【天賦人権論】基本的人権の成り立ちを振り返る【素朴な出発点】

「天賦人権説がなぜ当たり前なのか」 この素朴な出発点を基点に展開される、人権の成り立ちから国家との関係、法律の位置づけ、対立する権利間の調整といった問題についての対話をまとめてみました。 話題の流れに沿ってまとめてみたので多少時間軸が前後します。逆にわかりにくくなっているかもしれませんが、ご了承下さい。
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♌ 最新刊『鮫島事件の真実』 ♐ @azukiglg

敢えて考えてみる。「天賦人権説は、なぜ【当たり前】なのか?」

2012-12-10 12:18:38
♌ 最新刊『鮫島事件の真実』 ♐ @azukiglg

現実的には人間の社会生活のほとんどは法によって保障されてる。そして人権は法によってその保護や履行が保障されてる。法は人が作って合意したものだから天賦ではなく、人権は人賦なんじゃね?説。

2012-12-10 12:20:27
♌ 最新刊『鮫島事件の真実』 ♐ @azukiglg

が、そうすると「法を作る人間の意図によって人権の可否是非趣旨が制限されたり否定されたりしかねない」ので、それを阻止するために「人権は生まれながらにあり、人が造りし法より上位にある」「法の上位にあるのは天のみであるので、人権は天から授かった産まれながらのもの」と合意することにした

2012-12-10 12:21:56
♌ 最新刊『鮫島事件の真実』 ♐ @azukiglg

とはいえ、法を超越する「天」という物理存在があるわけじゃないから、この場合の天っていうのは「天然自然(この言葉も明治の造語らしいけど)」、或いは「個人」と置き換えていいのかも。「他人=社会がどう言おうと、個人=俺がそうだって言ってんだからそうなんだよ!」が天賦w

2012-12-10 12:23:20
スズメ戦隊TS5 @suzumesenntai

@azukiglg 高校生の頃、「王権を確立するために唱えられた王権神授説に対抗して唱えられたのが天賦人権説」と習った覚えがあります。タイムスケールがかなり圧縮されているように思いますが、まあそうだろうな、と。でもこれ日本では成立しないですね。王権が神授でないし。

2012-12-10 13:04:22
♌ 最新刊『鮫島事件の真実』 ♐ @azukiglg

まあ、自分の脳内で「自分にとってはこうだ」と決めたら、それを第三者が冒したり変えたりはなかなかできないので、「じゃあ、もういいよ、それで」ということになったりするのだろか。

2012-12-10 12:24:11
♌ 最新刊『鮫島事件の真実』 ♐ @azukiglg

で、実際のところ人権が保障されるかどうかというのは、その個人の属している地域の法がどう規定しているか、その法の守護者や執行者・遵法受益者が法の定めた人権の保障を正しく履行してるかどうかで決まる。

2012-12-10 12:25:08
♌ 最新刊『鮫島事件の真実』 ♐ @azukiglg

「人権はあるけど、当人が期待する通りの守られ方をするとは限らない」ような場合、その地域の法が悪いか、法が正しくても履行者が正しくないか、人権は「あっても行使できない」という日本にとっての集団的自衛権みたいなもの、ということになってはいはしまいか。

2012-12-10 12:26:14
♌ 最新刊『鮫島事件の真実』 ♐ @azukiglg

「人権は産まれながらにしてあって当然」という合意というか前提を共有することで、或いは「既存法の瑕疵を超越する、超法規的な定義」になったりするのかしらん。

2012-12-10 12:27:11
♌ 最新刊『鮫島事件の真実』 ♐ @azukiglg

「基本的人権は必須だから当たり前」では、「基本的人権の成立要件は誰が定義し、なぜそれが十分である」と認められるのだろか。

2012-12-10 12:29:06
小動物を愛するしんさん @aphros67

国家は個人の集合体であるという条件において、国家構成の前提条件として「基本的人権は必須」ですから「当たり前に存在する」ということになるでしょうか(・ω・) RT @azukiglg 敢えて考えてみる。「天賦人権説は、なぜ【当たり前】なのか?」

2012-12-10 12:26:23
小動物を愛するしんさん @aphros67

① 人間はそもそも自由です。これには相手を殺す自由もあるし、レイプする自由も含みます(これを禁則する原理はダーウィニズム的ななにかとしてあるかもしれませんが) RT @azukiglg

2012-12-10 12:30:44
小動物を愛するしんさん @aphros67

② でもそれではお互いいつでもどこでも殺されるかわからない社会になります。これは困るわけです。ということで個々が自由を制限する段階に入ります。これは相互不可侵という状況であり、これが平等の原理です。 RT @azukiglg

