落合弁護士が語る、片山さつき氏の「芦部先生の直弟子」発言に感じたこと。
- rt_luckdragon
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法律家がここまで片山さつきを叩くのは、(自民憲法のクソさ以上に)みんな芦部先生が大好きだからなんだろうな。お世話になったもんね。 #直弟子
2012-12-08 22:49:28芦部先生も、あんなに立派な研究者だったのに、死んでしまうと、くだらない、芦部説をろくに学ぶことも理解することもしていない女に直弟子を名乗られ、それを叱りつけることもできず、気の毒だ。やはり、生きてこそ、だな。
2012-12-08 22:58:33自分は、芦部説を徹底的には学べなかったが、憲法制定権力、という著作の前書で、先進的なワイマール憲法が、ヒトラーの台頭の中、法治主義の名の下になし崩しにされ悲惨な末路をたどった深刻な経験から、
2012-12-08 23:02:20ラートブルフという学者が、(正確な表現は忘れたが)正義に反する法令にノーという勇気を持たなければならない、と言ったという発言を紹介していて、立憲主義というのは、こういうことなんだと感銘を受けた。
2012-12-08 23:02:36直弟子を名乗るくらいなら、憲法制定権力、の前書くらい読んでいるはずだし、自民党の憲法草案を、直弟子としてどう考えているのか、芦部先生が生きていたらどう説明するのか、是非聞いてみたいものだな。まあ、仮に直弟子だとしても、即、破門か絶縁だろうけど。
2012-12-08 23:04:34前に、ブログに書いていたことがあった。→「芦部憲法学を読むー統治機構論」(高見勝利・有斐閣) - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 (id:yjochi / @yjochi) http://t.co/HXA9LMKY
2012-12-08 23:13:07「合法的な手続で制定された法律であっても、その内容が正義に合致しないものであれば、それに不正という刻印を押し、それと戦う勇気を持たねばならない。」というのが、ラートブルフの言葉だった。
2012-12-08 23:14:12芦部先生は、戦前に、学徒出陣で出征して軍隊で苦労し、戦後、復員して、憲法学者の道を歩んだ。常に、日本が、世界の人々が、戦争で命を落とすようなことにならないためにはどうすべきか、を真剣に考えていた。まあ、選挙で勝つことで頭がいっぱいの、馬鹿な政治家とは異質だな。
2012-12-08 23:17:23靖国神社の問題でも、芦部先生は、自分と同世代の人々が靖国神社に祀られていることはよくわかっていたし、しかし、政教分離というものをきちんと確立して戦前の国家神道のようなことにならないためにはどうすべきか、戦陣に散り戦火に倒れた人々の慰霊といかに両立させるかを真剣に考え苦労していた。
2012-12-08 23:20:56直弟子なら、そういう芦部先生の考え方をきちんと学んでいるはずだし、学んだ上で批判するなら批判する、と、人としてきちんと対応できるだろう。そういうことができない、やっていない人間は直弟子じゃないんだ。わかるか、片山さつき。
2012-12-08 23:22:20自分は、憲法の基本書は佐藤幸治だったが、芦部先生の本は一通り持っていて、全部ではないが読んでもいたし、当時はLECの伊藤真先生が芦部説で講義をしたのを聴いてもいたので、まあ、両方のちゃんぽん状態で勉強していたクチ。
2012-12-08 23:56:15憲法改正を唱える前に、自分自身を改めることを考えたほうがいいんじゃないか。改められないと思うが。笑
2012-12-09 00:25:27自分自身も改められない奴が、憲法改正を唱えるなんて、矛盾してるよな。
2012-12-09 00:25:56昨夜から今日にかけて、フォロワーが数百増えてるが、何かあったのかな。笑
2012-12-09 11:19:14これは補足。
天賦人権説について、