今日の大学の授業で津田(@tsuda)さんの授業があっての、自身の思考の整理も踏まえて、連投ツイートしていこうかなと思います。インターネットと社会と文化に関する授業で、テーマは「情報アクティビストになるには?」でした。
2012-12-06 23:22:10最初は簡単な自己紹介が行われた。著作権に関する法案の決定に関する有識者の一人として議論に呼ばれた経験があるとのことだったが、印象に残ったのは次のこと。
2012-12-06 23:26:45「法案は官僚がテンプレを作って、有識者が議論をして、国会に提出される。だから、実質国会は素通りすることが多い。ニュースになるようなものは一部だけ。さらにその議論は都合のいい人が呼ばれることもある。そして若者の意見が反映されにくいという欠点もある。だから自身で団体を立ち上げた。」
2012-12-06 23:27:27次は自身のキャリアについて。「自身が大学生の頃にインターネットがはやり始めた。それが面白かった。最初は記事を書く仕事から。25歳の頃、インターネットの専門家と音楽の専門家はいるが、両方はいない。その分野を組み合わせていこうと思った」とのこと。
2012-12-06 23:31:09「ジャーナリストは情報を脚色無く伝えるべきだと言う意見もあるが、自分は自分の問題意識を元にアプローチしていきたかったから、ジャーナリストではなくメディアアクティビストと名乗るようにしている。」
2012-12-06 23:34:02「メディアと政治をつなげようと思ったが、ビジネスモデルとして先が見えにくく、投資が受けづらかった。しかし、アメリカで事例ができ、活用とした時に3.11が起こった。」
2012-12-06 23:36:15「その時の現状を見て、既存のメディアではなく、SNSでの発信の重要性を感じ、自らの力で政治メディアを作ろうと決意。資金集めとして、ホリエモンがやっていたような有料メルマガを使った。これは成功した。」
2012-12-06 23:37:32続いて自身、あるいはネットにおける衝撃だったこととは何かについて。「一番大きかった衝撃の一つはナップスターの出現。」(※ナップスターは音楽ファイル共有ソフト)
2012-12-06 23:38:49ナップスター出現のすごかった点は①情報がデジタル化して流通してコンテンツに対する欲望がむき出しに。②情報がデジタル化して流通することで色々な世界が変わる予感が。③何でもない情報がコミュニケーションのきっかけとなる。の三つ。
2012-12-06 23:40:09ツイッター中継も大きな出来事だったとのこと。「政策を決めるような審議会は何より情報が公開されるのが遅い。情報が公開される頃には進んでしまっている。だからツイッターという最速の報道が必要だと思った。」
2012-12-06 23:42:24①ダウンロード違法化への反対の世論を作るためにVIPで質問スレをたてた。それがまとめサイトにまとめられることで、拡散を狙った。(結果はダウンロード違法化は通ってしまったが。)
2012-12-06 23:45:55そして最後は大学生に向けてのメッセージ。「インターネットは行き当たりばったりでも生きていける可能性をくれた。だから好きなことを仕事に出来ればいいと思う。」
2012-12-06 23:48:01「大学生時代にやりたいことを見つけるのは難しい。時間をかけて好きなことを見つければいい。インターネットが自分のことを拾ってくれる人に出会える場になる。」
2012-12-06 23:48:45「新しいメディアにはくいつけ。(ガラケーの人は今すぐスマホにジョブチェンジを)そして自身の専門分野と組み合わせることで新たな可能性は見えてくる。 しかし、やりたいことをやるためにベーシックな収入は確保すべき。」
2012-12-06 23:49:45「色々な人と会って共鳴する仲間を作ってムーブメントを起こすことで仕事は広がる。出会いはネットに広がってる。ネットはギブアンドテイク。今ではだぶるワークをするサラリーマンも増えている。 だからこそ、複数の専門分野をもつ必要がある。」
2012-12-06 23:51:05「上の世代には礼儀正しく、生意気に。 しっかりとした言葉遣いで意見をふっかけろ。会いたい人に会えるのは大学生の特権。(社会人は大学生のお願いを断ると罪悪感を感じるらしい笑)根拠のない自信でもいいから弱気をはねのけて頑張ってほしい。」
2012-12-06 23:52:17ざっくりとしたまとめだけど、連投終了です。大学生時代は堕落してたり、就活失敗して、自分でビジネスを起こしていったり、2chに投稿したり、まじめなことだけでなく、ジョークもたくさんあって、とても面白く素敵な授業でした。津田(@tsuda)さんありがとうございました。
2012-12-06 23:56:00