為末大さん@daijapanの「【減り続ける可能性】について 人生は消去法じゃないかと思う」
なんでも手に入るとしたら本当は何が欲しいのか。本当は制限の中で人は選んでいるのだけれど、それを認識しているかどうかで随分世界は違う。過去に消去した、本当は欲しいけどどうにもならなかった事をちゃんと認められるかどうか。
2012-12-09 00:44:56私達の脳は生まれたての頃には何にでもなれる状態にあるけれど、それから剪定をしていき段々と能力を絞り込んでいく。日本で育てば日本語に、アメリカで育てば英語に特化していく。例えば30歳から両方完璧にしようとしてもそれは難しい。
2012-12-09 09:12:33体操選手で10歳以降から競技を始めて五輪に行った選手はほとんどいない。ああいった空中感覚はある年齢までに掴めないとその後に掴む事は難しい。私達の人生は年齢を重ねるごとに可能性を減らしていき、なれるものやできる事が絞り込まれていく。
2012-12-09 09:14:15可能性がなくなっていくと聞くと抵抗感を示す人もいるけれど、そもそも私達が適応する為には何かの能力に絞り込む事が必須で、何にでも神経が広がっている状態は何にも特化できていない状態でしかない。できない事の数だけできる事がよく深くなる。
2012-12-09 09:27:32私達は物心ついた時には既に剪定がある程度終わっていて、自分の意志で自分が何に特化するかを選ぶ事ができない。スポーツでもたまたま実家がレスリングをやっていたからという理由で選手になった人もたくさんいる。そしていざ人生を選ぼうという時には、ある程度枠組みが決まっている。
2012-12-09 09:31:29なれなかった可能性を数え続ける人生もあれば、なれる可能性を数える人生もある。右目が見えなくなって、右目が見えなくなったという人もいれば、左目が見えているという人もいる。確かに可能性はなくなっていく。ただその事をどう認識するかは自分次第。
2012-12-09 09:35:05【終わり】ある日癌で余命宣告を受け、そしてそれが実は間違いだったと気付いたとき、人はほっとし、自分が生きていると実感する。無くなる事を思う事でそれがある事に人は気付く。最初は四方に散らかっている可能性が絞られていく事で、人は何をすべきか知る事ができるんだと僕は思う。
2012-12-09 09:44:26日本の平均という事自体が、偏っているんですよね RT @rodomangreat: @daijapan でも何かの仕事でそれなりの成功を収めてる人って、何でも平均的にできる器用貧乏な人が多いんですよね。
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