「選挙開票作業員の国籍条項がないのは2年前に民主党がこっそり強行採決して可決してた」の検証

「選挙、開票作業員の国籍条項なし→2年前に民主党がこっそり強行採決して可決してた」の検証について
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小倉無線2282 @kokuramusen2282

「選挙、開票作業員の国籍条項なし→2年前に民主党がこっそり強行採決して可決してた」というツイートが流行っているようですが、事実と異なる点があるように思います。 #国籍条項

2012-12-13 21:12:15
小倉無線2282 @kokuramusen2282

知恵袋http://t.co/9YwNNo5cの「2年前に強行採決して可決しています。それもこっそり。法律名は『国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律案』だそうです。元々あった国籍条項がこの法改正でなくなりました」が広まっているようです。#国籍条項

2012-12-13 21:17:13
小倉無線2282 @kokuramusen2282

しかし、2010年の国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律は衆議院は通過しましたが、参議院で通過できずに廃案になったのではないでしょうか? 共同通信にはhttp://t.co/HaSMpD7X「参院選、81億円節減ふい? 経費基準法改正案が廃案」とあります。 #国籍条項

2012-12-13 21:20:13
小倉無線2282 @kokuramusen2282

法なびによると「国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律」の過去の改正(http://t.co/VTg2GqdX)において、民主党政権かにおける改正案成立は2011年の1回(http://t.co/OC6tT7cN)のみであり、2010年には改正されていません。#国籍条項

2012-12-13 21:22:28
小倉無線2282 @kokuramusen2282

2011年の法改正は地方自治法の改正の一環であり、地方議会の議員定数設定の自由化、共同設置が可能な機関の範囲の拡大等の措置が主眼であり、「国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律」には「第二十一条を削り、第二十二条を第二十一条とする」と規定されているのみです。 #国籍条項

2012-12-13 21:29:20
小倉無線2282 @kokuramusen2282

このサイト(http://t.co/S7d1i6YN)によると、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律」の削除された第二十一条には「地方公共団体の組合に対するこの法律の適用」であり、開票作業者の国籍条項とは無関係です。#国籍条項

2012-12-13 21:32:54
小倉無線2282 @kokuramusen2282

つまり、2010年には「国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律」は改正されていないし、2011年の「国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律」の改正も国籍条項とは無関係であり、この点が事実と異なります。#国籍条項

2012-12-13 21:38:34
小倉無線2282 @kokuramusen2282

確かに開票スタッフに法律で国籍条項がないのは事実です。でも「国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律を民主党政権下で法改正したから」という説には根拠はありません。 #国籍条項

2012-12-13 22:07:48
小倉無線2282 @kokuramusen2282

民主党政権下で開票スタッフを外国人にできるようにしたと主張するのであれば、「国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律」以外にソースがあるのではないでしょうか? 実際、そのような事実が存在するのかどうかについて、私は知りませんが。 #国籍条項

2012-12-13 22:08:59
小倉無線2282 @kokuramusen2282

ちなみに、中央選挙管理会委員、各自治体の選挙管理委員会委員、投票管理者、投票立会人、開票管理者、開票立会人、選挙長、選挙分会長、選挙立会人には国籍条項が法律で明記されています。#国籍条項

2012-12-15 15:17:14