11-28 21:32:12
さいおん @Xiwong_Noel

まあ、同時発生的に同じような伝承が各地に広まることは、実際それなりにありえることなので(日本でわかりやすい例をあげるなら「この土地に電車の路線がないわけ」のような)、そんなのよくあることじゃん、と言ってしまえばそれまでなのですが。

2012-11-28 21:34:10
rawinzonde_bot @rawinzonde_bot

悪魔が一夜で作った橋に、最初に猫を渡らせるのは聞いたことあるなー。ひどい話だ

2012-11-28 21:35:33
さいおん @Xiwong_Noel

@rawinzonde_bot (仮称)伝承1(悪魔が橋を作ったり悪魔の助けを借りて作ったりする。その土地によってバリエーションあり)には、ローマは基本的に登場しないと思われます。(仮称)伝承2(この橋は実際はローマ帝国が作ったんだけど~)にのみ登場するのですね。

2012-11-28 21:36:39
さいおん @Xiwong_Noel

この「悪魔の橋」、つまり「見慣れない技術が悪魔と関連づけられる」というテーマと、それを上から目線で見たがる近代人の話は、二年前に参加した「共犯者」というRP村で味つけに使おうかと思いかけて(やめる理性があってよかったね……)以来、気になっていることなのでした。

2012-11-28 21:42:19
さいおん @Xiwong_Noel

もうひとつは「June Bride(六月の花嫁)」の縁起のよさをローマ神話のJunoと関連づける(六月は既婚女性と結婚の守護女神Junoにちなんだ月だからという)説明についての、現時点ではまったく根拠のない疑問です。

2012-11-28 21:50:18
rawinzonde_bot @rawinzonde_bot

僕の図書館技能では、ローマ軍団兵が欧州各地で架橋したのが後にそう呼ばれたことしかわからない感。

2012-11-28 21:51:19
さいおん @Xiwong_Noel

ぶっちゃけ、こういう分野で古代ローマを引き合いに出すのって、「近代以降に創作された由来」というか、新しい流行に合った伝承を古代に遡って探した、っていうケースが多いような気がするわけです。花嫁のヴェールとか、結婚指輪とか、ウェディングドレスが白い理由だとかみたいに。

2012-11-28 21:55:04
カンナ @canna_water

さいおん先生の話が興味深い。謹聴!謹聴!

2012-11-28 21:56:27
さいおん @Xiwong_Noel

「恋愛に基づいた結婚」という新しい価値観が広まりはじめた時代、つまり20世紀前半、欧米の上流というか、女性も高等教育を享受させる先進的でゆとりのある階層にとって、六月ってつまり「卒業のシーズン」ですよね。つまり「カレッジを卒業してすぐ結婚する」順調な人生のイメージなのじゃない?

2012-11-28 22:02:43
akikuni @akiku2

さいおんさんの話は面白いなあ

2012-11-28 22:03:41
akikuni @akiku2

6月の花嫁はなんか単なる商業戦略だと思っていました

2012-11-28 22:04:25
akikuni @akiku2

検索したらなんかヨーロッパではもともとあった話だったのかふーむ どれもありえそうではあるけれど出てきた3つの中では確かに女神がしっくりきそうな

2012-11-28 22:08:31
rawinzonde_bot @rawinzonde_bot

ジューンブライド。日本では、梅雨で閑散期の式場を埋める戦略として定着した向きが強そうだなー。海外では大元の言い伝えがどこまで機能してるんだろ

2012-11-28 22:09:10
ななころび @7korobi

@Xiwong_Noel ほほー。6月卒業か―。学帽脱いでヴェールに着替えるのね。なるほど。

2012-11-28 22:09:34
akikuni @akiku2

しかし本当に昔からその伝承があったか、という疑問はなるほどなー。逆行して長い歴史をつくることが今でなくても昔の時点で普通にあったりしてるイメージはあるよね日本でも

2012-11-28 22:10:12
カンナ @canna_water

梅雨がない地域なら、6月は気候が良いんだろうな。農繁期も一区切りで手が空くんだろうな。と思っていた。

2012-11-28 22:10:46
akikuni @akiku2

悪魔の橋については、なんか、柳田なんとかというおじいちゃんの言ってた日本中にある「片目の神とある作物が生えない理由」の話とかを思い出したな。伝播するのは早そう。

2012-11-28 22:14:25
カンナ @canna_water

でも麦作ってると6月は忙しいのかしらね…麦秋は初夏だし、忙しいか。

2012-11-28 22:15:58
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