チョロックプジャ

西ベンガルの太陽神への供犠儀礼「チョロックプジャ」について動画を公開したりしていたしぶふくんに、自分の関心に引きつけてからむ俺
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激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

Youtubeさんに動画アップできそう。今アップロード中です。それじゃまずは…人身御供①から。もちろん人は死にません。太陽神、あるいはシヴァ神に捧げるヒンドゥーの儀礼の一部です。こういう棘のある木の枝にジャンプします。 http://t.co/2zqgweBt

2012-12-06 22:54:14
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激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

地元の人が「人身御供」と言ってるので、その通り、人身供犠なんだ、というのとはまた別の理由があります。後でアップする②の動画を見ていただければその理由が少し、分かるのではと。

2012-12-06 22:59:48
激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

僕が一番感動してしまった供犠の動画をこのあとアップしたいんですけど…。お風呂入ってきます。アップ中の動物供犠(まだ15%…)の方は、断頭台の支えとして、バナナの幹を置いてます。このバナナの幹が、次の動画でも出てきます。

2012-12-06 23:25:59
激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

【ちょっとグロいので閲覧注意】ヒンドゥー教の憤怒相のカーリー女神に山羊を生贄に捧げる動画です。断頭した頭部は女神に捧げて、動体は共食します。捧げる動機はここでは願望成就の祈願と、罪滅ぼしです。http://t.co/LebJXvwe

2012-12-07 11:11:04
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激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

肝心の方がアップできにゃい。。。動物供犠の方は2010年の動画で、カメラ安いやつだったのであまり映りが良くないです。2011、2012年は火葬場のカーリー女神に捧げる山羊の供犠で、こっちは山羊も大きくて見てくれは豪快なんですけど、タントリズムなので写真等は禁止なのです。

2012-12-07 11:23:35
激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

次にアップする動画もヒンドゥーですが、次は動物ではなくて、この上に人が乗ります。 http://t.co/nFqib9dT

2012-12-07 11:27:37
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激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

http://t.co/nFqib9dT - 人を捧げる動画の方、ようやくアップできます。こうしてバナナの幹の上に魚を切るための道具を固定して、この上に「サンニャーシー」と呼ばれる苦行志願者を乗せて捧げます。

2012-12-07 22:14:20
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激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

【少しグロいので閲覧注意】人身御供という名前もある儀礼の動画です。と言っても人が死んだりはしません。バナナの木に乗せて、捧げます⇒http://t.co/pqryMEDA バナナの幹や葉の上に添えるのは、前の山羊の供犠の動画⇒https://t.co/5duO8FfYと同じです。

2012-12-07 22:16:57
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激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

男神の象徴を女神の象徴に挿入したあと、男神の象徴を地表から空へと立ちあげて、女神の両端からロープで苦行者を鉤吊りして旋回させる。希に鉤が皮膚を破いて苦行者は無事出産されることなく死んでしまうこともある。捧げると拝受するがほぼ平行していて、去勢よりも「出産」を含意する供犠。

2012-12-08 14:02:54
激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

そう考えると夜明けまでに男神と女神の結婚式が行われることも分かり易い。

2012-12-08 14:05:17
激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

いずれにしてもこれを、現地の人の言葉通り「シヴァ派の儀礼」に含めるのは相当無理があるよな…、太陽神とシヴァ神と女神に捧げる儀礼にしか見えないけれど。自然と男性原理と女性原理だろ。何で「シヴァ派」に押し込めれたんだろ。

2012-12-08 14:09:32
佐藤剛裕 @goyou

@shibufusky シヴァ神と女神パールバティ自身が、太陽神のエマネーションとしての性質をもっているというような解釈が、どこかの時点で発生しているのを感じます。

2012-12-09 22:20:29
激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

@goyou どう習合したかはなかなか想像の域を出ないですが、その祭祀はそんな想像を掻き立てるような儀礼構成でした。ベンガルでも地域によってバラバラですが、今日他の民族誌を読んでたら、元は男の太陽神と女の大地女神に捧げる祭祀に、ヒンドゥーのシヴァと女神が重ねられた印象を受けました

