為末大さん@daijapanの「【取引がバランスする世界】について　自分の正義感が目立ったものにばかり向けられているときは、嫉妬心を疑った方がいい。」

爲末大 Dai Tamesue　熟達論発売中 @daijapan

おはようございます。今日は【取引がバランスする世界】について

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”頑張っても叶わない夢もある”とか”嫉妬心から来る相手への絡み付き”とか”自分と違う相手に対しての攻撃”は言ってしまえば全て世の中の取引は成り立っているという勘違いからくる。何かを得る為に何かを犠牲にしていて、それは報われるという世界

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夢が叶うなら頑張る。それは取引の努力だから、その取引の大前提をひっくり返すような言葉を嫌う。頑張っても無理なものは無理、は薄々自分でも気付いているから余計にセンシティブに反応してしまう。取引の世界観では、夢が叶わないと知ると努力する意味が無い

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自分は我慢してるのにどうしてあの人は我慢してないんだ。みんな我慢してるんだからという理由で我慢してきた人は、その鬱憤を正義という形で発散しようとする。そんな事してはならないと言いながら、その根本には自分と同じ思いを味あわせたいという思いがある。

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嫉妬心は、自分が持っていないものをどうしてあいつは持っているんだという苛立ち。ひどくなると幸せな人を見るだけで苛立つ人もいる。自分が幸せじゃないのにどうしてあなたは幸せなんだと憤る。ずっと他人と比較しながら生きている。

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人生の苦しさは報われなさにある。真面目な人が早く死に、嫌われ者が長生きする。頑張った人が勝つわけでもなく、才能だけで勝つ人もいる。成功者はある程度努力はしているけれど、一番しているわけじゃない。必死でやっても報われなかった努力の方が多い。

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【終わり】見えるものわかりやすいものではなく、今に意識をおけば、実は努力をしている事自体が報酬化する世界がある。わかりやすいもので報われる既存の価値観では努力は報われないけれど、今ここ、の世界では取引は成立する。そして皮肉な事にその時、取引という意識が消える

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自分の正義感が目立ったものにばかり向けられているときは、嫉妬心を疑った方がいい。