武雄市議会 H24.12.11 一般質問 吉川里己議員 #takeolibrary

http://www.ustream.tv/recorded/27637176 とりあえず「蘭学館」部分のみまとめました。 聴き間違い、書き損じ等があるかもしれませんが、ご了承ください。 続きを読む
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まとめ 武雄新図書館構想 歴史資料館の問題 武雄市図書館には歴史資料館もありますが、まともに検討されているようには思えません。 7月8日追記: もっともらしいことを言いつつ、結局蘭学館は取り壊すそうです。 7454 pv 92 4 users 1

吉川議員

00:49:42-00:50:34

図書館の充実というふうなことで質問をさせていただきます。

9月議会までにですね、CCCとの指定管理者の協定がなされて、改修予算もこうつけられてですね、今工事に入っております。
来年の4月にリニューアルオープンを迎えるわけでありますけども、非常に楽しみにしております。
まあその中でですね、ひとつ課題として残っているのが昨日も出てきておりましたけども、蘭学館、が、あるわけでありますけども、蘭学館の今後のあり方についてですね、やはりこう考えていく必要があるというふうに思っております。

まず、この蘭学館の今の状況をですね、これまでの状況をちょっとおうかがいをいたしますけども、入館者の利用状況等がですね、どのようにこう把握をされているのか、担当部局におうかがいをしたいと思います。

古賀教育部長

00:50:43-00:51:15

蘭学館の入館者の状況でございますけれども、平成12年に10月にオープンをいたしまして、当時はですね、一定の入場者がいらっしゃったということでありますけれども、ま最近は常設展示ということもございましてなかなかですね、入場者は激減をしているというふうに感じております。

ただし、正確な数字につきましては、カウンターを設けているわけではございませんので、1日何名とかですね、何月が何人だったということにつきましては把握をいたしてないというところでございます。

吉川議員

00:51:23-00:52:35

あの、蘭学館の入館者もやっぱりわからないというふうなレベルなんですね。

まあそういう状況の中で私あの、10月に入館者のサンプリングをさせていただきました。
まあ3日間ほど、いつもは行けませんのでですね、10回ほどちょっと行かせていただいたんですけれども、入館者、10回行って0であります。
すなわち、ここの蘭学館の稼働率、0とまでは言いませんけれども、非常に低すぎる。
数%程度しかないというふうに思うわけですね。

ぜひやはり、この12年間、私が行く限りで、12年前オープンしたときと今とほとんど中身変わってないですよね。
やはりそういったところの見せ方とか、いったものもですね、もっともっとこうリニューアルをかけていかないとですね、やはりこう入館者増えないですよね。
まあそういったところで、ぜひですね、この見直しをかけていく必要があるというふうに思っております。

まずちょっと現状についておうかがいいたしますけども、この蘭学館のリニューアル等、12年間でやられたのかどうか、おうかがいします。

古賀教育部長

00:52:43-00:53:10

蘭学館の展示につきましては、基本、常設展示ということでございますので、大幅な入れ替えについてはあっておりません。
ただ、やっておりますのが、蘭学館の入口から入って右側に、壁面ですね、ミニ企画展のコーナーがございます。
で、このコーナーを年に2回ないし多いときで5回ぐらい展示替えをやっているということでございますけれども、大部分はですね、変わっていないというのが現状でございます。

吉川議員

00:53:17-00:54:35

はい、ほとんどまあ変わっていないということですね。
あの、この武雄の蘭学については、この資料、非常に大切なものだというふうに思っております。
これも多くですね、市民に知らせて活用を図るべきだということは十分にこう認識をしておるわけであります。

そういった意味からですね、やはり昨日もこう話があっておりましたね。
図書館については改修予算がついとるけど蘭学館については予算がついていないと。まあ確かにそうなんですね。
ですからぜひですね、この蘭学についても、コンセプトをやはり明らかにして欲しいんでいすよね。
で、図書館についてはCCCのコンセプトがはっきり明確になりましたので、それに対して予算づけをしたんですよね。
で、この蘭学館についても、じゃあこれからどのような形に持っていくのかですね、そこのコンセプトを明らかにして、ぜひ、私は予算つけていいと思うんですよ。
予算つけて、もっともっと市民に親しまれる蘭学にしていくべきだというふうに思っております。

