『初めてのtwnovel』

人に歴史あり。あなたの「初めてのtwnovel」覚えてますか?今と変わらぬ作風の人、180度方向が違う人。ちょっと初心を思い出してみませんか?
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NEM @nem96_1

嵐の翌朝、小鳥が枝にずらずらっと音符♪を引っ掛けて、一生懸命に乾かしている。どおりで今朝は静かな訳だ!《つやつや空想録》

2007-09-11 09:43:06
rikuo @rikuo

「それじゃあ後は若い物同士で~」「ご趣味は」「釣りを少々」「ほー、2ちゃんねるをよく利用されるのですか」「え?いえいえ」「でははてなで?」「あの……そうではなくてフィッシングの方です」「何と!詐欺をやってるんですか!」「(何言ってるのこの人)」

2008-07-21 09:06:54
LastWill @TheLastWill

公園のゴミ箱にTwitter投稿機能が実装された。「コンビニ弁当」「空き缶(アルミ)」「読み終わった雑誌」「火のついたタバコ」「ペットボトル」「政党のビラ」「花火の燃えカス」「泣き続ける赤ん坊」「新聞紙」「希望」「アイスの棒」「書きかけのラブレター」「落ち葉」「答案用紙」「人生」

2009-06-25 20:22:17
内藤みか(作家) @micanaitoh

【Twitter小説】 Twitterであなたを何年かぶりに見かけた。こっそりとその名前をフォローした。あなたは私に気づかない。そのうち打ち明けられるかな。想いを秘めながら、懐かしい文体を追った。その数日後、あなたはつぶやいた。『今日は僕の3回目の結婚記念日です』

2009-07-21 21:00:58
芹沢文書 @DocSeri

「初めての皆既日蝕を観測する。太陽が完全に覆い隠された後、コロナが一際輝いてすっと消え、世界は闇に包まれた。爾来太陽は遂ぞ戻らず、代わって名状し難い輝きを放つ禍々しいもう一つの月が世界を照らしている」

2009-07-22 13:23:19
Takao Rival @takao_rival

【tw小説】元カノからメールが来た。「また逢いたい。いつもの場所で待ってる」馬鹿にするな。振ったのはそっちだろ。未練があるとでも思っているのか。いい加減にしろ。これで行ったら完全な間抜けだ。そう呟きながら出掛ける自分が情けない。これで9回目だよな。やれやれ。 #twnovel

2009-07-23 00:57:00
芹沢文書 @DocSeri

「四本脚の鶏を信じる者が圧倒的多数となったので鶏は四本脚となった。切り身の肉や魚しか知らぬ者が大半となったので肉はその姿で産まれるようになった。集合無意識により世界は如何様にでも変化するのだ。人間がなかなか変われないのは個々の認識が一致しないために過ぎない」 #twnovel

2009-07-23 11:34:13
夕凪奏恵 @k_you_nagi

東京と大阪は遠い。離れてからわかった。そんな私達の時間が重なる。私の時間に君の時間が流れ込む。小さな画面での出来事でも頬が緩んだ。 #twnovel

2009-07-24 14:35:14
コナン🐣 @shinichikudoh

@shinichikudoh2 ツイッター小説とやらを試してみようと思ったが何も浮かばない。そもそも小説がどういうものだったかすら思い出せない。けれどこのシチュエーションは以前にもどこかで出会っているはず。確か洞窟で文字を発明した頃。小説なんて当然なかった。 #twnovel

2009-07-25 04:11:06
夕凪奏恵 @k_you_nagi

#twnovel 二つの街は遠いのだと離れてからわかった。ケータイが簡単に繋いでくれるけど、開いてもすぐ閉じてしまう。しつこくして負担になりたくないから。ある日、君は私達の時間が重なることを教えてくれた。私の時間に君の時間が流れ込む。小さな画面での出来事でも頬が緩んだ。

2009-07-27 22:10:47
おりひか いくお @Orihika

#twnovel 1月前メール。「沿線住人です。会えませんか。」spamと思った。2週前マイミク申請。「町コミュで見ました。会いましょう。」面識がないので無視。1週前IRCでCALL。「近くにいます。会って。」急いでBYEした。つい今、TwitterでDM。「家の前なう」

2009-07-30 03:34:57
simmmonnnn @simmmonnnn

ゴミ置き場を漁ってるおばちゃん。「何してんですか?」声掛けられて一瞬ぎょっとしたのち「…探し物、してるだけです」バツ悪そうにゴミ漁り続けるおばちゃん。しばらくしてその顔がぱっとほころんだ。「これこれ!これ探してたの!」…おいおい、そりゃ俺が今朝捨てた結婚指輪だろ #twnovel

2009-08-01 14:15:20
(T-T) @Kyota_WJ

「WHOって何だっけ」と、彼の背中に問う。世界保健機関、と振り返りもせずに即答が来た。「IRAは?」アイルランド共和国軍、とまた即答。「ICUは?」ー即答。「ん〜、ISO?」ー即答。「じゃ、ILYは?」目を閉じる暇もなく、振り返った彼に私の口は優しく塞がれた。 #twnovel

