自民党の西田昌司と片山さつきが、国民主権と基本的人権を否定してしまいました
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憲法と法律の違い。立憲主義のお話。
・憲法とは何か
憲法とは国家の基礎となる法のことをいいます。つまり憲法とは国家のあり方を決めたルールのことです。
国家とは領土を基礎としてその地域に住む人間が、強制力を持った権力によって統治された社会のことをいいます。
人間関係においても誰か一人が大きな権力を持ってしまうと、その人は好き勝手なことをやってしまいます。
国家においても同じことがいえます。
国家の権力、つまり国家権力は放っておくと暴走して、好き勝手なことをしてしまいます。
そこで、国家権力が好き勝手しないように歯止めをかけるのが憲法です。
憲法は国家権力の暴走から国民の自由を守っているのです。
・法律とは何か
憲法を元に法律が作られます。
法律とは国家権力が国民の権利を制限するためのものです。
憲法が国家権力を見張って、国家権力に好き勝手な法律を作らせない仕組みになっています。
以上をまとめると、憲法とは国家権力を制限して人権を保障するものである、ということになります。
このように憲法で国家権力を制限して、政治を行なう憲法を立憲的意味の憲法といいます。立憲主義ともいいます。
出典元:『憲法をわかりやすく』
http://consti.web.fc2.com/1shou1.html
自民党の西田昌司、国民主権を否定する。
自民党の改憲案を作ってる西田議員は、「そもそも国民に主権があることがおかしい」(原文ママ)と、朝生で言ってましたね。
2012-11-21 23:32:01そもそも現代の憲法は、国家権力の暴走に歯止めをかける為に存在する。自民党や一部の過激な改憲派の野望の為に存在するのではない。西田昌司は政治家の資格はない。何故なら国民主権を否定するなら、国民の代表者たる国会議員の規定そのものの否定、即ち議会制民主主義の否定に他ならない。
2012-12-06 09:42:25保守が神のように崇める自民党の西田昌司はテレビ朝日の討論番組で、「今の憲法は憲法の資格さえない、主権は国民にはない日本が長年培った伝統と歴史に主権がある」と驚愕するような主権を展開していた。つまり西田は象徴天皇制を含めた現憲法を完全に否定している。それは天皇制や国民主権の否定だ。
2012-12-06 09:36:16西田が「そもそも国民に主権があることがおかしい」って朝生で言っての見たな。東氏が憲法ゲンロン草案を解説してたとき。こんな基地外がいるのかと度肝を抜かれたわ。 / 自民党の西田昌二と片山さつきが、国民主権と基本的人権を否定してしまいました http://t.co/3oZzaGrO
2012-12-08 00:11:47自民党の片山さつき、基本的人権を否定する。
@taiyonokokoro50国民が権利は天から付与される、義務は果たさなくていいと思ってしまうような天賦人権論をとるのは止めよう、というのが私たちの基本的考え方です。国があなたに何をしてくれるか、ではなくて国を維持するには自分に何ができるか、を皆が考えるような前文にしました!
2012-12-07 12:37:08自民党改憲案Q&A
http://www.jimin.jp/policy/pamphlet/pdf/kenpou_qa.pdf
Q2 「今回の「日本国憲法改正草案」のポイントや議論の経緯について、説明してください。」
答 「今回の草案では、日本にふさわしい憲法改正草案とするため、まず、翻訳口答調の言い回しや天賦人権説に基づく規定振りを全面的に見直しました。」
Q13 「日本国憲法改正草案」では、国民の権利義務について、どのような方針で規定したのですか?
答 「権利は、共同体の歴史、伝統、文化の中で徐々に生成されてきたものです。したがって、人権規定も、我が国の歴史、文化、伝統を踏まえたものであることも必要だと考えます。現行憲法の規定の中には、西欧の天賦人権説に基づいて規定されていると思われるものが散見されることから、こうした規定は改める必要があると考えました。」
前RT、片山さんは誤解している様だが議員の理想の為や国の為に国民が有るのでは無く、税金の分配と国民の権利を守るための代理人を選ぶ為に「代議士」を選出しているだけ。別段義務を強要される為に「代議」とは他人に成り代わり議するだけの事。辞書調べてから政治家やり直して下さい。
2012-12-07 15:32:10権利は天から賦与されるから義務は果たさなくてよい? ここで、面白いのは、義務と権利をバーターにしているという初歩的間違いをしているのである。天賦人権論がどうのこうのという以前に、義務を果たしたから権利を与えるという考え方がもうすでに盛大にすっ転んでる。
2012-12-07 15:24:40天賦人権論で、「人権は義務を果たした者に与えられることになる」とか「権利が平等だから義務を果たしてないものが増える」とか、まあ、それが正しいとしようじゃないか? 「貧乏人は裁判を受ける権利がないので即刻死刑」でもいいわけよ。さて? どうする
2012-12-07 15:29:32たとえば、重度の障害者。どんなに障害者がふざけた人権侵害を受けても「貴方は義務を果たしていないので、人権がございません」でも可。
2012-12-07 15:32:34ホームレスの人を見てみようか? 勤労の義務や納税の義務を果たしてないので人権がない。なので殺してもいい→一体どこの不良グループ理論ですか? ということ。
2012-12-07 15:33:38さすがに、「いやいや、そこまで言うつもりはありませんよ?」という話が返ってくるだろう。しかし、権利と義務をバーターにするというのはそういうこと。なので、天賦人権説を否定するのに義務と権利をバーターにするのは無理筋。何によって人権が与えられようが、人権に義務を要件にするのはアホ。