そういったことでですね、今後この蘭学館、大幅にやはりハード面ソフト面含めてね、見直しをかけていく時期にもうきてると思いますので、そのへんの打ち手、どのようにされるのかですね、おうかがいをしたいと思います。

樋渡市長

00:54:39-01:02:30

ちょっとモニターを、ちょっと展開して欲しいんですけれども。
答弁に入ります前にね、あの、古賀部長もかわいそうなんですよ。
あの、私も何回かこれリニューアルすべきだっていうの蘭学館は、あの何度も言ってきました。
市長に就任させていただいた以降ね、私もこの重要性っていうのはよくわかりますので、そりゃ何度も言ったんですけど。

まずですね、僕が最初に入ったとき愕然としたのは、蘭学館入ったときに、もう真っ黒な壁があるじゃないですか。
あんなとこ入ろうと思わない、思わないでしょ、そもそも論。
そして、あの、電子掲示板で、もう貼ってあるじゃないですか。ね。貼ってあるのに、リニューアルなんて基本的には無理なんですよ。
だから、それは企画展示室のあの素晴らしさを考えた場合に、あそこは自由にできるじゃないですか。
例えば、文化財も展示ができる、あるいは、なんちゅうんですかね、あのうターナーさんのあれまでやりましたからね。うん。

ですので、できるんですけど、そもそも、あの蘭学館は、設計のミスです。失敗です。うん。
だからなんであんなの予算つけたのかなていうふうにやっぱ思うんですよ。
だから、吉川議員があの話されたように、実際来訪者やっぱ0ですもんね。

私もあの自分でサンプリングやったことあります。そのときは、土日かろうじてですね、子どもたちが、中に入って、何をしているかというと休憩してました。うん。
だから、そうあっちゃいけない。で、その結果が、このえーっとアンケートなんですよ。
やっぱね蘭学館、あそこの中の蘭学館によく行かれますかっていうアンケートで、えーこういうあまり行かないと行ったことないをあわせると、65%になっちゃうわけですよね。

ですので、今後どうしようかということを考えたときに、我々とすれば最終的にはこういう蘭学館を作っていきたいと思っています。

これはあの今ある既存のもので、あの我々がこれいいなあと思ってるものなんですけれども、明るい明るい光を入れながら、そしてスペースはきっちり、あのね、調光も考えながらやっていくと、まこういう感じになればいいなあということを思っていて。

じゃあこれをどこに作るかと、いったのはこれ以前私が申し上げたとおり、今度庁舎の、今あの検討しております。3パターンありますよね。今の庁舎に耐震設計を施す。あるいは、今の庁舎にもう一回建て直す。そして、また、どこかに、場所を見つけて、そこで建て直すとこの3パターンがあって、その中のいずれでも、蘭学館機能っていうのをきちんと入れたものを私は作りたいと、思っています。
ですので、今のままだとね、どんなにリニューアルしてもやっぱダメなんですよ。

ですので、あの、じゃあ今の蘭学館をどういう風に使うかっていうと、我々はここをこういうふうに使いたい。
CD、DVDを、これもう、図書館の延長としてこれ歴史的財産でありますので、これを使って、ここにいろんな人たちを呼び込む。
で、こういうCDとかDVDを置く分には、あの蘭学館っていうのは非常に適してんですね。防音効果もある。
あるいは入った時に、ここは音楽を仮に流して、仮に流したにしても、外には漏れないんですよね。
ですので、図書館に行く層と、こちらの映像、あるいは音楽の層を、分けて考えられる、いうことであります。

もう図書館もう本だけじゃありません。
やっぱり、我々とすれば、優れた映像であるとか、優れた音楽も一緒に出して行く。これも文化であります。
これを、CCCのお力を借りて、CCCの予算で、ここを改修して、ここにもお越しいただくということで、結果的に図書館の魅力が総合図書館としての魅力が私は増す増すというふうに理解をしております。

入った時の感じはこういう感じですね。
で、奥には、映像を流します。映像を、流します。
で、できれば、ここで、映写会でもできればいいなということも思っています。

じゃあ今の、蘭学館に置く、置いてるものをどうするかということについては、横の企画展示室をここを常設展にします。常設の置き場。
過渡的な措置として、新しく先ほど申し上げたように、新しい今の時代に合う蘭学館の前に、これは時間がかかります。時間がかかりますので、その間はそれをほかすんではなくて、今の蘭学館、企画展示室に、このような、今蘭学館に置いてある財産、市民的な財産のものをこちらの方に置いて、で、例えば特別展、特別展っていうのは、また別個設けるということにして、常設をこっちに置きたいというふうに思います。
ですので、明るいところで、きちんと今まであった資料を置くと。
そして、あのあんな暗いところでなんか見れないですよ。ですので、あのここちょっと明かりを明るくして。

