ラスティさんによるヒーロー論

rusty＠ @zodiac1213

「仮面ライダー龍騎」の歴史的意義～ガンダム化した仮面ライダー、あるいは神崎士郎という「世界観」 - ふわふわスマイル http://t.co/7FmvBKwt

rusty＠ @zodiac1213

龍騎の頃の仮面ライダーが、初期ガンダム的汎用性を有しているのに対し、そのお手本だったガンダムがその年代では特別性を重視し始めると言う辺りを読んで。さて、タイバニのヒーローズはどちらに当たるのだろうか。という。サンライズ的には後者？

kazuki たいっつ@moonphase @k_moonphase

@zodiac1213 NEXTという「資格」が必要なあたり、龍騎よりも555のが共通項は多い気がするんす

rusty＠ @zodiac1213

@k_moonphase 555でその路線はやりつくしたね、という風に文中では書かれてますな。　＜汎用性の極み　

kazuki たいっつ@moonphase @k_moonphase

@zodiac1213 龍騎と555の根本的な違いはその「資格」の軽重だったので　NEXTでなければできないヒーロー業との比較を論じるならば、オルフェノク因子を持たなければ氏んでしまう555の方が龍騎よりも適している　という感じ

rusty＠ @zodiac1213

@k_moonphase ですね。龍騎はアニキからベルト貰えてモンスターと契約できりゃ誰でもライダーですもんな。＜NEXTでなければできないヒーロー業との比較を論じるならば、オルフェノク因子を持たなければ氏んでしまう555の方が龍騎よりも適している

kazuki たいっつ@moonphase @k_moonphase

@zodiac1213 神崎士郎の用意した定数は13、資格者はモンスターと契約する理由がある人間　555で登場したベルトは3、資格者は装着しても氏なず使いこなせるオルフェノク因子持ち＝一度氏に、よみがえった者たち　

rusty＠ @zodiac1213

んで、比較するなら555だろうという事で改めて。必要要素(NEXT)でないとヒーローになれないという点において、【最低限の特別性、資格】が保たれつつも、しかしその資格を持ってる人間自体はごろごろいる状態が、タイバニの世界だ。

rusty＠ @zodiac1213

@k_moonphase 前者は選ばれた先着順で座って行く感じで、資格というか理由が薄い奴もしばしばいる。アニキの理由的には席数を埋めることが最重要だし。後者はその椅子に座る資格を持った人間はそこそこいるが、席の数は足りない。椅子取りゲーム。

kazuki たいっつ@moonphase @k_moonphase

@zodiac1213 そうそうゲームの種類・目的がそもそも違う　神崎士郎はｺﾄﾞｸをしたいし村上社長は人類に対する数の勝利を得たかった　神崎士郎はライダーたちを駒と見なしたが、村上社長は同志・部下と見なし　山羊パパは子供たちと見なした

kazuki たいっつ@moonphase @k_moonphase

あーでも555の有資格者は増やせる（＝テロにより氏に至らしめ、よみがえった者を仲間に引き入れる）ことが劇中で明言されている　龍騎の資格者は1.デッキを入手し　2.モンスターと会って　3.喰われず契約成立させる　という3ステップが必要　むーんどっちもNEXTと比較しにくいかもなー

rusty＠ @zodiac1213

さて、ヒーローになるにはNEXTであることが前提条件だが、その条件を満たしているだけなら、SBだけでもごろごろいる。そんでね、一番これが言いたいんだけど、ヒーローズは、果たして中身が、彼や彼女でなければいけなかったか。という理由あったっけという。

rusty＠ @zodiac1213

中身を変えれば、それに伴って今の本編に出てくるWTなりBBJなりブルロ、スカイハイ、炎姐さん、牛、折紙、キッドちゃん。とは色々変わるかもしれないけど、多分他のNEXTがその場所でヒーローやってるんじゃないだろうかタイバニ世界って。

