「脳科学から見た日本の伝統的子育て-発達障害は予防、改善できる 高橋史朗:著 出版:モラロジー研究所」感想

この本は、2010年発行です。 これ以前の彼の書籍において、繰り返し「発達障害は予防、改善可能」と主張していますが、この本はその主張を彼なりにまとめたものと評価して良いでしょう。 続きを読む
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ながし @Pnagashi

先程手元に届いた。ゆっくり中身を検証します。ちなみに、2002年発行。 http://t.co/DK1vDrqQ

2012-12-07 13:43:49
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ながし @Pnagashi

目次から。第二章 発達障害は予防、改善できる 児童虐待と発達障害/有害化学物質(環境ホルモン)の影響 誕生後のリスク要因/未熟児出生と発達障害 発達障害は予防、改善できる/発達障害の改善の具体的成果 伝統的子育てによる予防の効果/「昔ながらの遊び」の意義 ・・・とある。 #親学

2012-12-07 13:46:32
ながし @Pnagashi

先日の、大阪での条例案騒ぎの際に、高橋史朗氏は、発達障害≒愛着障害のことで、先天的な発達障害の事ではない、という旨の反論を行っていたが、2年前にこういう本を出版しているわけだ。 #親学

2012-12-07 13:47:47
ながし @Pnagashi

第一章から飛ばすなぁ・・・ 第一章 日本の伝統的な子育てを取り戻そう なぜ今、脳科学なのか  書かれている内容は、2004年の「親学のすすめ」と同じです。つまり、8年間の間に高橋氏の認識は変わっていないということです。 #親学 http://t.co/NvGBCxsK

2012-12-07 13:49:54
ながし @Pnagashi

「p.6 これは、共感性がないために対人関係がうまくいかず、自律心がないために引きこもってしまうニート(引きこもり)の問題にもつながっています。」 いきなり乱暴だな。まぁ凶悪犯罪も共感性と自律心の欠如によるものとしていて、かなり乱暴。 #親学

2012-12-07 13:52:49
ながし @Pnagashi

「また、臨時教育審議会のいじめ問題のプロジェクトチームは、「いじめっ子は三歳児で発見できる」という中間報告を発表しましたが、愛着が欠如しているために共感性が育っていないことがいじめの心理的背景になっているというわけです。」おいおい発達障害児はいじめられるケースの方が多くね?#親学

2012-12-07 13:54:54
ながし @Pnagashi

p.8において、渡部京二:著 逝きし世の面影を引いて、江戸末期に来日した欧米人たちの多くが、日本は「子どもの楽園」と表現して両親を敬愛し老年者を尊敬する、行儀よく親切であるとして、「江戸しぐさ」を教えてきたからと書いているが、色々な書を都合よく抜き書きしてる。 #親学

2012-12-07 16:07:25
ながし @Pnagashi

どの本だったか失念したが、かつての日本では礼儀作法を「教えていた」というよりは、一定の年齢までは放置していたというのが実態と書かれていた。一定年齢からは寺子屋などの教育はあったようだが、それ以前は子守りは年長の子供の仕事だったのだ。 #親学

2012-12-07 16:10:43
月餅 @geppeeee

@Pnagashi 江戸しぐさについては近年になって捏造されたものであり、江戸時代にあったものではないという指摘がなされています。

2012-12-07 16:13:38
ながし @Pnagashi

武家や貴族ならともかく、多くの町人は共働きか、専業主婦であっても家事の労力が非常に大きく、子守りなんぞしてない。人口の大半を占めた農村においては、子供以外は当然労働力であり、母親が3歳まで子どもにつきっきりで子育てなんかしてない。#親学

2012-12-07 16:15:54
ながし @Pnagashi

@geppeeee おぉ、そうなんですね・・・結局、なんかみんな江戸時代に幻想に抱きすぎてるんだと思うんですよね。「子どもの誕生」も早く読まないと・・・日本において、子どもの人権に目が向いたのなんて1900年代末ですものね。

2012-12-07 16:17:04
月餅 @geppeeee

@geppeeee @Pnagashi 日本を子供の楽園と評したのは明治になってからラフカディオ・ハーンやBHチェンバレンの指摘ですね。江戸時代でもそういうものがあったのかはちょっとわかりません。