2012-12-10 12:32:33
小動物を愛するしんさん @aphros67

③だから平等というのは「不可侵である」という事実についてのみ成立するわけです。 RT @azukiglg

2012-12-10 12:33:35
小動物を愛するしんさん @aphros67

④ところが人間はこちらが被害を受けないと確信すれば、相手の権利を侵害しようとすることがあるわけです(あくまで悲観的)。それでは相互不可侵の契約が保証されない。 RT @azukiglg

2012-12-10 12:35:02
小動物を愛するしんさん @aphros67

⑤そこで、相互不可侵の契約を保障する機関が必要となります。これが社会であり国家であるわけです。 RT @azukiglg

2012-12-10 12:35:40
小動物を愛するしんさん @aphros67

⑥つまり人権概念(相互不可侵的な)が先行し、その保障のために国家を構成する、ということになります。憲法よりも先に人権が存在するというのはこういうことではないかと考えています。 RT @azukiglg

2012-12-10 12:37:21
小動物を愛するしんさん @aphros67

だから相互不可侵の延長線上にある制裁や威嚇のために、国家は強力な権力を人民から信託されるわけです。これを履行しない国家は人民によって滅ぼされるわけです。「国家のために人民がいるんじゃねぇ、人民のために国家があるんだよ!」ということですね RT @azukiglg

2012-12-10 12:43:14
♌ 最新刊『鮫島事件の真実』 ♐ @azukiglg

「生まれつき何でもできる権利(=人権)はあるけど、何でもやり過ぎちゃうとお互いに危ないから、なんでもやり過ぎないようにするために【法】を定め、その法を履行する社会を互いに維持しましょう」っていうことでOK? QT @aphros67

2012-12-10 12:40:49
小動物を愛するしんさん @aphros67

ですね。刑罰権というのは国権が人権を侵害することですから極めて高い制約が課せられるわけです。あくまで「相互不可侵の契約」を守らないものを威嚇し制圧するものになると思うのです RT @azukiglg

2012-12-10 12:47:42
小川靖浩 @olfey0506

@azukiglg @aphros67 いわゆる「万人の万人に対する闘争」とホッブスが分析した話ですな

2012-12-10 12:46:49
小動物を愛するしんさん @aphros67

はい。ホッブズは直接的に「お互いを殺しうることができるという点で、人間は平等である」くらいのことまで言い切っていますね(・ω・) RT @olfey0506 @azukiglg

2012-12-10 12:50:38
♌ 最新刊『鮫島事件の真実』 ♐ @azukiglg

そうすると、「生まれつき何でもできる権利=人権」なら「生まれつき持ってるから、人権は天賦」となるのか。

2012-12-10 12:41:24
♌ 最新刊『鮫島事件の真実』 ♐ @azukiglg

人権の中に「保障されるべき権利」と「抑制されるべき権利」の双方があるっていうことを踏まえないと、「人権の暴走を抑えるために法が存在する」という理解に向かわないのかもしれないと、ふと思った。

2012-12-10 12:42:17
岡田由里(外道) @01okada

そこで出てくるのが「公共の福祉」だと私は理解してるんですが、昨今の論争を見ていると、人権と公共の福祉を対立概念として捉えている人が多すぎる気がしてます。@azukiglg @aphros67

2012-12-10 12:46:50
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コメント

とげとげ @togetoge10 2012年12月11日
誰に与えられたとか、もともと持ってたとかはどうでもよくて、その内容やら、損なわれてる人がいないか、といった点の方が気になります。
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ふぃずばん @fizzbang_alvitr 2012年12月11日
まとめる際に抜け落ちていたツイートを1つ追加しました。(azukiglgさんの12:58:17)
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BugbearR @BugbearR 2012年12月11日
いきなり答えがあって、そこから逆算してみたいな議論をする人は多いですね。答えが先にあるから、それ以外の何もかもが間違いと否定しちゃう。
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okera @okera_street 2012年12月11日
守るべき、守られるべき“人権”とは果たしてどういったものなのか。それを考えるのに素晴らしいまとめだと思います。
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みちひと@鳥取 @michihito_t 2012年12月13日
国賦人権にしたり義務とセットにすると、政権のあり方によって基本的人権の定義が大きく左右され、最悪の場合大きく制限される危険性がある。本当に人権が本当に天賦なのかどうなのかは問題じゃなくて、政権によって人権が左右されないように憲法で規定しているのが話のミソでしょう。
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