2012-12-07 15:39:57ホメオパシー並みのトンデモ。 RT @katayama_s: @taiyonokokoro50国民が権利は天から付与される、義務は果たさなくていいと思ってしまうような天賦人権論をとるのは止めよう、というのが私たちの基本的考え方です。国があなたに何をしてくれるか、ではなくて国を維持
2012-12-07 15:13:40天賦人権説を否定するという近代的西側諸国とは思えないまるで旧共産圏のような憲法案を振りかざして総選挙に臨んでいる自民党の本部前で、本日、20時より街宣を行いますので、みなさんもし良かったら来て下さい。 RT @katayama_s: 天賦人権論をとるのは止めよう、
2012-12-07 15:17:06天賦人権説を否定する輩が生活保護を叩き、そういう輩が同じ口で原発の再稼働を唱える。悪夢でしかない。なにが「経済の為に原発は必要だ」だ。なにが「原発止まったら弱者が死ぬ」だ。片腹痛いわ! RT @katayama_s: 天賦人権論をとるのは止めよう、というのが私たちの基本的考え方
2012-12-07 15:20:53天賦人権説と国賦人権説
天賦人権説とは『人は生まれながらに、誰でも基本的権利を持っており、絶対に失われない』とする説です。
これはアメリカ独立宣言やフランス人権宣言、世界人権宣言などにも表れ、現在では民主主義国家の多くの基本理念となっています。
アメリカ独立宣言
「我らは以下の諸事実を自明なものと見なす.すべての人間は平等につくられている.創造主によって,生存,自由そして幸福の追求を含むある侵すべからざる権利を与えられている.これらの権利を確実なものとするために,人は政府という機関をもつ.その正当な権力は被統治者の同意に基づいている」
フランス人権宣言
「第1条(自由・権利の平等)人は、自由、かつ、権利において平等なものとして生まれ、生存する。社会的差別は、共同の利益に基づくものでなければ、設けられない。
第3条(国民主権)すべての主権の淵源(えんげん=みなもと)は、本質的に国民にある。いかなる団体も、いかなる個人も、国民から明示的に発しない権威を行使することはできない。''」
世界人権宣言
「第一条 すべての人間は、生れながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である。人間は、理性と良心とを授けられており、互いに同胞の精神をもって行動しなければならない。」
この天賦人権説と相反するのが、国賦人権説です。
国賦人権説とは『人は国(のルールを決める権力者)によって基本的人権が与えられ、政府によって人権は失われる』とする説です。
戦前の大日本帝国憲法はこれを採用していました。
帝国憲法では人権とは、 主権を持つ天皇が 「親愛なる臣民」 に対し、国家を通して恩恵的に与えたものでしかなかったのです。
河上肇は1911年の論文「日本独特の国家主義」の中で、西洋の天賦人権、民賦国権に対し、日本では天賦国権、国賦人権であると分析し、「現代日本の最大特徴は其の国家主義に在り」と喝破しました。
西洋では、天が人に権利を与え、民衆が国を作るのに対し、日本では、まず天が国に権利を与え、そののち国が人に権利を与えるという構図を鋭く批判しました。
(篠原敏雄『市民法学の基礎理論』より)。
自民党改憲案はこの国賦人権説に基づいています。
この改憲案の作成者の一人、自民党衆議院議員(埼玉8区)の柴山昌彦氏はBLOGでこう述べています。
自民衆議院議員 柴山昌彦のblog 平成23年5月3日
http://blogos.com/article/38240/
http://megalodon.jp/2012-1128-1242-38/blogos.com/article/38240/
『 基本的人権については、障害者の差別を禁止したり、犯罪被害者の権利やプライバシー権、環境権などの新しい権利を書き込みました。ただ、いわゆる国家からの自由を定める権利と国家に対して請求する権利を条文上書き分け、後者については国の責務という形で定め直しました。
現行憲法が個人の尊重を至上価値としたため解釈が困難となった「公共の福祉」については、「公益及び公の秩序」と改めました。
パターナリズムに基づく制約(深刻な、あるいは発達段階にある青少年の、自己加害の制限)、社会通念により形成された秩序への配慮などを読み取れるようにしたものです。』
天賦人権論の否定とはついに行き着くところまで来た感があるが、これは明治維新と自由民権運動から始まる日本の近代化の全否定だよね。この人たちのいう愛国心の対象は現在の日本国ではないということか。 / “Twitter / katayama…” http://t.co/OKpAegx6
2012-12-07 15:18:22片山さつきの「天賦人権論をやめよう!」というのはフランス革命やアメリカ独立戦争等の長い歴史の中で大量の血を流してそういった権利を獲得してきた歴史を葬ろう!と言っているのに等しく、何様のつもりだと言いたい。
2012-12-07 15:20:36ただでさえ放射能汚染地に数百万の住民を「安全です」と留め続けているのを欧米諸国はおぞましげに見つめているのになあ。「天賦人権論やめます」という政党が政権担うのか。マジですか?
2012-12-07 15:29:57勤労、納税、教育の義務を果たしてますけど!!! 人権奪おうとしないでくれる! RT @katayama_s :国民が権利は天から付与される、義務は果たさなくていいと思ってしまうような天賦人権論をとるのは止めよう、というのが私たちの基本的考え方です。
2012-12-07 15:26:21