2009-08-07 06:06:54
@hakusen

「つまさきだちになって見下ろした世界は、いつもよりも色あせていた。誰よりもはやく、と駆け抜けた時代が非情なほどにきらめいていた。それでも僕のつまらない意地がつまさきだちをやめることを許してはくれなかった。届きもしない見上げた空だけが前と変わらずにそこにあった」

2009-08-19 01:02:32
tokoya @tokoya

夏休みは海に連れて行ってくれるって言うから、ちょっと期待したのに、移動時間かかりすぎでもうグッタリ。おまけに泳げる場所が無いだなんて!新しい水着買った私の立場は?でも着陸して一歩機外に踏み出したら、なんだか身も心も軽くなった気分に。たまには良いかもね、静かの海も。#twnovel

2009-08-22 15:56:35
酔宵堂 @Swishwood

「決戦兵器なんて厭よ、血みどろの総力戦が愉しめなくなるじゃない」そう云って彼女は笑う、とても朗らかに。僕はどうする事もできずにただその頸に手を掛ける。「それでいいの、いっておあげなさいな」霞のように彼女は消え、僕は降り立ち、そして地図から陸がすこしだけ、消えた #twnovel

2009-08-27 23:33:44
中村 安伸 @yasnakam

#twnovel 架空の姉が死んだので、棺に横たわる架空のからだに良いにおいのする油を丁寧にぬりこめてゆくと、抛げいれられた花々は萎れ、種子がこぼれ落ち、架空のからだのなかで発芽した。やがて花々は咲き、白薔薇や白百合や白菊でできた女の肉体を僕は架空の花嫁にした。

2009-08-28 10:51:25
ゆう @yukiririkiriri

#twnovel 秘かに好きだったあの人。最近ブログを書かなくなった。メールも電話も知らないあの人。ブログだけがあの人を知れる唯一の手段だったのに。「何してるのかな」私はtwitterでつぶやいた。ん? twitter? ひょっとして?! 今は、もっと近くに感じるよ。

2009-09-03 00:43:14
あさと @Asatoiro

#twnovel 「どうして写真機を使わないの」一眼レフを愛用する私と違って彼女はデジカメを使う。「レフではフィルムの上にそのままが写るでしょう。本当の自分なんて見たくないの。ボタンひとつで消えてしまうような、曖昧な存在でいたいの」そう微笑む彼女の白い腕を、私は慌てて掴まえた。

2009-09-05 01:29:15
縁井沢康太 @heriizawa

『聞いたことのないメーカーの全自動掃除ロボットを格安で買った。要らないゴミを判断し、切り刻んで捨ててくれる優れ物だ』「日記はここで途切れています」連続バラバラ殺人死体遺棄事件捜査本部に声が響く。 #twnovel

2009-09-07 08:46:57
ゆえ @sakuyue

ねえ、甘いというなら貴方をちょうだい? 蜜に濡れた貴方を感じさせて? どうせ儚く終わり散る命ならば、せめて貴方の手の中で。甘い露に惹かれたんじゃないの。貴方だからなの。どうせ届かない想いだろうけど、いいの。だって蛍の季節は短いものだから…… #twnovel

2009-09-08 20:54:09
のい@FOI土曜夜・楽 @neu1227

#twnovel 1999年に世界が終焉しなかったのは、世界滅亡を迎える直前に、宇宙時計が逆回転を始めたからです。うっかり者の誰かが時計の前に鏡を置き忘れ、時計は鏡に映った自分の姿に驚いて、正しい時を刻むべく慌てて針を左に回し始めました。だから今年は1989年なのです、本当は。

2009-09-14 01:38:54
oddmake(float) @oddmake

軌道連合からのDLはまた失敗していた。軌道の短い保護期間に不安を感じた地球の知財屋はコンテンツ検閲ゲートウェイを設置させた。でもそれは軌道のススんだモノを全て<censored>にしてしまう。情報に飢えた地球は停滞している。僕は自由な軌道に出る日を夢見ている。 #twnovel

2009-09-14 23:23:15
@krk_sui

君を失った途端得た心の平安は正に奇跡的なものだった。窓の外に迫る世界の終焉さえ静かに迎えられそうだ。横たわる君の、温もりの去った手。窓が割れ熱風が吹き込む。頬に当てた冷たい指の感触だけをリアルと信じながら、この部屋の中だけに存在した僕と君の世界は終わりを告げた。 #twnovel

2009-09-16 22:59:11
@uemtgraph

#twnovel 一歩も家から出た事の無い画家が居た。その独特な世界観は人々を魅了した。周囲の薦めから、彼は世界中を旅することになった。家の外は驚きの連続だった。彼は世界の美しさを伝えようと絵を描いた。絵を見た人々は、新作は凡庸だと失望し、彼の名声は地に落ちた。

2009-09-25 15:53:24
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