2012-12-07 16:18:30
ながし @Pnagashi

p.16に、新潟で小学生の子供の合宿をやっているが、「都会生まれ、都会育ちの東京の小学生たちに星空を見せていたら、「空にジンマシンができてみたいで気持ち悪い」といいました。これは、「きれいな星だね」と言って、感動を分かち合う親がいなかったからです。」とある。 #親学

2012-12-07 16:19:29
ながし @Pnagashi

ちなみに、この逸話は親学関連の書籍で目にするのは3回目。逆に言うと、それ以外のエピソードがないってことだろと。さらに、「星空は綺麗である」という高橋氏の価値観を押し付けるものになっていることに気づいてない。感動を分かち合う親がいようがいまいが、これがこの子の価値観だろう。#親学

2012-12-07 16:21:04
ながし @Pnagashi

@geppeeee 江戸末期の開国前後に日本を旅行した外国人の手記がいくつか残っていて、それぞれに日本の子供の記述はあるようです。たいていは肯定的に書かれていますが、否定的に書かれている部分もあるのを国士様たちは無視する傾向があるようで・・・ネットに結構あった気がします。

2012-12-07 16:22:15
ながし @Pnagashi

p.7で脳生理学者の澤口俊之氏の名前を出して、「これまで先天的な脳の障害と考えられてきた発達障害は、環境要因や子育てによる影響も大きいと述べています。」としている。そして、「「生後二歳ごろまでの乳児脳の段階なら」予防可能、改善は八歳ごろまでと指摘している。」とある。 #親学

2012-12-07 16:30:51
ながし @Pnagashi

同じ段に、さいたま市教育センターの金子保所長の名前も出して、「二歳までに発見すれば治り、三歳までなら五分五分の確立で治るの述べている」として、「大事なのは発達障害の予防と早期発見」だといっている。虐待云々じゃなく、「発達障害が予防可能」としているんだな。 #親学

2012-12-07 16:32:55
ながし @Pnagashi

どうしよう・・・各段落ごとに突っ込みどころが出てきて収集つかない・・・ #親学

2012-12-07 16:34:27
ながし @Pnagashi

第二章 発達障害は予防、改善できる において、平成十五年の文科省の調査を引いて、LDが4.5%、ADHDが2.5%、高機能自閉症が0.8%と書いているが、これこないだのこの記事(https://t.co/DGnbOGlD)と同じトリックというか誤読がある。 #親学

2012-12-07 16:38:56
ながし @Pnagashi

高橋氏が引いている調査は、「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する全国実態調査」(http://t.co/gx2KEWuQ)の事だと思われるが、ここには、各障害の具体的名称は書かれていない。 #親学

2012-12-07 16:40:06
ながし @Pnagashi

p.19において、「発達障害の症状が出る前に、症状が出ないように「予防」することが急を要する課題なのではないでしょうか。発症してから時が経てば経つほど、「治す」ことは困難になります。親になる前の準備教育や、胎児期、乳幼児期の親支援に全力を投入することが(続) #親学

2012-12-07 16:42:40
ながし @Pnagashi

(承前) 「未来への投資」という観点からも最も効果的であることは明らかです。」としている。発達障害概念について高橋氏は全く理解できていないことがよく分かる。 #親学

2012-12-07 16:44:38
ながし @Pnagashi

幼児健診で、要指導児、要指導家族の割合は三割に達することが明らかになっています、として、またアメリカで0歳児段階から行動をチェックする早期療育が推進されているとして、早期発見の大切さを説くが、この人、旧来の発達障害と軽度発達障害と呼ばれるものを混同してるのかな? #親学

2012-12-07 16:46:44
ながし @Pnagashi

澤口俊之氏は出生前後の環境要因が重要であるとして、従来の環境要因や育て方が原因ではないとする説は誤りだと言っている、と書いている。文科省の脳科学の研究会によれば、「遺伝要因と環境要因が複雑に絡み合って発症する」と言っていると書いている。 #親学

2012-12-07 16:49:54
ながし @Pnagashi

杉山登志郎先生も引っ張り出してるな。「発達障害の引き金となる環境状況は直線的な原因結果ではなく、高齢出産、タバコの影響、多胎、未熟児、生後から一歳ごろまでの環境的要因、すなわちリスク因子の積み重ねが発達障害の要因となり得る、と指摘しています。」 #親学

2012-12-07 16:51:39
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