便宜的・一時的に「間違い」を教える教育法は是か否か・・・否と思う

0で割る話から派生してた議論についての私の呟きの備忘録。 ※このまとめは「0で割る話」は直接の関係ありません。
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夢乃 @iamdreamers

先日話題になってた「0で割る話」を見てて、その中で出てきた「一時的に間違ったことを教えることの是非」について、すでにまとめのコメントで答えは出ているけれど、私の思ったことを呟いてみる・・・

2012-12-06 11:47:30

こちらのまとめ↓のコメント欄での話題

まとめ 四一郎さんの「0で割る話」 何か面白くて、残しておきたくなったのでまとめました。 (24番外)を読んで、自分は「いろいろ知っていない」人間なのだなあと(^^; 0って奥が深くて怖いっすね。 34052 pv 543 69 users 91

まとめ

夢乃 @iamdreamers

一度、便宜的に間違ったことを教えておいて、後になって「以前教えた××は間違いで正しくはこう」と教え直すことが、教育として相応しいかどうか。

2012-12-06 11:48:12
夢乃 @iamdreamers

先の例で言えば、小学生の時にとりあえず「9÷0=0」と便宜的に教えておいて、中学生で「9÷0=解なし」と教え直す、これが適切かどうか。

2012-12-06 11:48:51
夢乃 @iamdreamers

こういう教育法は、私は望ましくない、と思う。子供は教えられたことを素直に吸収してしまう(私のような臍曲がりもいるけど(^^))。そして子供の頃に「覚えた」ことの矯正は、難しい。

2012-12-06 11:49:45
夢乃 @iamdreamers

小学生のときに覚えた知識を、中学生・高校生になってから、完全に変える、というのは難しい。事実、0で割る例を見ても、「9÷0=0だと思っていた」という反応が決して少なくないことからも明らかだろう。

2012-12-06 11:50:31
夢乃 @iamdreamers

教育は、すべての人に正しい理解をさせることが目的の一つ、と思う。「すべての」という時点で実現は困難(というか無理)ではあるけど、最初から問題が危惧されるような教え方は慎むべき、と考える。

2012-12-06 11:51:07
夢乃 @iamdreamers

だから、便宜的に「間違い」を教えておいて、後から矯正するような教育法には、私は反対。間違いを教えるくらいなら、何も教えない方がずっといい。

2012-12-06 11:52:59

補足1

夢乃 @iamdreamers

小学生の時に少しだけ説明しておき、中学生・高校生で補足していく、というのなら、間違いを教えるわけではないので問題ない。というかむしろ、理想的(は言い過ぎかなぁ)な教育法だと思う。

2012-12-06 11:53:40
夢乃 @iamdreamers

例えば、最初に「フランス革命は1789年」とだけ教えておき、後に「7月14日バスティーユ襲撃」と補強する、など。これなら、過去に教えていたことを否定するわけではないので、少なくとも後になってから「間違って覚えていた」ということにはならない。

2012-12-06 11:54:22
夢乃 @iamdreamers

(そりゃ、教師の話をよく聞いてなくて、間違って覚えることはある。でも、それはまた、別の話)

2012-12-06 11:54:52
夢乃 @iamdreamers

漢字もそう。小学一年生の頃は教える漢字は少ない。そもそも、教科書に漢字自体が少ない。年次が上がるとともに、覚える漢字や、読み方が増えてゆく。間違った読み方を教えておいて、後で訂正するような教え方はしない。

2012-12-06 11:55:29
夢乃 @iamdreamers

算数・数学もこれと一緒で、間違ったことを教えるくらいなら教えない、聞かれても「それは×年生で習うから今は考えないで」と諭す、のでいいと思う。それでも今知りたいっ、って食い下がっていう子には教えてもいいとも思う。ただし、正しい知識を。

2012-12-06 11:56:08

補足2

夢乃 @iamdreamers

なお、説明の過程で、仮定として間違いを出すのは問題ないと考える。例えば、「9÷0=0と仮定→うんたらかんたら→矛盾が生じる→最初の仮定が間違っている」という具合なら、その場で間違いを教えているわけではないので、問題ない、と思う。

2012-12-06 11:56:47