舞妓ミン

CcomaTheRipper×コマ銃士 @1115_1115

①『あん、、、やっ、、、もう、あきまへん』人力車を止め休んでいる木陰から掠れ声が聞こえる。激しく口付ける中年男と舞妓の姿。イェソンは目を逸らし仕事の準備をしていると『お兄さん』舞妓が足を引きずり駆け寄ってくる『乗せて行ってくれますえ？』右足の鼻緒が緩んでいた　#舞妓ミン

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②手を取り車に乗せる。真っ赤な紅が似合う形の良い唇。塗らなくても充分白い肌はうなじで確認出来た。あまりの眩しさに見とれているとその子は白い歯を覗かせて笑った『ソンミンどす』車を走らせる。ふと声を掛けられた『お兄さん、さっきの見てはったね』「いや。まぁ、、、」　#舞妓ミン

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③『あのお客さん強引で。舞妓は体売るんと勘違いしてはる』「身を売らずに芸を売るんですよね」『ふふっ。お兄さん話のわかる人や』10分程でとある料亭に着き、ソンミンを降ろした。車の揺れでずれてしまったかんざしを直してやる『おおきに』「行ってらっしゃいませ」　#舞妓ミン

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④『なぁ、お兄さん。お名前は？』「イェソンです」『後で迎えに来てくれへんやろか』不思議そうにソンミンを見ると、口を尖らせて『この鼻緒じゃどこにも行けやしまへん。うちを見捨てる気どすか？』二人で笑いあう。ソンミンは直してもらったかんざしを抜き、目印にとイェソンに渡した　#舞妓ミン

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⑤イェソンは迎えに行くまで京都の街をゆっくりと周る。お客さんの途切れる間に胸元からかんざしを取り出し唇に近付けた。気品があって愛らしい人。素顔もきっと魅力的なんだろう。この気持ち、一目惚れしたみたいだ。そう思うと途端に顔が赤くなるのを感じる。約束より早く料亭に着いた　#舞妓ミン

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⑥少し経ち、お客さんや芸鼓が外に出てきたがソンミンの姿が見えない。他のお客さんに付いてるのだろうか『お兄さん』後から声がして背中に柔らかな感触が「ソンミンさん？」動揺を悟られない様に振り向く『ねえさん達に内緒でささっと出てきてたんどすえ』「怒られませんか？」　#舞妓ミン

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⑦『明日は皆休みやさかい、うちの事なんて気にしはりまへん。せやから、、、』お酒を飲んだのかとろんとした瞳でイェソンを見上げる『今からうちとデートしておくれやす』ソンミンのペースに呆気にとられる。それでも、悪くない「行きたい所ありますか？」『そうどすなぁ』　#舞妓ミン

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⑧ソンミンに言われて着いたのは、縁結びの小さな神社。お客さんをよく案内する場所だ。灯りで紅葉が浮かび上がる『綺麗やわぁ』階段を見上げてイェソンは身を屈めた「お参りしましょう」『おんぶ？ふふっ。おおきに』肩にそっと手が乗せられ境内に入る。寒空にお互いの体温が心地よい　#舞妓ミン

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⑨お賽銭を入れ隣に並んでお参りをする。ソンミンさんともっと一緒にいられますようにと。またおんぶをして階段を降りようとした「何をお願いしたんですか」『うち？』突然横顔にキスをされソンミンに向いた「ちょっと、どうしたんですかっ」さすがに慌てるイェソン『うちのお願い』　#舞妓ミン

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⑩『もっとイェソンはんと一緒にいられますように、、、って』言い終わらないうちにソンミンを降ろし、抱き合いながら深く唇を重ねた「俺もそう思ってましたよ」『敬語なんてやぼやわ』あぁと言い直す「もう願い叶っちゃったね」『ほんになぁ。せやけど、もっと仲良うしよ？』　#舞妓ミン

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⑪『身を売るんと違う』「わかってるよ、、、」ソンミンの頭を押さえて小さな舌を捉える。次第に呼吸を乱してイェソンにもたれた。堪らずに帯に指を掛けると、そっと制され『直すのややこしなるから』それをもっと下へ。太腿辺りから中へ導かれる「手冷たいけど」　#舞妓ミン

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⑫また白い歯を覗かせる『えぇよ』内腿をゆっくり伝う。それでも進めて敏感な部分を撫でると『あっ』深く息を吐き出した。それを合図に指を回し挿れる「この中、、、すごい熱い」ぴったり頬を寄せ囁いた『イェソンはん、いけずやなぁ』一度抜いて指を舐め再び挿れる　#舞妓ミン

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⑬「二本でも簡単に入る」『ぃゃや、そんなん、、、』言葉の続かないソンミン。挿し込んだまま腰を降ろし、着物を汚さない様に上に乗せた『うちにも触らせておくれやす』既に力ない指で股引の紐を解きイェソンを弄る。お互いの水音が静寂を打ち消す「ねぇ、もう挿れていい？」　#舞妓ミン

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⑭頷くソンミンに先端をあてると、腰を僅かに浮かせゆっくり身を沈めた。互いの神経が一気に目を覚ます『ん、、、はぁん』「ソンミン」声を掛けると濡れた瞳を細めてイェソンに強くしがみつく「そのまま掴まってて」何度も下から突き上げる。悲鳴に近い喘ぎはイェソンの耳奥へ　#舞妓ミン

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⑮時折、唇を噛み締めて乱れる『イェソンはん。うち、もう、、、堪忍しておくれやす』二度程強く痙攣を起こしぐったりとした。それすら切り裂く様にソンミンを動かす。一段と芯部をもったりと締め付けられ、イェソンも赤く染まる落葉に吐き出した。余韻に耽り夜風に身を任せる　#舞妓ミン

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⑯イェソンの胸に顔を埋め、口付けるソンミン「好きだよ」優しく髪を撫でかんざしをさしてやった『また、会ってくれはるん？』「迎えに行くよ」『ふふっ。皆同じ化粧でわかるやろか』その愛くるしい瞳も。熱を含んだ鮮やかな唇も。しなやかな身体も「見つけ出すから」　#舞妓ミン