- millionsage
- 2488
- 0
- 0
- 0
美和さんはなー、単独の作品見たことないから分からんけど、複数シナリオのなかで一部分担当するってのがちょうどいいのかも。聖剣LOMの宝石泥棒編とサガフロのアセルス編は個人的に好きだけど、全部が全部あの雰囲気だったらちょっとなぁという印象。
2010-08-12 03:02:53@geharuto サガフロの解体新書のメイキングとか見てると、心理的な対比構造とかもちゃんと考えてるみたいで、おっ、と思うところもありましたね。ただやはりあまりに女性的すぎるというか……。長所でもあり短所ですかね
2010-08-12 03:15:14てかアセルス編は「全能の決断不能者」が結局、「全能を借りた(相対的な)無能の決断主義者」に滅ぼされる、っていう構造がちょっと面白いなと思った(変化球での現代的感性の写実というか)
2010-08-12 03:19:31ようするに「自分じゃ決断できないから、自分のクローン作ってそいつがどんな決断するのか見てみようぜヒャッハー」的なことです
2010-08-12 03:21:03@pororoi まぁレッテル貼りもあれなんですけど、ゲーマー層は私のような厨二病患者が多い気もしますし・・・リテラシー不足で理解しきれない所もあるかなぁとw カタルシスとかエンタメ性からすると、ちょっと違う方向な気もします。仰るとおり、短編としてはとても面白いんですけど。
2010-08-12 03:22:00なるほど・・・そう解釈すると、「ゼロ想」の第九章で触れられていた、「二十四年組」作家が描く一連の「万能ゆえのニヒリズム」という問題系に繋がるなぁ。
2010-08-12 03:34:07絶対の力を持つゆえに、この世の全てに飽いているオルロワージュ。それを埋めるべく集められた数多の寵姫。「もっと欲望のままに生きよ。己の苦悩を周りの世界にまき散らせお前に関わるものを不幸にしろ。」というオルロワージュのセリフと、アセルスの3つの選択は、今思えば色々と示唆的だ。
2010-08-12 04:03:19@geharuto たしかにエンタメエンタメはしてないかもですね…。評価にしても耽美的な空気感そのものが評価されているというか(あまり上手いことがいえない)。
2010-08-12 03:37:13前に読んだけどすっかり忘れてしまっていた…! RT @geharuto なるほど・・・そう解釈すると、「ゼロ想」の第九章で触れられていた、「二十四年組」作家が描く一連の「万能ゆえのニヒリズム」という問題系に繋がるなぁ。
2010-08-12 03:38:14いやしかし、いわゆるポストモダン的な価値観は凄く感じ取れました。(というか「妖魔」自体、出自で全てが決まる封建社会的なアレなくせに、逆に)
2010-08-12 03:42:05自らの能力や決定権を自らのコピー(≠クローン)に委託し、自分では決定することなく自分のコピーの決定を見守った(=主体性を放棄しつつも「他人に譲度した自らの主体性」の行く末に、間接的に執着してしまう歪み)結果に訪れるオルロワージュの「破滅」。
2010-08-12 04:15:03そういった「破滅」という一つの視点から見るとすれば、逆に、主体性(=作中の表現では人格統合。つまり、自らのコピーの回収)を得てしまったために文字通りの地獄へと「破滅」的に突き進むことになるブルー編シナリオからも、何らかを読み取れるかもしれない。
2010-08-12 04:16:48.@geharuto ニヒリズムゆえに、全能を志向するのか。全能ゆえに、ニヒリズムへと至るのか。興味深いですね。 @pororoi http://nearmetter.com/geharuto/pororoi
2010-08-12 04:08:44