ただし、ここで考えなきゃいけないのは、あのあれなんですね、えっと、やっぱりこう展示と保存っていうのはきちんと分けて考える必要があるんですよ。
あの鍋島の、古文書。非常に重要です。
重要ですので、これはしっかり保存をするということは絶対に大事です。これはちゃんとやります。
そいともうひとつ大事なのは、展示です。展示。
でこれはさきほどこれ繰り返し申し上げますけれども、あの、これ展示に切れ目があっちゃいけませんので、企画展示室できちんと展示をさせていただきます。

で一方で、さきほど申し上げたとおり、今度庁舎の、今検討を議会のみなさん、それ市民のみなさん方にもしていただいてますけれども、その中に、新蘭学館を作りたいと。うん。そのエリアの中にこう作りたいということで、5年10年今の子供たちが大人になったときに、ああ、武雄市にはこんな財産があるんだと、文化的な、資産があるんだと、いうことを含めてですね、我々大人世代は、ここでやっぱり考える必要があるだろうと、思っています。

ですので、私は今までの武雄市の文化・歴史行政を否定するつもりはまったくありません。まったくない。
今まで大事に先人のみなさんたちが育まれた、もの、特に石井元市長さんは、ほんとにこれ私も何度も話しましたけれども、生前ほんとに話されてました。
その、その流れを汲んで、我々としては、より多くのみなさんたちに、こうもっと親しんでいただくということにすればね、そこはやっぱり今の時代の観点を僕は取り入れるべきだと思っていますので、私も武雄の文化・歴史、大好きだし、今、あのもう着任当時からも石井さんから言われてもういます、学んでいます。
これは絶対に後世に保存しなきやいけないということ。それと、これをもっと今以上に広く見せなきゃいけないという観点から、これは教育委員会と、協議をして、今の、段階にしていきたいというように思っております。
これはもとより、市民的な議論があの必要だと思っています。思っていますので、ぜひまたご意見を承ればありがたいと、このように思っております。

この部分の予算については、あのさきほど、あの、吉川議員もおっしゃったとおり、あのこれはお認めいただきたいと思っております。
企画展示室も場合によっては、ね、お金がこう入ると、ね、いうことにもなりますので、これはぜひお認めいただきたいなというふうに思ってますし、長くなりましたけれども、今のままのリニューアルよりは、こちらの過渡期的な措置として企画展示室を使って、将来的には市役所の中に入れるというふうにする、それと、保存をアーカイブをしっかりすると、いうことを我々としては今考えております。

吉川議員

01:02:35-01:03:38

大体のコンセプトがわかってきました。
この武雄の蘭学、非常に重要なものでありますのでですね、図書館と同じレベルでですね、考えていただいて、今後武雄の貴重な財産として活用していただきたいというふうに思っております。

先日ですね、あの沖縄市の方に行ったんですけど、あそこの庁舎一階のところは市民、市民ホールになっとるんですけど、非常に広いんですよね。
で、そこの市民ホールに、いろんな特産とかこういった歴史的なものをですね、こう置いてありました。
たくさんの市民がそこにこう来られますので、非常にこう目に留まるといったことからすればですね、市民ホール等の横にですね、そういうところをこう設置する、そういうやり方も、非常にいいんではないかなというふうに思っております。

ぜひですね、図書館と合わせて、また蘭学も、見直しをしていただきますようにお願いをしておきたいというふうに思います。

ustream画面キャプチャ

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企画展示室で常設展示、いずれ庁舎に。なんか寸法おかしくね?庁舎につくる方のイメージ? http://t.co/11HNlcUK

2012-12-11 11:11:21
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企画展示室で常設展示。こんなに奥行きあるかあ? http://t.co/LHHy4yY5

2012-12-11 11:13:24
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「既存のもの」どこだろう。蘭学館をこういう風にしたいらしい。陽の光とかあからさまに保存に悪そうなんだけど、どうせ教祖様のことだから何にも考えちゃおらんだろうな。 http://t.co/v8kBk5o5

2012-12-11 11:22:39
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