2012-12-10 01:00:40
佐藤剛裕 @goyou

@shibufusky チベットで独自に発達したタントラでも太陽神との習合が起こっているんですが、どうも中央アジア仏教と同じ土壌から出てきているようにもみえて。シヴァ信仰が太陽神と結びついたのもカシミールで発達した頃なのかな、とか想像しています。

2012-12-10 16:06:40
激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

@goyou 太陽信仰はベンガルの隣ビハール州でもछठपूजाという祭りがありますが、太陽暦ではなく陰暦に従って行います。一方で僕が苦行者(サンニャーシー)の話と交えて呟いてるチョロックプジャ(চড়কপূজা)は、西ベンガル南部(ラール地方)に分布してて、太陽暦に従います。

2012-12-10 16:40:49
激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

@goyou ビハール州とジャールカンド州のチャット・プージャー(陰歴)も西ベンガル州南部のチョロック・プージャー(太陽暦)も、晩年にヴェーダ記載の太陽神スールヤと神格や儀礼の意味が重ねられてますが、伝播や影響関係はわからないですね。カシミールとなると大分遠くなる気がします。

2012-12-10 16:45:38
佐藤剛裕 @goyou

@shibufusky インドの太陽暦って中央アジアのサカ族由来のものですよね。その暦を導入した「日知り」たちは、古くから「にへのいみ」のような太陽神への返礼を行なっていた。その表層にいろんな神格を祀る儀軌を乗っけてはいるけれども、実は根っこにあるのは太陽神なのかなと思っていて。

2012-12-10 18:13:24
佐藤剛裕 @goyou

@shibufusky どこで習合がおこったのか、みたいな伝播経路とか影響関係みたいなものは見えにくいのは、ほとんど同時多発的に起きた現象だったからなのかなとか。

2012-12-10 18:15:21
激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

@goyou サカ暦の新年も各地で違っていましたね。ベンガル暦はポンジカ(panjika)といって、ムスリム王朝時代に収税の効率化を目的に太陽太陰暦で編成したと云われてます。太陽神を祀るベンガルの祭祀はポンジカの大晦日まで行う祭礼です。暦の編成と祭祀のどちらが先かも不明ですが…。

2012-12-11 02:57:08
激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

祖先、神、領主、国家。生存基盤の所有者への不思議な負債の感情を改めて。どうやって返すか。血の生贄、血税、色々やり方はあるんだけど、やっぱりその根っこみたいな部分を改めて・・・

2012-12-11 03:26:38
激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

あれ?苦行後の目的は確かに違うけど、儀礼空間を「子宮」に喩える点は火葬場の現世放棄者(サンニャーシー)の観念も5日間だけの苦行者(サンニャーシー)の観念も似てるんだな。

2012-12-11 15:47:09
佐藤剛裕 @goyou

@shibufusky ムスリム時代の前にはもっと古い暦を使っていたのでしょうか。ムスリム暦に従ってヒンドゥー教の祭祀が編まれたようにはちょっと考えにくいですよね。あとから新しい暦を受容せざるを得なかったのでは?

2012-12-11 19:10:50
激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

@goyou ムスリムは陰暦ですが、農耕民にとっては収穫に関連して月に負けず劣らず太陽の周期が大切だと言われてます。つまりヒジュラ暦に従って納税日を設定すると、農耕民から毎年安定した収税を得るのが困難になります。

2012-12-12 02:14:28
激戦区☆かわいこちゃん @shibufusky

@goyou そこでアクバル大帝が、西暦でいう1584年(ムスリムの陰暦ヒジュラ963年)に太陽暦ポンジカ963年を設定して、ヒジュラ暦ではなくポンジカに従って収税を効率化させたと云われてます。

2012-12-12 02:19:12
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