- lotusredcat
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解説
経験則的には、絵の技術―端的には画力ってのは、複数の要件から成り立っていて、その要件が多いほど総合的な絵の上達度ってのはでかくなる。
2012-12-13 08:54:17※ここでの「絵の技術」とは、良い絵を描くための総合的な―の意
※訂正:どの画力→その画力、用件→要件
※ここでの「~の一つである技術」とは、実際に描く上で必要最低限の―の意
トレースの目的は元になるサンプルA(二次元)と同じものを素早く作ること。スケッチの目的は元になるサンプルA(実物)を観察し、正確に二次元上に起こすこと。デッサンの目的は、1本の線に意味を持たせること。
2012-12-13 08:59:13だからトレースとスケッチとデッサンは前々別物で、もちろん若干の関わりはあるんだけど、それぞれだけをやって網羅できるってことはない。
2012-12-13 09:00:01それは一般的な良い絵とは対極に属する性質なので、そこでデッサンをしろ、という表現になるわけ。デッサンは1本の線に意味を持たせるためにはどう描くか、という概念で構成されてるから。
2012-12-13 09:03:29ちなみに、いわゆるパース厨ってのは、このスケッチの部分にしか着目しない人のこと。「宮崎駿はパースがなってないからクソみたいな意見」ね。
2012-12-13 09:04:25概念レベルの話をするなら、デッサン―つまり絵を描くと言うこと―では、「より良くするためにパースを整える」「よりよくするためにパースを崩す」というのは全く存在していて、それに一義的にずれてるから駄目っていうのはそぐわない。「良くするためにパースを整えるべき」はアリ
2012-12-13 09:06:53これ自体は技術の話だから、その後良い絵がかけるかってのと別なんだけど、技術レベルが既にクリアされてるってのはかなりお得で、他の人より早い段階でより高次元の訓練ができる機会が訪れる。才能ってのはそういうもの
2012-12-13 09:10:35逆に言うと、そういうのが苦手だけど頑張りたいって思ったら、クリアできるまで繰り返しやるしかない。だから結局、スケッチとデッサンをやれって基本に立ち返るわけね。
2012-12-13 09:11:37ところが絵をやったこと無い人は、この基礎だけに執着しちゃう傾向があって、もちろん教えてくれる人がいて、その人がちゃんと知っていれば問題無いんだけど、独学じゃそれは中々難しい。
2012-12-13 09:12:26ほんで、プロになるっていうと更に話が変わってきて、プロってのはそれを生業にすればいいだけなので、「今あるスキルでどう生き残るか」っていう営業能力が要求される。プロはここしか要求されないって言っても良いよ。
2012-12-13 09:14:30