rusty＠ @zodiac1213

タイバニは、昔アニメに夢中になって今は働き盛りの男性を元気づける、というコンセプトで製作された。だから、ヒーローは企業所属リーマンで、虎徹は割と30代半ばの男性として、欠点だらけのリアルな性格をしている。そしてここが重要だが、リーマンである以上、虎徹は別の誰かと兌換可能なのだ。

rusty＠ @zodiac1213

これは虎徹がトップマグからアポロンに移籍した当初のロイズさんの態度とか、トップマグでベンさんと事業部閉鎖の話をしている時にアップになるネジ描写でもわかる。虎徹はヒーローといえど、会社を構成するネジの一個、不要になったら捨てられ、使えなくなればら新品と交換されるだけの存在でしかない

rusty＠ @zodiac1213

ヒーローになるには、NEXTという特殊能力を持っていることが大前提だ。だからと言って、それは虎徹個人の特別性を担保しない。絶対にヒーローは『虎徹』でなければならない、という理由はどこにも存在しない。ヒーロー向きの能力者であれば、誰でも虎徹に取って代われる。誰だっていい。

rusty＠ @zodiac1213

それが端的に物語上で展開されたのが、WTの中身がH01になって、本人は犯罪者鏑木虎徹として仲間から追い回される、という虎徹冤罪の展開ではなかったか。WTの代わりの駒は能力者ですらない。

rusty＠ @zodiac1213

虎徹がクソスを再び着たり、BBJとバトルする下りも「ヒーローWTが自分でなければならない」と、相棒達に訴える必要があったからだ。そして実は、本編前から虎徹は「ヒーローは自分でなければならない、誰でもいい訳じゃない」という問題と隣り合わせで、無意識にその理由として友恵を使っていた。

rusty＠ @zodiac1213

そんでタイバニは、25話かけて「最初は誰でも良かった、でも最終的には虎徹でなければ駄目だった」というのを、バニーに、周囲に視聴者にそう思わせ、【亡妻の最後の台詞】この言い訳を虎徹本人に取り払わせるための物語だった。という龍騎と555におけるライダーの汎用性記事から思い付いた戯言。

rusty＠ @zodiac1213

追記：虎徹が、友恵さんの言葉を言い訳に使っている、というのは自分の特別性の補強としてでなく、自分でなければ、自分がやらなければ、というモチベーション維持のための言い訳。おそらく友恵さん死亡前後で成績下がってて、薄々自分でなければいけない、って言う自信は折れていたのでは、というね。

あっきー＠柳生明希 @Akkie155

@zodiac1213 そこがエンディングの「いいじゃねえか、ひとりぐらいカッコワルイヒーローがいたって」って台詞につながるんですね。誰が望んだのでもない、自分がやりたいからヒーローにしがみつくんだって決意。というとかっこよすぎるので開き直り。

rusty＠ @zodiac1213

@Akkie155 ですです。＜こがエンディングの「いいじゃねえか、ひとりぐらいカッコワルイヒーローがいたって」って台詞につながる　うん！開き直り！ｗｗｗかこうとしていきなりひどいらくさになるからじちょうした

あっきー＠柳生明希 @Akkie155

@zodiac1213 うん！そう考えるとすっきりつながる　30代サラリーマンの応援っていう姿勢ね　上司や取引先の顔色伺って、他人の評価のためにがむしゃらに頑張って…じゃなくて、自分のために仕事しようじゃないか、自分の人生生きようじゃないかってメッセージ。

rusty＠ @zodiac1213

@Akkie155 こう考えることによって、リーマン応援のため、という筋は凄い通ってるなあと思いました。その展開の早さと日常パートぶっ飛ばしはさておいてｒｙ

めぐ@バディ大好き @megu_ss_txb

@zodiac1213 こんにちは。バーナビーも、会社の経営者にとって都合が悪ければ、交換可能な社員である、ということなんですね…。虎徹よりは利用価値が高いので今はちやほやされても、将来的にはわからない。サラリーマンですね…。