池田香代子さん @ikeda_kayoko による連続ツイート「選挙100人村2012」

池田香代子　ケストナー『ぼくが子どもだったころ』 @ikeda_kayoko

以前、ある中学校でやった選挙学習の講演会で紹介した「せんきょ100人村」に手を入れたものを連TWします。

池田香代子　ケストナー『ぼくが子どもだったころ』 @ikeda_kayoko

「せんきょ１００人村２０１２」 日本がもし１００人の村だったら ５１人が女性で、４９人が男性です 選挙権のある人は８１人で、１７人はまだありません 中学生のみなさんもこの１７人の中に入りますが、２０歳になれば選挙権を持てます でも、外国籍の２人はいくつになっても選挙権がありません

池田香代子　ケストナー『ぼくが子どもだったころ』 @ikeda_kayoko

「せんきょ１００人村２０１２」② 選挙権のある人を１００人とすると ０９年の選挙で投票した人は６９人です 投票しなかった人は３１人です このうち、一番たくさん投票したのは６０代の人たちで、１７人のうち１５人が投票しました

池田香代子　ケストナー『ぼくが子どもだったころ』 @ikeda_kayoko

「せんきょ１００人村２０１２」③ 一番投票しなかったのは２０代の人たちで、１４人のうち７人しか投票しませんでした これは大きな問題です なぜなら、選挙の結果は、選挙権のないみなさんにもおおいに関係するからです

池田香代子　ケストナー『ぼくが子どもだったころ』 @ikeda_kayoko

「せんきょ１００人村２０１２」④（訂正） 「学校の先生を増やすより、新しい道路や大きな建物をもっと作ろう」という政治家や、「原発をなくすのは、できるだけあとにしよう」という政治家を選ぶかもしれません

池田香代子　ケストナー『ぼくが子どもだったころ』 @ikeda_kayoko

「せんきょ１００人村２０１２」⑤ 「働く人の賃金を安くできるようにしよう、簡単にクビにできるようにしよう」とか、「この国を戦争のできる国にしよう。子どもたちには大人になったら戦争に行ってもらおう」という政治家だって。 もしもあなたがそれでいいなら、問題はないでしょう

池田香代子　ケストナー『ぼくが子どもだったころ』 @ikeda_kayoko

「せんきょ１００人村２０１２」⑤ でももしも「そんなのいやだなぁ」と思っても、みなさんはまだ政治家を選べません 選挙権を持ったばかりの２０代の人びと、みなさんのお兄さんやお姉さんは、大人よりみなさんと気持ちが近い人たちです これから長い間みなさんといっしょに生きていく人びとです

池田香代子　ケストナー『ぼくが子どもだったころ』 @ikeda_kayoko

「せんきょ１００人村２０１２」⑥ 「村のお金は何に使ったらいいのか」 「子どもたちは何を必要としているのか」 「この村は世界のために何をしたらいいのか」 選挙権を持ったばかりの若い人びとは、まだ投票できない子どもたちのぶんまで、真剣に考える必要があります なのに投票に行かない…

池田香代子　ケストナー『ぼくが子どもだったころ』 @ikeda_kayoko

「せんきょ１００人村２０１２」⑦ 投票しなければ、自分たちも、弟や妹たちも、気がついたときには「こんなことは望んでいなかった」ということになっているかもしれません ３年生のみなさんは、あと５年もすると選挙権を持ちます 自分たちだけでなく、そのときの中学生の運命も握るのです

池田香代子　ケストナー『ぼくが子どもだったころ』 @ikeda_kayoko

「せんきょ１００人村２０１２」⑧ どうかみなさん、選挙権を持ったら投票に行ってください　 きっとですよ（終）