NaIシンチの周辺温度を下げるとどうなるか実験してみた。

HAPPY SCINTILLATION PROJECTのΦ2×2インチNaIプローブ+GS-2000A等測定機材一式を、環境中で温度変化に晒すとどういう出力が得られるのか、屋外に持ち出す場合を想定してテストしてみた。 Cs-137校正線源を使用して通電開始後1時間後からデータ取得を開始し、さらに34分以降から温度変化(約9.5度低下)を与えた。実験結果はPRA4の画面キャプチャ(60秒ごと)として取得し、スライドショー化した。実験結果として以下の2つが得られた。 (1) 周辺温度が変化してもパルス出力の数自体は変動しない。 続きを読む
メモ 測定 放射線
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使用機材一覧

・Φ2×2インチ NaI(Tl) シンチレーションプローブHP-22 Aグレード (ゴールド)
 http://www.le-strategies.com/?p=153
・GS-2000A USB Driver With 2000V bias and SHV Connector
 http://www.gammaspectacular.com/index.php?route=product/product&manufacturer_id=11&product_id=54
・SHV ~ BNC変換ケーブル
 http://www.tamaroya.com/web_cart/detail.php?n=868
・RG-58A/U (50Ω)1m BNCP-BNCP
 http://oyaide.com/catalog/products/p-1192.html
・ZOOM H2(PCMレコーダ)
 http://www.zoom.co.jp/downloads/h2/software/?lang=jp
・Cs-137校正線源(0.25μCi=9250Bq)
・USB電源

tkimura6502 @tkimura6502
NaIシンチ+GS-2000Aを含む機材一式を、環境中で温度変化に晒すとどういう出力が得られるのかテストしてみた。 http://t.co/ILNXwMjp
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tkimura6502 @tkimura6502
これらの機材を分割包装してバックパックに入れ22.5~23.5度の屋内で30分強置いた後、チャックを閉めない状態で14度の屋外に出して放置してみた。 http://t.co/NLvI2lLK
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環境温度を下げるとどうなるかの実験結果

温度・湿度ロガーEL-USB-2-LCD(http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-04793/)によるグラフは以下の通り(屋内22.5~23.5→14.0度)。

tkimura6502 @tkimura6502
実験結果1:環境温度を9.5度下げた程度ではパルス出力数はほとんど変動がない。PRA4による60秒ごとのカウント数は次の通り。 http://t.co/iZ2OKz0H http://t.co/RL6Svh39
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tkimura6502 @tkimura6502
実験結果2:波高については温度によって変動する(ただし、今回の実験ではNaI結晶温度ではなく周辺温度しか測っていない)。画面キャプチャ類は動画にしてみた。 https://t.co/yDC6GrW5 http://t.co/G1nAPFtg
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※この実験で採取したデータ類は以下に置いてあります。(温湿度ロガーの出力、PRA4用の .pls ファイルなど)
http://www1208ub.sakura.ne.jp/~tkimura6502/GS2000Atest2/

※既にGS-2000Aは通電開始後40~50分待たないと波高出力が安定しないことが判明しているので、上の環境温度を変動させる実験は以下のような時間の流れでデータを取得しています。

0:00 全機材結線後GS-2000Aに通電開始。
1:00 1時間経過後、上記の実験のデータ取得開始。
1:34 全機材を屋外へ出し、周辺温度の低下開始。
4:06 データ採取終了
     (ZOOM H2の16bit/48khz録音時の制限による)

別の実験:GS-2000Aの通電開始後の安定性確認
tkimura6502 @tkimura6502
BeeResearch GS-2000A http://t.co/c1H3XUsA が通電開始後どの程度で安定するのか実験してみた。 http://t.co/XlcaiaVY 通電開始後40~50分のデータは捨てる必要がありそう。
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…で、この機材で何をやりたいか。
tkimura6502 @tkimura6502
実際にこれらを背負ってどの程度温度変化があるかはやってみないとわからないけれど(何せ人体が熱源かつ遮蔽材だし)、cpsを主に使うことにしてスペクトルはおまけ程度に考えることにするなら、現状の構成でもある程度は使い物になるかしら。
tkimura6502 @tkimura6502
2インチNaI+GS-2000Aの出力を屋外で使うと何が見えるのかテストしてみた。μSv/hには換算せずcpsのままグラフ化するとこうなる。 http://t.co/SWD8ZvSC
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tkimura6502 @tkimura6502
(試作品・cps表示)柏の葉キャンパス駅周辺、2012/11/24。 http://t.co/xs3QzzK6 左下の横断歩道などでそれらしく追随しているのがわかる。
tkimura6502 @tkimura6502
PRA4用.plsファイルや7色プロットツール用テキストは以下に置いた。 http://t.co/dz42eEmM (ただし、GPSデータの都合でPRA出力の冒頭94秒は不使用。)
tkimura6502 @tkimura6502
時定数タイプ・可変時定数タイプの測定器の出力や移動平均タイプの測定器の出力をマッピングするとどうしても空間解像度が稼げないので、このやり方は濃度分布把握向きか。

コメント

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